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2002年4月 9日 (火)

異エルサレム

「いえるされむ」をWnn6で変換したらこうなった。ある意味今回のテーマに沿ってていいかも。
丁度、イスラエルのシャロン首相がアラファトさんの事務所を包囲してて、昨日、ベツレヘムの聖誕教会なるところを攻撃したそうな。で、L と話してたこと。「キリストの生まれたところを攻撃するってユダヤ教徒的には問題ないのかなぁ
昔、旧約聖書も新約聖書も読破したけど、つながってるようでつながっていないような話であった。で、調べてみるとイエスさんは敬虔なユダヤ教徒だったらしい。死ぬまで。彼自身が宗教を興したわけでもなさそう。要は、旧約聖書にある預言者エレミアが預言したメシア(救世主)だか神の子が、イエスだって信じる宗教がキリスト教だということ。キリストってギリシャ語で救世主のことだって。ホントかしら。
ってことは、ユダヤ教の路線上にキリスト教があったってことか。じゃぁ、ユダヤ教徒的には聖誕教会はむかーし一信徒が生まれた場所って以外のなんでもないのかなぁ?

と、ふと思った。イスラム教の聖地ってメッカとメディナ(だっけ?世界史でヒジュラ=聖遷とかって習った気がする。当時同級だった福田エイジロウって奴がエジラって呼ばれてたので覚えているのだ)があるじゃん。何で彼らはイエルサレムにこだわるんだろう??

ということで、イエルサレムの歴史。元をただせば「モリヤの岩」ってのが全ての始まりらしい。その岩の上でアブラハムが息子イサークを神に捧げようとしてみたり、ダビデ王が神を祭ってみたり、その息子ソロモン王が神殿を建てたりしたらしい。これが紀元前1026年。おお、すごくユダヤ教っぽい。
紀元前607年にネブカドネザル王のバビロン捕囚でブッ壊されるのだけど、その後ヘロデ王が再び神殿を作る。これが第二神殿。紀元前2桁くらいですな。
このヘロデ王は紀元4年まで生きた人で(ユダヤ人じゃないとか?)、例の東方の三博士から「何だかユダヤの王(後のイエスさん)が生まれたらしい」とか聞いて、そこら中の赤ん坊を殺したというひでー人。ちなみに息子は女(サロメ)に頼まれてヨハネの首を切って盆に置くようなひどい息子。血は争えぬ。まったく。
さて、ベツレヘムで生まれたイエスさんはイスカリオテのユダにはめられて、紀元30年にイエルサレムのゴルゴダの丘で亡くなるのですな。この丘は神殿の脇から歩いていける距離らしい。これでキリスト教の聖地。今は、聖墳墓教会つうのが建ってるんだそうな。
紀元70年にローマ軍により第二神殿も壊されてその後しばらくして、ユダヤ人は流浪の民となるのです。この時の城壁が少し残っていて、これが「嘆きの壁」なのだそうな

さて、イエルサレムはその後ペルシャ人が支配したり、キリスト教徒が取り返したり(4世紀)するんですが、7世紀にイスラム教徒に支配されるのですな。632年マホメッドはメディナで亡くなるんですが、何故か夢の中で天馬に乗って昇天する時に、イエルサレムのモリヤの岩を蹴飛ばして飛んでいったってことで、この岩の上に八角形のドーム(岩のドーム)を建設したらしい。うーん、こじつけっぽいよなぁ。つーか、岩には天使ガブリエルの手形もあるとか。ユダヤ・キリスト・イスラムでガブリエルさんは共通なの?でも、何はともあれ、これでイスラム教の聖地に。

これで三つの宗教の聖地が集結した。厳密には、神殿の岩(イスラム教)・その城壁(ユダヤ教)・ちょっと離れた丘(キリスト教)ってことかな。でも、ユダヤ教徒的には岩は自分達のものだと思ってるに違いない。それが全てのややこしいことの始まりなのかしら。

今朝方、自治区からイスラエル軍が撤退を始めたとニュースがあった。宗教と国家がくっつくと非常なパワーを生み出すのだけれど、平和がもたらされるかどうかは謎だなぁ。と思うのは信仰の薄い国で育ったからかしら?

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