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2007年10月 9日 (火)

RWC観戦記 10/05-06

[WAL 34-38 FIJ]
Pool B の2位決定戦。序盤からWalesが優位に試合を進め、これは堅いかな?と思わせた頃に15分、いきなりのFiji のトライ。19分にも乱戦からのトライ。何かマグレとタマタマと偶然が重なったようなトライだったんだけどこれが Fijian Magic といわれる所以。ここから Wales は調子がおかしくなった。前半終わって 25-10 で Fiji リード。
後半もボールが目まぐるしく動き、Fiji の sin bin も影響したか44分にカウンターから Wales がトライ。この後2つ重ねてついに逆転 25-29。でもPGで再逆転して31-29で残り10分へ。これは面白い、とか思ってたら72分にインターセプトからFL Williams のトライで再逆転。 31-34 で残り5分。Fiji が攻めまくって76分にまた逆転。結局このまま終了。見てるほうも緊張する試合だった。
Fiji はサイドが弱いかと思ったけど、この試合は SO Little が良く前に出て止めていた。その Little が最後に担架で運ばれていったのが気になるけど。
Japan と接戦を演じた Fiji、1.5軍でJapanに大勝した Wales なんか力関係がメチャクチャ。Japanはやっぱ名前負けか。
20分に今度はちゃんとジーパン履いた乱入者。何故かFiji戦だけ3戦連続の乱入である。次のFijiの試合がいろんな意味で楽しみ。

[SCO 18-16 ITA]
6Nations の組み合わせ的にもそれほど興味を惹かれない組み合わせ。最初10分ぐらいは Scotland が近年見せたことのないような気迫のプレー、Italy はイマイチなプレーで、これはもう決まりかな、と思ったら10分ぐらいで even な雰囲気になった。
勝ったほうが決勝進出ということもあるんだけど、両者とも勝ちたいというより負けたくないといった感じで地味に進む。残り10分で 18-16 と Scotland 2点リード。76分逆転のチャンスに Italy はPGを外す。
結局 Paterson と Pez のキックの精度の差が出たかな。それにしても北半球と言うか 6 Nations は弱くなったんだなぁ。

[FRA 64-7 GEO]
FW の接点では強さを見せる Georgia だが展開されるとついていけない。France は往年のシャンパンラグビーと呼ばれた時代を思い起こさせるような見事なラインブレークから5分にトライ。Yannick Jauzion、いい名前である。前半終わって 30-0。もういいよね、この試合、という感じ。後半に入ると Georgia の FW もイマイチ押せなくなってくる。70分に France の Penalty から Georgia が一本返すがこれが精一杯。
結局 France は開幕戦を落としてどうなることかと思われたものの、Ireland のイマイチさ(この試合時点ではまだAlgentina戦が残っているが)もあって3勝1敗の2位通過。決勝トーナメント初戦は'99 Wales 大会準決勝でのAll Blacks まさかの敗退、'03 Australia 大会3位決定戦での France 敗戦を受けての因縁の All Blacks との試合となる。この試合、FL Nyanga, WTB Rougerie, SO Beauxis 辺りは良い動きだったし、いい感じで入れるんじゃないだろうか。

[IRE 15-30 ARG]
実力伯仲の2チーム。3戦全勝のAlgentina と2勝1敗の Ireland。同組のFranceは既に3勝1敗。勝ち点を考えると Ireland は4トライ以上での勝利が必要。
Ireland はキック多用で行くと決めたようだが、肝心の SO O'Gara の精度がよろしくない。トライに拘る Ireland に対し、Argentina は激しいブリッツでプレッシャーをかけていく。15分過ぎに Argentina がトライ。21分にこの日はSOの Hernandez がDGで Ireland の焦りを誘う。Argentina は勝てばよい、負けても大きな得点を与えなければ良い。31分、今大会輝いていなかった CTB O'Driscoll が久々に小気味良く縦に切り裂いてトライ。しかし、徐々に差を広げられ終了間際にも Hernandez にこの試合3つ目のDGを決められる。
それにしても Hernandez は凄い。久々に天才肌の Fly-Half 登場。キック力、精度、パント処理、パススキル、今大会最高のSOかも。Ireland は Georgia に手こずったのがこの日の試合展開にも響いたのかな。かつての 5Nations から Wales と Ireland が決勝に進めない結果となった。IRBの望みどおり世界にラグビーが広がっている証ではあるが、なんか柔道でメダルを取れなくなってきた日本とかぶるような。

[SA 64-15 USA]
すでに1位通過を決めている Springboks の予選最終戦。2軍で来るかと思ったら案外本気の面子。USが粗いのは仕様なんだけど、付き合いのように Boks もパスやダウンボールが粗い。見ている方がストレスが溜まるような試合。27分 Steyn, 34分 Habana と取るときは綺麗に取るんだけど。38分にUSAがカウンターから Ngwenya が Habana を振り切ってトライ。イアン=ウィリアムスとナモアを思い出すよ、オジサンは。
後半は大分 Boks が持ち直して、48分に大好きな CJ van der Linde が華麗に走ってトライ。最高のPRだと思いますよ、私は。
Boks は SH du Preez の出来が悪かった気がする。Pienaar の方がいい気がするなぁ。チーム全体も何か徐々に調子を落としているような気がするのは気のせいか。USは真っ向勝負を選んで観客から喝采を浴びてました。フランスでアメリカ人が応援されてるのって何か不思議。

[CAN 12-12 JPN]
最下位決定戦。それでもボルドーのスタジアムは結構な客入り。Japan の鋭いブリッツとドラゴンスクリューが炸裂。11分に遠藤が強さを見せてトライ。20分ぐらいまでは22mはおろか10mすらほとんど侵入されなかった。前半終了間際にかんなりやばかったのだけど Canada のミスに助けられて 5-0 で折り返し。
47分にFWにしつこくサイドを攻められてトライを取られる。61分 Canada のグラバーキックをインゴールで箕内が体をいれてボールをripして防ぐ。これは地味だがスーパープレイ。が、この後64分にペナルティから虚を突かれた感じでキックパスからトライを取られる。難しい角度のコンバージョンも決まって 5-12 と7点リードされて残り10分ちょっと。ここからCanadaは消極的に時間を使うようになり、JapanはSH 金を入れたことで攻撃にリズムが出てきた。が、いつものごとく取りきれず。で、80分すぎてからのタッチなのに何故かプレーが切れず。この辺りジョナサン=カプラン時計だ。そういやワールドカップってオフィシャルがサイレンとかブザー鳴らさないのね。Japan がゴールに蹴りこんだボールをCanada選手が押し出して、何故 Japan ボールのスクラムだったのかイマイチわからなかったんだけど、結局それを基点にして83分に CTB 平がトライ。大西将太郎の難しい角度からのコンバージョンに場内から手拍子。走り来る Canada 選手と真っ直ぐゴールへ伸びる楕円球。結果は知っていたが痺れる映像であった。試合後の箕内キャプテンのインタビューの通訳の綺麗なオネーサンも目が充血してウルウルしてたし。大野と大西が良かったなぁ。大西は肋軟骨損傷で全治3週間のはずだったのを押しての出場ということで、いつもの鋭いタックルは余りなかったけど、それでも果敢に突っ込んでいくシーンが何度もあった。
それにしても Japan はプレッシャーのかかった場面でのタッチキックが下手だ。Jaco とか Tony Brown の相手を目の前にして平然とロングキックを蹴る根性と技術が欲しい。あ、アレジがなぁ…

これで予選を全て見終わった。これを書いているのが土曜の18時前。4時間後に quarter-final #1 Australia-England が始まる。前回大会の決勝カード。Wilko のDG に注目か。

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