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2008年5月20日 (火)

JPN 75-29 HKG

今年からアジアの地力向上を目指して開催されることになったアジア5カ国対抗(Asian Five Nations)の日本の最終戦。元々結果が分かっていたとはいえ、日本の全勝優勝が決まった。
この大会のスポンサーはHSBC。アジアが地元とは言え、US、欧州、南半球のあらゆるプロスポーツや大会で見かける気がする。HSBCが全世界のスポーツに出してるお金って総額いくらなんだろう??

試合はアマチュアの香港代表相手に日本が好き放題ボールをつなぐシーンが多く、最後の方は飛び出してインターセプト狙いの香港にいくつか返されたが差は明白というところ。アジアでは飛び抜けて強いけど世界に出るとワールドカップで1勝も出来ないという宙ぶらりんの日本代表である。

試合は新潟で行われたのだけど、終了後に香港の選手がバックスタンドまで行って並んで三度ほど礼をするのに観客が拍手を送っていた。ノーサイドの精神。終了の笛が鳴ると同時に選手も応援も敵味方関係なくなるのである。
今でも欧州の試合では見かけることもあるけど、両チームの選手が花道を作ってその間をお互いのチームが歩いてロッカーに戻る、という景色があったり、昔のラグビー場はシャワールームが1つしかなく、試合後は両チームの選手が一緒にシャワーを浴び、After Match Function(懇親会)に参加するというのが通常だったと言う。

オイラはJ1はほとんど見ないけど(JSports のプレミアリーグはたまに流してる)、先日のガンバ@浦和でサポーター同士が衝突したとか、選手同士も揉めてたとか。で、それをブログに書いたサポーターのページでまたコメントの応酬があったり。少し覗いてみたけど、なんというか異文化の香り。「アウェイに来てユニフォーム着てるんじゃねぇよ」とか意味不明。「危険だから止めた方がいいよ」という親切なアドバイスとか。スポーツ観戦って命がけなの?

オイラは神戸人で神戸製鋼を応援するので、秩父宮ラグビー場に行くと基本的にAway。早めに行ってバックスタンドに座ってたら周りがリコーの応援団で真っ黒だったり、なんてことも何度もある。でも、オイラもそうだし、秩父宮で観戦する人の多くはそうだけど、Home/Away 関係なくトライやいいプレーには拍手が送られる。敵だろうが味方だろうがプレースキックの前には静かにする。ダイナボアーズの応援団なんかはわざわざ「静かに!」というカードを持ってきて、相手チームのキックの時に掲げてたぐらいだ。
ハイネケンカップでもレスターやマンスターでは敵味方関係なく、キックの時に放送機材の故障かと思うぐらいにスタジアム全体が静まりかえる様子が放送された。日本と違ってスタジアムはファンでぎっしりなのにも関わらずである。
南半球はキックの時騒がしいのだけど…よく、プロ化がその原因みたいに言われるけど本質的には無関係なはずなんだけどな。

個人的にサッカーは好きだった(若い人は知らないだろうダイヤモンドサッカーとか死ぬほど見てた)けど、Jリーグが始まってしばらくして変な欧米化が進んで「サポーター」という言葉が闊歩しだしてあまり好きじゃなくなった。特に日本でのワールドカップ開催時の暴動に近い騒ぎや今回の件など見てると「お前ら本当にサッカー好きか?」と思ってしまう。騒ぎたいだけちゃうんか?それを「一体感」とか言ってるんとちゃうんか?と。何というか暴走族の心理?日産 vs 読売クの頃にあんなのなかったぞ。

アメリカのプロスポーツはAwayチームへのブーイングや妨害(フリースローの後ろでバルーン振るとか)が極めて普通に行われる。比較広告や対立候補を貶める工作が正面切って行われる国。それは悪気も何もない「文化」なんだと、実際行ってみると感じる。でもルールと圧倒的な力を持つレフェリーの元で戦いが行われているし、圧倒的なHomeのファンの中にたまに色の違うジャージの人がいたりしてもその人が酷い目に遭うことは基本的にないけどね。
日本の「文化」は違ったはずなのにな。もしラグビーがメジャーなスポーツになっていっても、ファンのマナーは変わらないで欲しいな、と思うのである。

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