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2007年5月 2日 (水)

物集女

仁徳天皇陵など、世界遺産申請へ

先日、筍を食った。昔は裏に竹林のある叔母の家から親父が筍を持って帰ってきて、皮を剥いたものである。剥くのはそこそこ楽しかったが、味は好きではなかった。別に嫌いじゃなかったけど。おこちゃまには訴えかけない味よね。

筍を食って「春だなぁ」と思えるようになったのも年輪のなせる業か。

で、美味い美味いと食っていると、大将が「これ、物を集める女と書いてモズメってところの筍なんですよ」と言う。

調べてみるとなるほど京都府向日市物集女町という地名がある。由来は何かと思ったのだけど「大阪の百舌鳥からやってきた人たちが住んだ場所」ということのようで、当て字らしい。なんで「女」なのかは気になるところだけど情報無し。

確かに大阪には百舌鳥という地名があった。「なかもず」駅とか。小学生の頃大阪を行き来してたときに「おもろい駅名やなぁ」と思っていたものである。こちらの由来は日本書紀とのこと。

『仁徳紀』六十七年十月丁酉
 丁酉始築陵。是日。有鹿忽起野中。走之入 民之中而仆死。時異其忽死。以探其痍。即百舌鳥自耳出之飛去。因視耳中悉咋割剥。故號其處。曰百舌鳥耳原者。其是之縁也。

なんのこっちゃ分からんが、「仁徳天皇陵を作ってたら鹿が人々の中に走ってきて倒れて死んだ。変だなと思って調べたら鹿の耳から百舌が飛び出てきて、耳の中が切り裂かれていてこれが鹿の死因だと分かった。このためこの場所を百舌鳥耳原という」らしい。何かメチャクチャな話だなぁ。

今じゃ仁徳天皇陵が仁徳天皇の墓かどうかが怪しくなってきているそうなのだけど、何せあの場所は百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)というそうな。

ちなみに物集だけで「もずめ」と言う姓もあるような。

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