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2004年5月 7日 (金)

牡丹

別にいまさら「牡丹と薔薇」に乗っかるわけではない。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは美人を形容した表現である。3つとも綺麗な花であるが、芍薬と牡丹は花だけ見ると見分けがつかないぐらい似ている。この2つは両方ともボタン科で、芍薬は草、牡丹は木である。芍薬は根元から上のほうにすっと何本も枝が出る感じ、牡丹は枝が横に広がっていく感じであるので、立てば芍薬、座れば牡丹なのかと。

島根には汽水湖(淡水と海水が混じった湖)が宍道湖(実際舐めてみたらすっごく薄い塩味だった)・中海の2つあって、そのうち中海に浮かんでいる大根島というところにフラフラ寄ってみたのですよ。ここは牡丹の名所として知られているところらしく、路地の畑には様々な牡丹が咲いていて、牡丹園と呼ばれるところにはいろいろな品種の牡丹が並んでいたのです。上にも書いたように牡丹は木なので、実は品種改良は結構大変(種から育てて花を咲かせて交配して種を取って…)なのだけど、40年ほど前に芍薬(草)に牡丹の芽を継ぐ技が開発されてから一気に品種改良と大量生産が進んだんだそうな。
ちなみに牡丹は漢方薬で、根っ子の芯を抜いて浄血、鎮静、鎮痛薬に使うとか。血の巡りを良くするって書いてあったり、止血に使うって書いてあったりするぞ。どっちじゃ??ま、いいや、で、品種改良とかで作られた牡丹は上に書いたように芍薬に継いで作ってある場合があるので、その場合は根の皮を採っても薬にはならないよーってことらしい。

写真は「黄冠」という名前で植わってた大輪の牡丹。従来、黄色い品種は首が弱いために大輪をつけられなかったのを品種改良して出来た夢の牡丹らしい。栽培者のおっちゃんの満面の笑みの写真が横に飾ってあった。

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