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2007年10月10日 (水)

Budapest

やっと旅のことを落ち着いて書ける。記憶の薄れないうちにまず Budapest を書いておこう。

Budapest は Hungary の首都。Hungary についてオイラの知っていた事は F1 のHungaroring  ぐらいだ。やたらとコーナーが多いテクニカルなサーキットである。で、これではマズイということで、行きの飛行機でひたすらドナウ史を詰め込んでいった。国内にせよ、国外にせよ、その土地の歴史を知って歩くのと知らずに歩くのとでは経験の深みが違うと思う。どうせ行くのなら良い経験をしたい。

Budapest はドナウ川の両岸に跨っていることは以前書いた。ここは古代ローマ時代にはドナウ川の北方、東方に住む蛮族に対する軍団基地となり、チンギス=ハンの後の時代にはモンゴル人が襲来し、16世紀にはオスマン=トルコに150年ほど支配されるという数奇な運命。国自体も西欧国家とイスラム(トルコ)の間に位置するが故に、その後ハプスブルグ(オーストリー)帝国の支配下に入り、一次大戦でオーストリー支配から外れた勢いで二次大戦ではナチスに与してしまい、敗戦後はソビエト共産党の影響下で社会主義国家となる。1956年ハンガリー動乱を起こすもフルシチョフにソ連軍を送り込まれ鎮圧。1989年にふわっと資本主義国家となり2004年にEUに加盟。

Budapest の街は昔行った Stockholm のガルマスタン(だったかな)のように、昔の建物をそのまま残して一般の人が住んだりオフィスとして使っているようだ。街自体が世界遺産登録されている。
ということで例によって箇条書き。

  • 国会議事堂はツアーがあるのだけど朝10時ぐらいに行ったらもうチケットが売り切れという紙が張り出されていた。昨日の張り紙がのこったままのような気もしたんだけど、他にも行くとこあるしまぁいいやと諦めることに。確実に見るには予約をしてから行くのが正解らしい。ツアーじゃないと入れないらしい。
    ここにはハンガリー王国の王冠があるということでそれは見てみたかったんだけど。ヨーロッパの中でもこの辺りは歴史的に王の血筋が大切ではなくて、王冠が大事というか王冠が土地を治めているという考え方をするらしい。王冠が株主で、王は取締役みたいな。なので、王自体は貴族が選挙で決めることも結構昔からあったようだ。
  • 王宮はブダ側の山の上にあって総観光地化している。ブラブラ散策してドナウ川を眺めるのがよいかと。そんなにお金をかけなくてもそれなりに見て回れる。
  • ゲッレールトの丘から見るブダペストはなるほど良い眺め。ただ、王宮側から歩いて登ると結構な斜度である。この下に有名なホテルと温泉があるのだけど、ネットで見たらあまり評判がよくないというか「仕組みが複雑」「結構ぬるい」などのコメントがあったので行くのをやめた。ローマ時代からブダペストは温泉の街として有名らしく、大小いくつか温泉(浴場)があるのだけど、男女の日を分けているところがあったりするらしく、男性専用の日はウホッな人の寄り合い場所になることがあるそうなので怖い。
  • ゲッレールトを降りて橋をわたったところの中央市場は雑多なものが揃ってる。1階が食料品、2階がシャツや靴などのようだ。1階には土産用のパプリカ(粉末)を売る店がたくさんあるのだけど、いくつものの店で同じ商品を売っていて、まるで香港の海賊版とか靴屋のようである。しかし香港と違うのは店ごとに値段が違うこと。高く売ってるところはどうやって商売してるんだろうかと心配になってしまう。
  • 聖イシュトバーン大聖堂には初代国王聖イシュトバーンの右手のミイラがあるそうなのだが、オイラが言った時刻には見れなかった。朝一に行ったんだけど、なんかのフォーラムか何かをやるっつって一般人は午後からしか入れなかったのよね。んで、色々周ってたら17時過ぎに入ることになったんだけどミイラの公開は確か17時まで。おかげで聖堂の上から夕陽に照らされる街を見ることが出来たのだけど。
  • 地下鉄は乗る駅数とか乗り換えとかで値段が違うが基本定額。ヨーロッパでよくあるように、最初に機械でパンチを入れて降りるときはノーチェック。
    小さな駅だと券売機がなくてどうしたらいいのかと思って改札チェックのおっちゃんに聞くとジャンパーの腹の中から切符の束を出してきた。「お前がもっとるんかい!」とツッコミを入れつつ、行き先を告げると切符を売ってくれるので、それを目の前の改札機に通して切り込みを入れる。改札機と言っても、日本のように扉があるわけでもなく、単に切符に切り込みをいれるだけの機械。それやったらオッサンがハサミで入れればええやん!ちなみにこの手のおっちゃんに英語は全く通じない(英語が通じるのはレストランとホテルと大きな鉄道の駅の駅員だけ)。ひたすら「ちけっと」という言葉と行き先の地名を連呼もしくはガイドブックを指差すなどのコミュニケーションしか取れない。
  • 後、券売機や改札機はぶっ壊れてることが多い。何回改札機に入れても、違う改札機に入れてもパンチが入らなくて困ってると、券をチェックするオッチャンが切符(タダの厚紙)を伸ばしたり、切り口を整えたり(手でちぎるからね)して何度か機械に突っ込んで改札してくれた。それやったらオッサンがハサミで入れればええやん!(again)
    地下鉄の駅は大きい駅以外はバリアフリーじゃないことが多いのでデカイ荷物があるときは結構大変。
  • 地下鉄は3線なのだけど、観光地は中心に寄っているので歩きでも大丈夫。
  • 飯食ったところにバイオリニストが生で弾いてくれるところがあって、どのタイミングでチップを渡せばいいのか非常に迷った。「お金は不潔」と教えられたオイラとしては食事中に金を触りたくないのだけど、あまりにしつこく寄って来ては「荒城の月」とか弾くので(そんなの聞きたくないって)、とりあえず2000Ft. ほど渡したら笑顔で戻っていった。ブダペストに限らないのだけど、チップって感謝を表す良い習慣のような気もするけど、サービスを受けるタイミングと払うタイミングの間合いがイマイチ分からん。昔 Sevilla のオープンカフェみたいなとこにいたらアコーディオンを弾くオッサンがずっと横にいたんだけど、頼んでも無いのにああいうのは迷惑なんだがなぁ…そう思っちゃいけないのかなぁ。

いや、綺麗な街でしたよ。今回の3都市の中では一番綺麗だったと思う。

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