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2005年5月 6日 (金)

護摩

連休後半は上京してきた親のアテンドだったのだが。

俺様と同じく池波正太郎ファンの親父が冨岡八幡に行きたいというので門前仲町へ。ついでに隣の深川不動によってみたところ、本堂にお坊さんがずらっと並んで念仏を唱えているので、後ろからのぞいてみた。これが所謂「護摩」というものだったらしいのだけど、仏教儀式をちゃんと見たのは初めてだなぁと思いながら少し感動して見てました。いやね、和太鼓3つ、鈴、ほら貝などを伴奏に10人ほどのお坊さんが念仏を唱える中々のショーでしたよ。それもリズムが妙に洋風で、ちょっとしたパーカッションのような感じ。至近距離で和太鼓叩くもんだから履いてるデニムパンツにビリビリくる感じだし。以前、目黒不動に行ったときに妙にBureriasの12拍子が流れてきてヒターノなら踊りそうだと思ったことがあったのだけど、これだったのか。他にも孔雀王(梵語入ってるしね)とか平家物語とかアフラ=マツダとかいろんなものを連想しながら楽しくて仕方ないのでした。
真ん中の一番偉そうな袈裟をかけたお坊さんは真ん中で火を起こして煤がキラキラと舞い上がるし、これを密室で何時間もやられたらトランス状態になるかも。いやーイベントとして金取ってもいいと思いましたよ。

面白かったのが、信者が購入したと思われる札をその火であぶった後、後ろに並んでいた信者(?)のおばちゃんたちが次々に財布やカバンをお坊さんに渡してあぶってもらってたこと。LVのとか真っ白なカバンとかもあって、「あれじゃー煤がつくんでねーの」と思ったけど、またそれがいいところなのか?

おそらく外国の人々からすれば、「日本人=ぶでぃすと」なんだろうけど、日本人で仏教の宗教儀式をちゃんと見たり参加した人って少ないんじゃないかねぇ。オイラは子供の頃お盆に叔父さんちに行くと、お坊さんが来て念仏唱えて寿司食って帰っていったのぐらいしか覚えてないし。あれはいい商売だと子供心に思った。そのくせ、SevillaやRomaでは無駄にミサを見てたり。

さて、ちょっと長くなるけど調べて見ると、深川不動は真言宗智山派のお寺らしい。真言宗はご存知弘法大師が中国から持ち帰った仏教の一派だけれども、この中にもいくつも宗派があるらしく、その一つ。総本山は京都の智積院、大本山は成田山・川崎大師・高尾山らしい。高尾山って烏天狗だった気がするのだけど、また別なのかなぁ。
で、成田山のご本尊を分けて(というか元々は御旅所だったそうだが)江戸に持ってきたのが深川の不動尊と。初代市川団十郎の父親が成田の出身だったこともあって、代々成田山と関係が深かったために、江戸庶民の間で成田詣でがブームになり、その関係で持ってきたとか、綱吉の母親が成田は遠いから江戸に持ってきてくれと言ったから持ってきたとか、諸説あるような。
総本山に関しては調べると根来衆と豊臣秀吉、徳川家康とも関係があってちょいと面白いのだけど、その辺りは智山派のページにお任せ。

ちなみに目黒不動は天台宗なので、これは同じ密教でもまた別。成田山も川崎大師も有名だけど行ったこと無いな。高野山と比叡山、高尾山は行ったことあるけど。また大本山めぐりしてみるか。

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