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2007年10月 1日 (月)

RWC観戦記 9/29-30

赤紙の来た愚弟に会ったら「ワールドカップ期間中に旅行に行くとは信じられん」と言われた訳ですが、一応言い訳しておくと、ワールドカップ期間は外す予定だったのです。予定じゃ8末から9頭で行こうと思ってたのですが、Agent に手配を頼んだら、Vienna でコンベンションだか合コンだかコミケだか何かしらんがあるので宿が取れないと言われまして。すげー迷ったんですが、もう心の中にはプラハの街並みなわけで、仕方なくこの時期になったんですよ。

[WAL 72-18 JPN]
大敗したのは知ってたので流す。最初にPGで3点取るが10分に不運もあって LO Jones にトライを許す。大体、Jones か Thomas と聞いてラグビー選手なら Wales だな。18分にピンチからのカウンターで遠藤がトライ。この幅一杯を使ってのカウンターは綺麗だった。23分、今日はCTBのHookがトライ。その後は一方的。Wales はチャンネル 2 で外に一人残してのインサイドブレイクとラックサイド狙いでトライを重ねる。NZばりにオフロードも繋がるし(相手が弱いだけなんだけど)。日本はフィジー戦で見せたタックルが出ず、アタックも横に走るばかり。名前負けかな?最後の最後でのHook のアシストは渋かった。
解説の土田雅人氏は元サントリー(監督)、同志社時代は平尾とかと同期の方なんだが、解説はチョット…なんか普通のラグビー好きのオッチャンがビール片手に見てるような感じだった。解説になってなくて、状況と選手名の連呼。それも間違うし。正直うざい(言っちゃった)
Colin Charvis は黒のセカンドジャージの方がムキムキ具合が分かりやすくて良い。近年、ラグビージャージは体にFitするものが主流なんだけど、Wales のは特にピッチリな気がする。下着みたいだ。Japan では途中出場の SH 金が良かった。まだ若いけどボールへの寄り、判断のスピードが日本のSHの中では一番だと思う。ディフェンスとかスタミナはまだ分からないけど。

[SA 30-25 TGA]
Tonga のディフェンスが良い。南アは1.5軍とは言え、SO A.Pretorius がPG外しまくったとは言え、Tonga のディフェンスが素晴らしい。前半は事故のようなトライを取られて 7-3 南アリードで終わる。
後半、Tonga がトライを返して逆転したところで、V.Mat, Smit, Habana, Steyn を投入して俄然本気モード。ってか問題は Pretorius なんだけどな。そこは交代させないらしい。この後、また1本PG外してからはキッカーは Steyn に。また髪の毛が伸びてきて Super14 開幕頃の感じの髪型。
58分にTongaのline out のミスから繋ぎまくってSAがトライ。Tonga はキックパスからの芸術的なトライ、全盛期のFijiのようなカウンターからのトライと2トライでついていくのだけどここまで。しかし南ア相手に3トライは評価できる。点差は Pretourius のキックのせいだけど。個人的には CJ van der Linde が2トライに絡む活躍で嬉しい。125kgの巨体でバックスをフォローし、Gapを突いて走りまくる。ベンチプレスは190kg以上だ。

[ITA 31-5 POR]
キックオフをモールで中央まで押し戻すといういきなりFW爆発のItaly。3分に力強くトライをとって早くもゲームを決めた、かと思いきやこの後はレフェリーとの相性も悪くイマイチ点が取れない。
Portugal がいいというよりは、Italy が悪いというか、レフェリーと合わなくてイラついている感じ。結果よりも実力差はあった気がしたけれど。

[ENG 44-22 SAM]
注目の、そして因縁の一戦。England には SO Wilko が戻ってきた。そのEnglandが開始1分にチャージからトライ。トライはもっと簡単に取れても良かったはずなんだけど 6フェーズぐらいかかった。しかしその後の難しい角度を Wilko が簡単に決める。その後5分のDGといい、自陣で戦っていてはどんどん点を取られていってしまうということが Samoa にも分かっただろう。Wilko が戻るだけでラインの動きはもちろん、相手チームの戦略さえ変えてしまうというスタープレイヤーである。Samoa は初戦で見せたような勢いが無く、ミス多発。2人のトゥイランギが素晴らしいだけに勿体無い。
後半開始から Samoa は再び集中力を取り戻したかに見えたが、ゲームは案外淡々と進んでそのまま終了。England も Wilko だけでそんなに強くない。Samoa は決勝進出も予想されていたのに、予選リーグ4位以下が決定。

[ARG 63-3 NAM]
次のGeorgia 戦にワールドカップ初勝利を目指すため、この試合は捨てている Namibia と、油断せず着実に攻める Argentina。結構地味な試合になった。攻め手のない Namibia がひたすら受ける展開。淡々と作業のように攻める Argentina、前半でほぼ決まって後半は静かなゲームだった。

[NZ 85-8 ROM]
帰国したら予想通りの3連勝の All Blacks が得失点差200点弱と言う状況だった。毎回のごとく、出来すぎなぐらい順調な予選プールである。格下相手ということで、少し面子は緩め。そしてキックをほとんど使わずどんどん回して強気で攻める。
Romania のキックオフで開始…と思いきや40秒で NZ のノーホイッスルトライ。脹脛の怪我で欠場の DCに代わって SO で出ている McAlister の突破力が光る。Romania は接点での絡みは中々だが回されるともうダメって感じ。で、23分には早くも5つ目のトライ。なんてラグビーって簡単なんでしょう。
と思ったら30分にアレレ?という感じでモールを押し込まれてトライ。All Blacks の選手達もまさか押し込まれると思っていなかったような感じで慌ててディフェンスに行く様子が見られた。こんな簡単に押し込まれてたら南アには勝てないよ。この後は危なげなく勝利。とは言え、ハンドリングエラーも多く、フランスや Wallabies 相手にあのパスで繋げるのかというとチョット不安。
相変わらず Collins が素晴らしいのだけど、この試合では LO C.Jack のキレのあるランニングが見られた。Japan の大野もよく走る方だけど、やっぱ世界は広いんだなぁ。

[AUS 37-6 CAN]
明らかに面子を落としている Wallabies。Canadaは7点差以内の負けならポイントで日本と並ぶが期待薄。試合は結構な雨の中行われた。後半始まってすぐまでは Canada が激しいタックルで凌いでいたのだけど、50分過ぎから明らかに足が止まる。Wallabies ではこの日 CTB に入った Tuqiri は今年一番いい出来だったんじゃないだろうか。決勝トーナメントへ向けてよい材料かもしれない。73分に何故か休養の SH Gregan 登場。Capを稼ぎに来たのかしら
All Blacks の試合を見た後だったので正直 Wallabies の動きや精度は物足りない感じがしたが、予選はこれぐらいで行った方がいいのかもしれない。決勝トーナメント初戦の England 戦がどうなるか。Canada は日本との引き分けのみの勝ち点2で予選を終えて最下位確定。日本が予選4位となった。

[FRA 25-3 IRE]
決勝進出が掛かっている勝負に気合の入る両チーム。Ireland は初戦でFrance を破った Argentina を参考にしたのかハイパントを仕掛けるが France のキャッチが良い。最初5分ほどはキック合戦になったが大きなミスも無く集中力の高さを見せる。結局 Ireland がダイレクトタッチを蹴ってしまって少し均衡が崩れ、France が先制のPGを決める。どちらが優勢という感じもないのだけど、France が少ないチャンスに攻め込んでPGを貰って帰る展開。逆に Ireland は攻め込んで反則をしてしまったりでDG1本で前半を 3-12 で折り返し。
58分、SO Michalak が不思議なタイミングでブラインドサイドへパント、無人のゴールに転がるボールをWTB Clerc が追いかけてトライ。良いよね Vincent Clerc と書いて「ヴァンサン クレール」、おフランス以外のナニジンでもない。解説の小林さんも言ってたように Michalak のキックは Blues の Spencer を彷彿とさせるプレーであった。自慢のCTBが抜ける場面が無く、FWが縦を突いても全て網に掛かってしまう Ireland は攻め手なし。外へ回しても下げられるだけなので、個人が縦に突っ込んでは止められるだけ。
愚弟とも話したんだけど Ireland は黄金期とも言える時代を固定メンバで頑張ってきたのだけど、少し下り坂なのと手の内が諸国にバレバレなのがあるかと。後は Keith Wood がいなくなってるのがなぁ。6 Nations の時とは比べ物にならないほど両国の差があった。

[ROM 14-10 POR]
Pool C の最下位決定試合。しかし大会初出場で爽やかなプレーを見せる Portugal に注目が集まる。Romania が圧倒的な FW のパワーで押し込むも Knock on を繰り返す。一方でワンチャンスをモノにした Portugal が驚きのトライ。前半は 7-0 で終わる。後半、Portugal がさすがに疲れてきたところで63分に同点に。68分今度は Portugal がPGを返して 10-7。やべぇ、この試合なめて見てたらおもしれーよ。71分に Romania がまたもFWでゴリゴリトライ。最後ロスタイムに自陣ゴール前で Portugal のスクラムだったんだけど、ミスで forward pass をしてしまい終了。熱かった。強豪同士の試合もいいけど、こういうのもステキやん。

この週末で予選リーグが終わって Best 8 が出揃った訳ですがオイラのHDRのラグビーフォルダは "23:14:59" の表示。すべらない話もまだ見てないし…

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