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2001年12月27日 (木)

練乳

abiys「練乳って日本のもんじゃないよね?


つーか、コンデンストミルクを訳すとどう考えても「濃乳」だと思うんだけど。誰が練乳なんて名前つけたんだろ?
とりあえず調べると「練乳(コンデンス-ミルク)は,牛乳を煮つめて濃縮したものの総称」だそうな。でもさ、牛乳なんて文明開化まで飲んでないよねぇ。牛から出る白い液体飲むか?ふつー。「生乳を加熱濃縮して砂糖を添加して缶詰にした保存乳があるが、これを「コンデンス・ミルク(練乳)」と呼んでいたが、最近はあまり見当たらない。」なんて記述も発見。保存食なの??

Lも「牛食ってないでしょ、そもそも。」って言ってる。確かに。でも、ふと気になった。米沢牛とか但馬和牛とかって結構伝統的な気がするんだけどなぁ。
と、Lが肉食の歴史を調べてくれた。「1872(明治5) ●長年の肉食禁忌を打破」だそうな。つーことはお箸の国では牛肉つうか食肉食いだして130年くらいしか経ってないのね。

さらに L 情報

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開港以前の慶応年間(1865〜1867)に、ある外国船が神戸で仕入れた牛を、横浜に運んだところ“横浜の肉よりはるかにうまい!”と評判になり、その後外国人が買い付けに来るようになりました。
その頃の日本では牛などを食肉とすることは、禁じられていましたが、明治4年には「新聞雑誌」で“日本人に覇気がないのは肉食しないからだ!” という外国人の説が採り上げられるようになりました。
そしてそんな風潮に明治5年、朝廷では“中古以来の禁を廃して肉食する” と決めたそうです。
これが神戸ビーフの由来です。
あの伊藤博文さん(初代兵庫県知事)も好んで牛肉を食べていたらしですよ!
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神戸生まれだがしらなんだ。そうなのか。
某ハム会社のサイトから L が引用したところによると

1872 5 明治天皇がはじめて牛肉を食べ、その後、牛なべが庶民のあいだに流行する。
長崎でハムがつくられる。
文部省が肉食と牛乳の飲用をすすめる。

つーことは、狂牛病でてんやわんやになるのは、農水省じゃなくって文部省じゃん!!



脱線が過ぎた。で、練乳。調べてみると

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牛乳の知識が日本へ渡来したのは6世紀のなかばで,仏教とともに乳を利用する文化が伝えられました。善那(ぜんな)という帰化人が,孝徳天皇(597〜654年)に牛乳を献上したところ,天皇はたいへん喜ばれ,善那に和薬使主(やまとくすしのおみ)という姓と,乳長上(ちちのおさのかみ)という職を授けたという記録があります。
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肉はダメだけど、牛乳は6世紀ごろから薬として飲んでいたらしい。貴族だけだけど。

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その頃作られていたのは酪(らく)・酥(そ)・醍醐(だいご)といったものです。酪とは、牛乳を煮詰めた練乳、コンデンスミルクのようなもので、酥はこれを更に固めて固形にしたもの、つまりバター、そして醍醐はバターとヨーグルトの中間のようなもの、という事が出来るでしょう。
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だって。確かに醍醐っちゅうのは、歴史小説で見た気がする。とすると練乳っつうのも日本に昔からあったもので、偶々、南蛮のコンデンストミルクと同じだったってことなのかなぁ。その割にはバターとかチーズに相当する日本語がないのが気になるけど。

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