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2006年10月24日 (火)

CGMの限界(?)

こちらのサイトを見て至極納得と共に、以前からオイラが言っていたことをある程度確信する。

記事中にもあるのだけど、ライブドアグルメ(旧東京グルメ)の新宿エリアのトップページがこちら。ソートの仕方とか色々要因はあれど、ぱっと見てこれって「グルメ」サイトなの?と思う。
「グルメ雑誌」と聞いて一般の人はどういうものを思い浮かべるだろう?舌の肥えた料理記者が美味しいという店が載っているのではないだろうか。そこは知名度で言えば決して有名じゃないかもしれないし、癖があるから一般受けはしない店が入っているかもしれない。

オイラはそもそも店を探すのにぐるなびに代表されるグルメサイト(?)を利用しないので(集合場所のポインタとして使うことはあるけど)、東京グルメの時代がどの程度信頼性があったのかは知らないのだけど、CGMの枕詞である「皆の意見は案外正しい」の「案外」の部分の限界は"この辺り"なんだなぁ、と。

ニュースやWikipediaにあるような事柄の説明について言えば、「案外」のレベルは結構高いのだと思う。「★3つ」のようなランク付けもある程度信憑性があるかも。ただ、嗜好や深いバックグラウンドを持つもの、色々なものとの比較、というところでは、素人の落書きでしかないのだ。中には玄人裸足の書き込みもあるが均してしまえば落書きである。でもって、「僕も」「私も」知っていて書き込める有名ラーメン店がコメント上位に来てしまって、もしかしたらあるかもしれない秀逸な店に対する秀逸な書き込みが埋もれてしまう。


今もあると思うけど、昔は皆でネット上で情報交換をするのはNNTPであった。恐らく今ブログを書いたり、毎朝mixiをチェックしている人の多くが知らないのではないか。
NNTPには接触できる人間も限られていたし、お互いネチケットのお作法があったので、さほど荒れることもなく、色々な「正しい」知識が行きかっていた。

今、国内のネット上で一番激しく情報交換しているのは2chといって間違いないだろう。その他、mixi等もあるけど、情報の質は確実に落ちている。2chに至っては信憑性を求めるのが野暮(ちゃんとした板もあるけどね)だし、mixiも「へぇ」と唸るような情報をコミュニティから探すのは難しい(商品とか番組とかの新着情報の価値はあるけど)。
これも「インターネット」に大衆が触れるようになった結果なのだな、と。

現在、がっつり紙の世界のプロのライターさんが入ってくださっているサイト構築に携わっている。オイラは技術側面からだけど、AjaxもなければFilteringもない。会員登録も今のところ考えていないからCGMにはなりえない。あらゆる Web2.0 を廃したベタな Web1.0 サイトは案外商売になるのではないだろうか?そう思っての投資(資本じゃなく体と時間)を行って身をもって実験中なのであります。

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