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2007年11月29日 (木)

左近の梅

ガキの頃、平安神宮に行くと「左近の桜、右近の橘」っつーのが植わってて、なんか小学校で左右を覚えさせられた記憶がある。無駄な学習だな。

で、昨日、嵐山に行ったという親父から報告。大覚寺には左近に梅が植わっていたと。


写真は親父の許可無く転載しております

大覚寺といえば、京都で今一番行きたい。空海と仲良しだったという時の文化人、嵯峨天皇が離宮としたものを寺に改めた場所であり、その後も実際に歴代の天皇(上皇)による院政が行われたこともあるため、嵯峨御所とも言われるそうな。

で、調べると元々は左近には梅だったそうな。これは中国の影響らしいが、紫禁城にもあるのかどうかは不明。皇帝から見て左右に樹があって、そこに左府・右府の役人が並んだそうだが、中国では両方梅だったという話も。まぁ梅も橘も中国渡来ですからな。
で、日本では梅と橘になったわけですが、御所の左近の梅が枯れたとかで、それから桜になったらしい。830年代~840年代ごろのことと。大覚寺が寺になったのは876年なのだけど、嵯峨天皇の離宮が建てられたのは810年以降のどこかということで、当時は皇居にも左近の梅が植わっていた可能性が高い。ということで、嵯峨離宮にも左近の梅だったんだろう。

いいなぁ、嵐山。ガキの頃には何の興味もなかったんだが。

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