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2006年1月 1日 (日)

2006

休みなんてあってないようなもの、そんな状況が続いて丁度6年がたった。

思えば1999年の年末を境にカタギの道を踏み外して6年が経つ。昔一緒に頑張った奴が困ってるというだけの、ある意味下らない男気でサラリーマンを辞めて会社の経営に飛び込み、全く経験の無いバックオフィス業務を兼任するという無謀を犯してしまった。部下という言葉は好きでは無いけど、部下には慕われたものの、結果としてオーナー社長の我侭(?)を自分の中で消化できずに袂を分かつ羽目に。彼の後ろには諸事情により急に10億とも20億とも言われるCashが出来たので、変なYesManのオッサンが寄って来ていたのが不快だったし、一つの事業を一緒に成し遂げようというよりは、複数の会社に張って、どれか当たればラッキー、ダメなら潰せばいいよといった感覚に同化できなかった。あの頃、「へいへい」といってニッコリ彼の隣で笑っていられるようなある意味「大人」なら(生活とか資産とか考えれば)良かったかも知れないのだが、まぁ、これが俺様の人生なんであろう。サラリーマン辞めた時点で無理な話なのかも。

思えばオイラにとっては学生時代と社会人の境がほとんどないんだな。学生時代からベンチャーに関わったというのもあるけど、学生時代に興味を持ったSunOS/Solaris/Linux とかJava/Netscape/Apache/Oracleとか、そのまま活かせる仕事に携わったのが大きいのかもしれない。というか、たまたま時代というかマーケットがそっちに転がってくれたのがついていたという考え方も出来るかも。誰が企業が真面目に高い金払ってHomePage作ると思っただろう?クレジットカード番号をインターネットに流す仕組みなんて流行らないって皆言ってなかったか?Javaは学生のオモチャで、ビジネス用途に使うなんて考えられなかったんじゃない?
そんな学生時代に無償で夜までUnix管理者の勉強したり、JavaのDocumentやSourceを読み漁ったりしていた活力の根源が不思議なぐらいだ。あの時代の俺様に感謝。そして、オイラに丁寧に教えてくれた研究室の先輩や助手、学内の管理者Mtgの先輩方、何故かオイラに興味を持ってくれた用賀の会社のOさん、よき強敵(とも)に感謝。

この6年間、何で生きてこれたのかが不思議なぐらいだし、まだ6年かよ、という気持ちでもある。オイラの中では、会社や上司のやり方や評価に不満を持ちながらも収入がある程度安定するのがサラリーマン(使用人)、自分の好きな通りに出来るが端から端まで自己責任なのが経営者でありフリーランスだ。別にサラリーマンが無責任ではないし、どちらが優れているわけではないけど、経営やフリーはちょっとしたノリで踏み込むには厳しい世界だと思う。若いうちに独立して、結局採用面接を受けに行った人も多いし、実際に面接をしたことも多い。
オイラのこれまでの6年間も綱渡りであった。それでも生き残ってるのはJavaだのECだの決済だのケータイだのとその時々の先端を渡り歩いたのが、ちょうどいい感じにオイラの価値を相対的に高めてくれたのか。先端を行くのはリスキー(先端だと思ってたところが脇道だったり)だが、先行者がいないというのは短時間で自分の価値を大きく見せることが出来るということである。

そろそろケータイも着いていけないかなぁ、市場としても美味しくないかなぁと思い始めている。丁度、HTML作成会社が乱立して、Web製作会社の単価が下がったように。それに多機能になりすぎた上に、PCサイトビューワと称してOperaなどが搭載され始めた。コンテンツ供給側の負担は増える一方である。次世代ゲーム機が出るたびにゲーム製作会社が潰れたり統合されたりするのと同じ感覚。現3キャリアに加えて新たなキャリアが登場しようものならどうなることやら。もちろん公式サイト構築や運用のKnowHowはあれど、大手CPでも公式サイトに限れば収益性は下がってきているみたいだし。

2006年は少し新しい分野に踏み込んでみるつもり。とはいえ、先端技術からは少し離れようかと思っている。もちろん新しい技術はどんどん出てくるだろうが、今何かと騒がれるWeb2.0とか言っても、正直オイラにはHTTPの抜け道探しとかBrowser依存のコスッカライTechnologyにしか見えないので、造り手として興味がないのである。もちろん、使う分には便利なのでいいんだけどね。もう少し口先と脳みそだけで指を動かさないで稼ぎたい(笑)。決して逃げではなく。久しぶりに新しいものを作るために夜も休日も費やしてもいいぐらいのテンションに持って行きたい。
幸いなことに、色々と声を掛けてくださる方がまだいるので、そういう人にValueをアピールできる間に次の綱に渡っていかないといけないなぁと。

ということで、今年も頑張りますよ。新しいことがあれば頑張れるってもんよ。多分。
またよろしくお願いします。お会いできる方はまた楽しく飲んで遊んでしませう。

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