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2006年4月14日 (金)

R.I.P.

15時過ぎぐらいだったか、携帯が鳴った。仕事用ではなく個人用である。

先日、行きつけを無くした話を書いたのだけど、そこの元従業員から。


「マスター亡くなってたんです」


今週月曜に前に店の消息を教えてくれた人から、また大将が急に入院したと聞いたので、心配しつつ、土曜日お見舞いに行く予定だった。

実は月曜にそのニュースを聞いたときには既に、とのこと。

結局、半年ほど前に咳き込みながらも話をしたのが最後になった。何を話してたかなんて覚えてないけど。

訃報を聞いたときは泣くとか悲しいとかいう感じはなくて、不思議と虚無な感覚に襲われる。以前、一緒に仕事をしていた兄貴分のような人が交通事故で亡くなった時も同じような感覚だった。

8年だか9年だか、毎月顔をあわせてた人。

電話の後、すぐに打ち合わせだなんだと現実に引き戻されたのだけど、帰宅して独りでいると段々目の周りに普段無い疲労を感じるようなしびれるような変な感覚が。どっと疲れが出てくる。こういうとき独り暮らしは気が紛れなくってよくないなぁ。出るのはため息ばかり。


実は、大将は前回の入院の時に見舞いに行った元従業員にオイラの携帯番号を渡して、店を閉める旨伝えるように言っていたらしいのだけど、他にも色々連絡しなければならなくて、その子が忘れてたらしい。
別にその子を責める気なぞ起こる訳もなく、何だかそんな話を聞くと、大将一流の接客の礼儀が思い出されて少し悲しくなった。店でどんなに偉そうに話をしていても、店を出るときに膝に手を置いて「ありがとうございました」と頭を下げる作務衣姿の大将の姿が思い出される。

余り悲しんでても、大将も喜ぶまいと思うものの…

とりあえずご冥福を祈るばかり。

ありがとうございました。

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