« びっぐぶるー | トップページ | 老いて益々… »

2004年12月 8日 (水)

塞翁が馬

久しぶりに聞いたのだが、世間的には Tomorrow is another day. 的に捉えられている気がして。ちゃんと調べてみよう

塞上に近きの人、術を善くする者あり。馬故無くして亡げて胡に入る。人皆之を弔す。其の父曰く、此れ何遽福いと為らざらんやと。居ること數月、其の馬、胡の駿馬を將いて帰る。人皆之を賀す。其の父曰く、此れ何遽禍いと為らざらんやと。家良馬に富む。其の子騎を好み、堕ちて其の髀を折る。人皆之を弔す。其の父曰く、此れ何遽福いと為らざらんやと。居ること一年、胡人大いに塞に入る。丁壮なる者は弦を引きて戦う。塞に近きの人、死する者十に九。此れ獨り跛の故を以て、父子相保つ。故に福いの禍いと為り、禍いの福いと為る、化極むべからず、深きこと測るべからざるなり。(淮南子 - 人間訓)

つーことで、幸福が禍(わざわい)を招いたり、逆に禍が幸福を招いたり、世間の運命なんてのはわからんものだよ、というのが教訓だと思うのだが。明日は明日の風ってのもちょっとニュアンス的に違う。それに、悪いことがあったらきっと良い事があるよ(もしくは逆)、ってのもちょいと違うんだな。なんせ、予想できねーっと諦めるのがこの故事の教訓かと思われ。

ま、裏を返せば何事も予想できないのだから、帰る頃には居なくなってる府中競馬場の予想屋とか、自信たっぷりに人の人生全否定してがっぽり稼いでるおばちゃんとか、虚空を見つめながら誘導尋問して霊視した振りするインチキオヤジとかが商売できるってことなんだな。

|

« びっぐぶるー | トップページ | 老いて益々… »

智慧袋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/37748816

この記事へのトラックバック一覧です: 塞翁が馬:

« びっぐぶるー | トップページ | 老いて益々… »