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2007年7月27日 (金)

マニアックニュース

今週見たもの
[SCO 19-22 FRA ('95 World Cup)]
Hastings 兄弟最後のScotland。Even ball への働きかけが早い早い。大きくて強いFranceをスピードで圧倒する様は今のジャパンの目指す姿のようだ。けど、これは正確なキック、判断の出来る Gabin がいるからなんだよな。
試合は最後の最後に N'tamack がトライでまさかの大逆転。この人凄い。走るコースがえぐい

[AUS 12-26 NZ (Tri Nations)]
試合開始は激しい雨の中。選手の息も白くて寒そうだ。
それを感じさせない両チームの気迫と集中力。お互い PG のみで点を取り合って後半15分ぐらいに、交代して入った SH Leonard のインターセプトから一気に攻め込んで Woodcock がゴリゴリトライ。
注目の Latham は後半早々に投入。足とかこのレベルでプレーできるのかとか、色々心配だったのだけど、心配ご無用といった感じ。Gregan, Larkham と並んで落ち着きとプレーの質が素晴らしい。てか、近頃 Larkham のキックの精度が難アリかなぁとおもってたんだけど、この人のタッチキックがあれば大丈夫だ。
AUS は HO Moore, FL Smith そして何より CTB Mortlock が良い。NZ は要所で Doug Howlett が光る。
両チームとも80分ギリギリまで質の高さと気合を保ったのだけど、結果としては Woodcock のトライが効いて NZ の勝ち。

[SA 19-15 FRA ('95 World Cup)]
アパルトヘイト政策が撤廃されて国際舞台に復帰した南アでの準決勝。大雨で90分開始を遅らせたとかいうものの、それでも大粒の雨。グラウンドに水溜りが出来てひどい状態。
Franceも最後まで食い下がったんだけど、ある意味国際的な興味が集中したこともあって、主審が南ア寄り。Franceの選手はかなりイラついているようだった。
この頃は黒人選手が1人入っているということで話題になっていたようだ。未だに Springboks は白人と黒人を半々にしろ、という指導が入っているという話。実際には元々ラグビーをやっていたのは白人が多いので、どうしても強い代表チームを作ろうとすると白人が多くなってしまう、という話もあるようだけど、こういう指導が入るようなうちは、まだまだ人々の意識の中からは消え去っていないということかもしれない。

  • 日本代表 Squad が発表に。とはいえ、30人枠に対して36人選出なので、8月10日のアジアン・バーバリアンズ戦後に正式発表ということらしい。JK曰く「アレジは難しいとは思うが…」ということなんだけど、ハーフ陣が弱すぎるよぉ。結局SOには廣瀬(東芝)は入らなかった。むぅ。Tony Brown が欲しいなぁ。
    オトはCTBで使うかもと。とすると CTB はオトと大畑?ライン4人ともWTBということに。日本のCTB不足は深刻で御座います。
  • All Blacks も World Cup Squad を発表。怪我からの復帰で Sione Lauaki が入った。Andrew Ellis は電話がかかって来た時、てっきり自分のことじゃないと思ったらしい。
    逆に外されて現地でも話題なのは Weepu と Flavell の落選だそうな。2人は先週末の試合の後(?)の夜中まで飲んでて罰金(といっても$500)を課されたとかなんとか(何か英語読み違えてるかも)
    今のところ29人だけど、残る1人は PR Greg Somerville の枠で、回復具合を見て8月14日までに加える予定。
    New Zealand World Cup squad: Dan Carter, Jerry Collins, Andrew Ellis, Nick Evans, Carl Hayman, Andrew Hore, Doug Howlett, Chris Jack, Byron Kelleher, Sione Lauaki, Brendon Leonard, Luke McAlister, Richie McCaw, Leon MacDonald, Chris Masoe, Aaron Mauger, Keven Mealamu, Mila Muliaina, Anton Oliver, Keith Robinson, Josevata Rokocoko, Sitiveni Sivivatu, Conrad Smith, Rodney So’oialo, Reuben Thorne, Neemia Tialata, Isaia Toeava, Ali Williams, Tony Woodcock.
  • NZ 代表にも入っている Nick Evans は来季のAuckland Blues との契約を完了
  • McAlister は Sale と契約しようとしていると本人が発言。2年契約で3年目についてはMcAlister側がオプションを持つ形。2011年 World Cup のために少なくとも1年はNZに戻って代表争いをするつもりとのこと。
  • 本人に代表入りの気は無かったものの、JKがNZ協会に資格を確認し、本人を口説き落として代表入りしていたグレン・マーシュ。念のためIRBに確認した方がいいんじゃないか?ということで確認したところダメとのお返事。日本代表は大きな戦力ダウンである。相手が一番嫌がるプレイヤーだったのに。
    JKは「無駄だと思うが抗議する」とのこと。代表Squadには同じNECの浅野が上がるのでは。同時にJKは「IRBは(日本のようなラグビーの)発展途上の国をサポートするといいながら、こんな決定(マーシュの代表資格NG)をした」とお怒りのようだが、それはちょっと筋違いだと思うぞ
  • 南アもSquadを発表。non-white の選手が6人しかいないということで批判されているようだが、White HC は飽くまで「最強のSquad」を組んだんだと。Pretorius と Skinstad が怪我の回復から間に合うかどうか、と言われているそうな。
    South Africa World Cup squad:
    Backs
    P Montgomery (Sharks), F Steyn (Sharks), B Habana (Bulls), A Ndungane (Bulls), JP Pietersen (Sharks), A Willemse (Lions), J Fourie (Lions), J de Villiers (Stormers), W Olivier (Bulls), B James (Sharks), A Pretorius (Lions), F du Preez (Bulls), R Januarie (Lions), R Pienaar (Sharks)
    Forwards
    P Spies (Bulls), J Smith (Cheetahs), S Burger (Stormers), B Skinstad (Sharks), W van Heerden (Bulls), D Rossouw (Bulls), V Matfield (Bulls), B Botha (Bulls), J Muller (Sharks), A van den Berg (Sharks), J Smit (Sharks), G Botha (Bulls), O du Randt (Cheetahs), G Steenkamp (Bulls), BJ Botha (Sharks), CJ van der Linde (Cheetahs)
  • Wallabies も Squad 発表。一番の surprise は21歳のSO Barnes か。Rodney Blake は間に合わなかったのかなぁ。協会からの要請で Super14 中に手術をしたと聞いていたので、代表入り前提だと思ってたんだけど。代わりに(?) PR Holmes がRedsから選ばれて本人ビックリ。
    あと Cross も外れた。怪我人の Palu と Lyons が入った。Lyons は先週血栓が見つかったとかなのだけど大丈夫なのかしら。
    Wallabies squad for the 2007 Rugby World Cup
    Adam Ashley-Cooper, Berrick Barnes, Alistair Baxter, Mark Chisholm, Sam Cordingley, Matt Dunning, Rocky Elsom, Adam Freier, Mark Gerrard, Matt Giteau, George Gregan (vc), Sean Hardman, Stephen Hoiles, Greg Holmes, Julian Huxley, Stephen Larkham, Chris Latham, David Lyons, Hugh McMeniman, Drew Mitchell, Stephen Moore, Stirling Mortlock (c), Wycliff Palu, Nathan Sharpe, Guy Shepherdson, George Smith, Scott Staniforth, Lote Tuqiri, Dan Vickerman, Phil Waugh (vc).
  • 2007年の Wallabies MVP は LO Nathan Sharpe が選ばれて John Eales Medal を受け取った。確かにあの青ヘッキャはどこにでも突っ込んできてたからね。
  • その Wallabies の training squad に Matt Cockbain が選ばれて大きな話題に。怪我人がいるから練習の面子を補充と言うことらしいが何でわざわざ?という感じ。他にもSuper14の選手とか一杯いるのに。本人が一番驚いていて、奥さんに電話で伝えたら完全に冗談扱いされたらしい。本人は「フランス行きの飛行機に乗れるとは思ってないけど精一杯頑張るよ」との弁。
    ちなみに Cockbain は2004年からワールドに在籍していたことあり。99年のWorld Cup優勝メンバーでもある。2003年の決勝を最後に代表引退。

先週末でTri Nations も終わったので、やっと魂の平安が訪れる。
先週末のNZ-AUS で NZ国歌をうたい終わるときに SH Kellehar が身を震わせながら涙を浮かべていたのが印象的だったんだけど、それ以来 NZ 国歌が頭について離れない。もう何度と無く聞いた歌なんだけど、いまさら。いい曲なんだよな。フランスの La Marseillaise のような軍歌ではなく、守護というか加護を祈る/信じるような愛国心高揚の歌。曲も穏やかでステキです。
Rugby 好きなら常識だけど、国の成り立ちの歴史を鑑みて、同じ曲にマオリ語と英語の詞がつけられていて、通常は1番をマオリ語=>英語の順に歌う。昔のWorld Cupとか見てると歌手がいなくて曲の演奏だけなので、1回しかやらない。選手の口見てるとマオリ語の方を歌ってるみたい。

君が代もなぁ、公式行事ではいいんだけど、元はと言うと繁栄をお祝いする詞らしいので、スポーツでこれからやるぜぇって感じじゃないんだよなぁ。第2国歌作るとか、せめて直感的に分かる言葉で戦う詞をつけるとかしないかなぁ。ちなみにNZにも国歌が2つある。

そういえば、昨日の tour de France。表彰の時に実況谷口さんも言っていたんだけど、関係者の端っこに妙にラフな格好をした Byron Kelleher そっくりな人がいた。特徴的な鼻といいがっしりした体格といい。でも本人は今 France にはいないと思うんだけどなぁ。
谷口さんと言えば、Super14 のハイテンションな実況でおなじみ(?)なのだけど、昨日はドーピングに揺れた夜が明けてのレース。解説の栗村さんが涙を浮かべてるんじゃないかというぐらいの連盟への怒りをぶちまけてて、テンションが下がってるところを、谷口さんが必死に盛り上げようとしているのが、何だか辛かった。ああいう仕事も大変だなぁ。

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コメント

大畑は「自分でも驚くほどの回復具合」だそうで、「今村よりは遅いけど、松原さんよりは速く走れますよ」と冗談言ってた。実際60%ぐらいで走れるまでになってるとか。

オイラも(日本での)マイナースポーツへの自分の傾倒具合が怖いです。次はNHLかな。最終目標はクリケットということで(ぉ

投稿: しげお | 2007年7月27日 (金) 13:56

何かマニアック度合いに拍車かかってますね〜。NZ国家にマオリ語の歌詞があるとは知りませんでした。。大畑はアキレス腱の怪我完治したのですかね?ちょっと心配です。

投稿: hidekoji | 2007年7月27日 (金) 13:14

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