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2004年11月16日 (火)

チェ・ゲバラ伝

ゲバラという名前は小さいときから知っていた。親父は読書家というわけではないものの、何冊か本を持っていて、その本棚に「ゲバラ日記」という本があったから。でも、聊斎志異や吉川英治文庫は読んでもゲバラ日記を読むことは無かった。
ゲバラというのがチェ・ゲバラという人の名前だと知ったのは社会人になってからかもしれない。地名かなんかおどろおどろしいもののことだと思ってた。

数ヶ月前にふとしたことで、自分がゲバラがキューバ革命を成し遂げたのと同じ年齢にあることを知ったので、興味を持ち、Amazonで「チェ・ゲバラ伝」を購入してみた。とマクラをかいたものの、実際は塩野七生のローマ人の物語だけでは1500円に達さなくて、何かないかなーと探してたときに見つけたのが真実(興味があったのはホント)

あたしゃ高校のとき、大学を理系で受験するために好きだった世界史を切って倫理/政経を取ったので(そのくせ、この年のセンター試験の社会は倫政が激難しく、世界史の方が平均点が高かった)、現代史をほとんど知らない。キューバ革命と聞いても「カストロ」「社会主義?」「フルシチョフ」「ケネディ」「葉巻」「モヒート」「Guajiras(グアヒーラ)」ぐらいの連想ゲームしか出来ない。それもほとんど革命と関係ないキューバの連想だし。

で、読んでみての感想。キューバ革命達成までは中々面白い。当時の南米の状況などの背景とゲリラ戦についての記述は、多少バイアスはかかってそうだけれども、それなりに状況を理解ことができる。でもなんだか、革命後が間延びするのよね。まぁ、何で未だにクーデターだらけの国が南米を中心に世界中にあるのか、といったことの理解の助けにはなったと思う。後、恥ずかしながらコンゴと名のつく国が2つあることを初めて知った(地理選択でもないので)
今はキューバ革命当時ほど資本主義vs社会(共産)主義といった構図はないにしろ、どっちも行きすぎは良くないってことだな。当たり前だけど。
実は多くの争いは思想がコアにあるのではなくて、「今までヒドイ目にあわされてきた => だから反対の思想の国を建てよう」みたいな表層的なところにあるんじゃないかなぁと思ってみたり(少なくとも下っ端として戦ってる人たちは)。

もう一つ思ったのは、「何故大戦後の日本に民族主義運動なり反米運動(激しい奴ね)が起こらなかったか」ということ。無いに越したことはないんだろうけど、今やヨーロッパの先進国でも動きがあったりするもんね。この辺りはまたの機会に考えるとしよう。

しかしボーっとしてると31か。世界を動かさずとも何かやっとかにゃならんような、これでいいような。これでいいんだな。きっと。

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