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2005年9月20日 (火)

袋田

18日日曜日。7時前に家を出る。目指すは上野駅。山手線に揺られていくと、秋葉を通るときに開店したてのヨドバシカメラを発見。なるほど、新宿高島屋のようなデカさだ。ま、おいらは有楽町ビックで済ませてしまうだろうから足を運ぶこともあるまい。

で、上野へ。上野発でどこかへいったことなんてないんだけど。いや、一度あるな。高校の修学旅行で東北へ行ったとき。当時は東北新幹線が上野発だったので、東京からE電で上野まで行って、地獄の底にあるんじゃないかというぐらいもぐった新幹線ホームから出発したんだった。ま、とりあえず今回は16番線だかの特急ホームへ。目指すは8時発のスーパーひたち。特急ひたちにはスーパーとフレッシュがあって何なんだろうと思ったら、なんとこのスーパーひたち、仙台行きなんですな。常陸とかいいつつ、その辺がスーパーらしい。桃鉄で東京から仙台目指すときに一番太平洋側を行くルートですよ。
で、乗ってみると結構自由席が埋まってる。何とか空席を探し、座って周りを見ると圧倒的にジジババ多し。それも半端なくて、平均年齢50超だな。60近いかも。皆さん、どういうバックグラウンドなんだろうとお節介な事を考えながらコンビニおにぎりを食って寝る。

4駅ほどの停車で水戸着。所要時間は1時間強。ここで乗り換え時間4分で水郡線に乗り換え。水戸から郡山に行くので水郡線なのだけど、「すいごうせん」かと思いきや「すいぐんせん」らしい。なんだか、水戸から群馬に行きそうな感じ。
で、この水郡線、キハ110系2両の単線なんですよ。ドアの開閉は乗客のセルフサービス。無人駅多発。行く前に「Suica使えるんかなー」などと利用可能エリアを調べたら、水戸はOKだけど水郡線は無理と。まぁ、これじゃ無理か。駅もほとんどが屋根のないプラットホームですからー。
久しぶりにディーゼルエンジンの力強いうなり声と、電子音ではなく、排気を回して鳴らしてますっぽい「ピィー!!」というヒステリックな汽笛を聞きながら久慈川に沿って北上するのでした。それにしても真っ直ぐな単線の奥の信号が陽炎で揺らめいているのを見たときのちょっとした興奮ってなんなんだろう。思わずガキの頃のように運転席の後ろにかぶりつこうかと思いましたよ。で、水戸を出て1時間強。10時半過ぎに袋田に降りました。さすがに観光客っぽい人が多い。

んで、デジカメの電池を忘れたっつーか切れてたので、購おうと思ったのだけど、それらしき店がない。コンビニなんてありえねー、って雰囲気を醸し出してるし。つらつら歩くと、「友釣り専用地域」の看板。そして釣具屋。だめもとで入ると、気のよさそうなメガネのおっちゃんがレジの後ろの畳でごろっと横になってたので、「すみません」と声を掛けると起きて来て、電池を扱ってるかと聞くとわざわざ取りに出てきてくれた。単3を2パック購入して挨拶して店を出る。何ともいえない温かさと懐かしさ。この懐かしさって何なんでしょう。

30分ほど清流に沿って登ると、やたらと人が増え、駐車場などが現れる。ここが滝本。11時半ぐらいだったので、店が混む前にと適当な店で腹ごしらえ。アユの塩焼きとこんにゃく(しょうが醤油)、山菜の唐辛子和えとご飯と味噌汁の定食。太子町地ビールの生を頼んで食す。単純に美味い。ついでに柚子味噌団子をお土産にしてもらってさらに奥へ。徐々に轟々という音が大きくなり、良く揺れる吊り橋を渡ると滝登場。日本産大幕府、ちげ、日本三大瀑布の一つ、袋田の滝でございます。

袋田の滝は西行法師が秋に訪れて感動し、「この滝の趣は全ての四季に訪れないと理解しきれない」と言ったとかで「四度の滝」とも言われるそうな。単純に4段あるからという説もあるそうだけど、オイラには3段しか見えなかった。もっと上にもう一つ離れて滝があったけど。
感想としては確かにでかいけど、観瀑台なる見るところが設けてあってあまり近づけなかったのが残念。前に抱き返り渓谷で観た滝は袋田ほどでかくなかったけど、マイナスイオンどころか水しぶきが直接かかるところで見れたのでド迫力だったんだよねー。

で、この後、武田耕雲斎が水戸藩と戦った(その後西上する)月居山へ向かったのだが、なめてかかったらすげー石段で後悔。それも伏見稲荷みたいに整備されていないので、最後の方は膝が笑って、カメラを構えても手ぶれじゃなく足ぶれする状態。何とか切り抜けて駅のほうへ向かったはずが、どこかで路を間違えたらしく滝本へ戻ってしまった。
んーと、オイラの予定では13:55袋田発なんだけど…時計を見ると13:40.15分で駅には…もどれねーよ。バスの時刻表を見ても1日5本ほどのバスが丁度来るわけもなく、タクシーもいないし(後で分かったんだけど駅前にタクシーは2台だけあった)。で、諦めて携帯で次の水戸行きを調べると、15:42発??? え、昼の日中に1時間半以上間隔あくですか? それでも行楽シーズンだし臨時列車あるかもと駅に向かうも無駄。無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ。
駅舎で待つのも飽きたので、外にでてバス停の日陰になったところの少し盛り上がったアスファルトに腰掛けてボーっと山を見たり、柚子味噌団子を食ったり、アスファルトの上の蟻を眺めながら時間をつぶす。何だか地面に座って秋風に吹かれて蝉の声を聞くのって、小学校の頃に皆で虫取りにいったり、弟とキャッチボールをしたときの空気を呼び戻してくれる感じ。

で、やっとのことで来た電車。行きは2両編成だったのに3両編成であった。乗り込んで爆睡。水戸に17時過ぎについて、貧乏性なオイラは途中下車し、バスで偕楽園へ。日本三公園の一つですからこの機会にでも行かないと。次に水戸に来るのがいつかなんてわからんし。着いてみると、萩祭りやらで、本当は18時閉園なのだけど、今日は20時過ぎまで開いてるっぽい。さすがに大きく、手入れの行き届いた庭園でしたよ。入場無料だし、こういうのが近所にあれば散歩に良いのに。

で、ぐるぐる回ってると秋の日は釣瓶落とし、真っ暗になってきたので駅に帰ろうとバス停に行くと、バスは17時台で終わりらしい。ありえねぇ・・・。歩いても30分ぐらいだと思うんだけど、月居山でダメージを受けた膝ではつらく、1000円弱払ってタクシーで戻った。タクシーの中から大きくて真ん丸な中秋の名月を見る。上り始めなので、少し赤っぽいのは人間どもが出す塵埃のせいであろう。赤い月、るなろっさ。赤い月を見てノーマン王子との約束を思い出すのは俺様ぐらいか(理解できる人少なし)
帰りはフレッシュひたち。ホームで待ってると、水郡線が出発するところだった。4両編成。見る度に編成が変わるぞ。水戸で遊んだ人たちを連れて帰るのであろう。

21時帰宅。東京で見る月はだいぶ高くなって小さくなって見えた。
シャワー浴びてビール飲んで寝る。充実の一日であった。来るかと思われた筋肉痛は2日たっても大して来ず。痙攣はしても筋繊維は大して断裂していなかったのか、はたまた明日来るのか?

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