« 鉄塔のある風景 | トップページ | バッカス »

2006年10月11日 (水)

スルー力

近頃ごく一部で話題のスルー力。
最初見たときはSuicaの亜種か何かかと思ったがスルーする力(ちから)のことで「するーりょく」と読むようだ。

何かというのはこの辺にあって、ネタというか釣りだったというのがこの辺にあるのだけど、話題としては面白い。

オイラも化学系の親父と超ロジカルな母親に育てられた影響か、典型的な理系であるが、そういう理系付き合いをしていても、細かいことに都度引っかかる友人知人は身の回りにいる。こういう能力(?)はデバッグとかテスト設計とかには非常に重要なのだろうと思うのだけど、オイラは昔からその辺りが欠落していた。これを心無い周囲の人は「B型だから」とか血液中の分子の枝構造の違いに帰結しようとするのだけど、何せ細かいパターンを全部洗い出してチェックするとかいうことに向いていないのは確かだ。まじで一回某米国製商品の日本語テストをやって大問題を見逃しそうになったことがある。冷や汗1リットルぐらいかいたね。

オイラはここ数年独りで飲むことが多かったのだけど、そうやって飲んでいると、自然と男女のカポーが目に入ることも多い。何だか上手く話が進んでいそうにないカポーで男に責任がありそうなのは大きく2パターン。
一つは男がやたらと話している場合。それも、時事問題とか歴史とかそんなのを一方的に話して聞かせている。女性はうんざりといった感じで適当に相槌を打っている、そんな感じ。

もう一つのパターンがやたらと男がひっかかっているパターン。女性は特に意識するでも無く、会社でのことや、友人の彼氏のこととかを話しているのに、細かいところに男が引っかかって掘り下げようとする。問題点を探し出して解決してやろうとでもいうのか。女性の方はペースを乱されてご機嫌傾斜中である。
これがスルー力の足りない状態かと。

スルー力は別に大事なことを考えない力では無くて、どうでもいいことを見逃す力なのだと思われ。これを上手く獲得できないと「あの人と話すと話が前に進まない」「揚げ足ばっかり取っている」と思われて社会不適合の烙印を押されてしまうのであろう。
「ITエンジニアにはスルー力が足りません」というのがITに限るのかどうか分からないけど、同じ分野に身を置く者として否定も出来ないのが悲しいところ。そして悪い人間でもないのに、女性に煙たがられてそうなのも否定できないところ。

もちろん、どうでもいいことを拾って追求することで発明や発見に到ったという逸話も多いわけだけど…

|

« 鉄塔のある風景 | トップページ | バッカス »

戯言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/37749362

この記事へのトラックバック一覧です: スルー力:

« 鉄塔のある風景 | トップページ | バッカス »