« 宗廟 | トップページ | USA 19-29 JPN »

2008年11月14日 (金)

水原華城

宗廟を出たところで12時半過ぎ。もうちょっとゆっくり見ても良かったのだけど、秘めたる野望というのは「1日に3つ世界遺産をみてやろう」ということなのである。
ということで、ソウル市を離れて水原市へGo!

水原とかいてスウォンへ行くにはソウル駅から地下鉄1号線でいくか国鉄でいくか。国鉄の方が2倍速く(60分=>30分)て2倍高い(1600W=>3200W)。宗廟から一番近いのは地下鉄1号線の鍾路3街という駅。とりあえず駅に向かうんだけど、なんだか門前仲町ばりにジジババが多い。ジジババの多さだけじゃなく謎の出店が出てて、何か焼いたの食べながら焼酒飲んでたり。後、御徒町的な宝石や金を売ってる店が一杯。
なんとか駅にたどり着き、1700Wで水原までの切符を買う。ソウルで乗り換えたりしてると結局時間かかりそうなので、そのまま行こうと。で、ホームに降りたのだけど来た電車に乗っていいのかわからなーい。結構遠方まで行くし、途中で分岐してるので適当に乗ったらどこに連れて行かれるか分からない。けど、来た電車見ても行き先表示がハングル、ホームの表示もハングル。とりあえず確実に分かる電車が来るまではスルーしようと思ってきょろきょろしてたら、電光掲示板に "for Suwon の train は just arrived なんだよ" みたいなルー語(Ys ではない)が表示されたので慌てて飛び乗る。ドアが閉まるギリであった。

地下鉄に揺られること70分ほど。ソウルを過ぎてからは地上に出る。しかしこの長い道中が不安なのよね。ちゃんと行き先あってるんだろうなー、と。
そんなこと考えてると、緑のカートを押して入ってきたオッサンがすげー大声で怒鳴り始めた。こえぇと思ってたら物売りらしい。ピップエレキバン的なものか湿布か何かを売ってるらしく「地下鉄の中で物売りするなよ」と思ってたら、周りの人も冷ややかに無視、オッサンは隣の車両へ消えていった。
と、しばらくして、今度は隣の車両からオバチャン登場。ビニール袋に入れたタクアンなのか餅なのか棒状のものを2本セットで売り始めた。これは座ってるオバチャンたちに人気らしくどんどん売れる。子連れのオカンは買ってその場で子供に食べさせ始めた。何なんだろう?いかにも手作り感のある食品をビニール袋に直で入れて売るというか買って食べるというのはちょっと怖い気がするんだけど普通なんだなぁ、と思って見てた。そういえば大久保辺りでもビニール袋に入れたキムチ売ってるね。
で、どうやらこの人達は地下鉄公認の商売人のようです。東京ドームのビール売りみたいなものかな。

そんなこんなで水原到着。結構デカイ駅。なんというか大宮って感じ?駅から目的の水原華城までは距離があるのでバスかタクシーで向かうのだけど、地下鉄でMP消耗してるし、そもそも日本国内でも地方に行くとバスの乗り方が分からなかったりするので、ここはタクシーで。
タクシー乗り場に行くと雨の品川駅ばりの長蛇の列。うへー、これはバスにするかな?と思ったのだけど、よく見ると「模範Taxi」の列は誰も並んでいない。みんな安い方にならんでるみたい。だもんで、貴族なオイラは模範タクシーに。「ぱるだるむん」と告げても通じなかったので屈辱感にまみれつつ「八達門」という文字を見せる。ちょっと詰まった感じの音が違うらしいのよね。

目的の水原華城は18世紀末に遷都が計画されながらも城壁完成直後に王様が亡くなったので、そのまま幻の都となったところである。平清盛の福原遷都みたいなもんかね。韓国語読みは「すうぉんふぁそん」。んで、南門である八達門からスタートするのだ。

道が混んでいたので15分ほどかかったけど、5500W で到着。500円弱。東京の初乗りよりかなり安い。時刻は14時。
で、降りたはいいけど見えるのは八達門だけで、周りをぐるっと商店が囲んでいてどこから城壁が始まるのか分からない。えいや、とロッテリアの横の細道を入ったら当たり。階段が見える。

そう、世界遺産といえば忘れてはならないのが階段。ということでスペインのヒラルダ、チェコのプラハ城、日本の姫路城に勝るとも劣らない石段開始でございます。結局2分ぐらい登ったのかな、もっとかな。頂上と思しきところについたら汗だく。この日は11月の韓国というのに快晴で暖かかったのよね。寒いと聞いて東京12月互換の格好で来たのに。
食事も取っていないことを思い出し、ベンチに座って体を冷却しつつ、こんなことも有ろうかとニホンから持ってきた SOYJOY を食す。本当は水原は味付け肉とかキムチが有名らしいのだが如何せん時間がない。

んでもって後はひたすら城壁に沿って歩くのみ。5km ちょっとで普通の人だと2時間半かかるらしい。で、階段や坂道を上り下りしながらひたすら歩く。
狭間とか暗門(敵にばれないように物資を出し入れする門)とか結構実戦に備えて作られている感じなのは面白いですよ。

まあ散歩好きなので、それなりに変化があって見晴らしもよくて良かったんですが、流石に最後の1/4ぐらいは飽きた。飽きた頃に城壁の向こうに見えたのがここが韓国とは思えない立派な教会っつーかカテドラル。水原第一教会というらしい。ホントにクリスチャン多いんだな。

結局2時間弱で一周歩いた。そうそう、ここは拝観料(?) 1000W が必要で、3カ所にチェックポイントがあって、チケットを持ってないと通してくれないんだけど、城壁の内側は普通に街になっていて、特に隔離もされていないのでチケットが無くてもチェックポイントを回避して歩けてしまう。チェックポイントも特にゲートが無く、人が3人ぐらい並んで歩けるような道幅のところにオバチャンが立ってるだけだったり。
オイラはよく分からなかったのとパンフレットが欲しかったこともあってチケット買ったんだけど韓国人の観光客は怒鳴るオバチャンを無視してヘラヘラ笑いながら突破していくのでした。80円ぐらい払ったらええやん、と思うんだけどな。

降りたところは何だか汚い市場みたいになってるのでちょっと怖いんだけど、橋を渡って八達門まで戻る。ここで折良くタクシーが来たので乗る。今度は模範ではなく白い普通のタクシー。"Suwon Station" が通じなくて焦るが、「駅」を「ヨッ(ク)」というので「スウォンヨッ」と言うと通じた。運転手がずっと咳き込んでいて早く降りたかったのだけど、帰りは道も空いていて運転も粗かったので10分弱で到着。2700W ということで行きの半額でした。

帰りは国鉄に乗ってみるか、と思って2Fの国鉄の駅にいったら切符売り場に長蛇の列。更には乗ろうと思ったムグンファ号という列車は、どうやらロマンスカーのようなものらしく、当日ホイホイ乗れる感じでは無さそうだった(後で調べたら当日立ち乗りチケットもあるらしい)ので諦めて地下から地下鉄の駅へ(駅のホームは地上だが改札は地下)。来た電車に乗ったらすげー混んでやんの。もう歩き通しで疲れてるんだけど結局30分ぐらい立った挙げ句にやっと座れた。帰りの地下鉄でも何か枝切り鋏みたいなのを売ってるオッサンがいた。売れてなかったけど。もうちょっと売れそうなもの持ち込めばいいのに。
往復2時間、ずっと車内の電光掲示板に交互に出るハングルの駅名とローマ字の駅名を見てたらだいぶハングルが読めるようになった。基本的に左に子音、右に母音、下にオプションで子音や母音が着く形なのでパターン化が日本の仮名と違って簡単。

17時半ごろにホテルに辿り着いてシャワーを浴び、ストレッチ。劇的に眠くなったが晩餐も仕事の内ということで豚肉食いにいったのでした。
何せ1日3世界遺産の野望は達成。南欧、東欧、日本に比べて重要度メインで見た目のインパクトにかけるというのが今回の正直な感想かな。他のも全部見た訳じゃないからこれで韓国の世界遺産を語るのは危険だけど。そういえば、テレビで韓国の世界遺産を紹介しているのを見たことがない気がする。アマルフィ海岸なんて腐るほど見てるのに。

[おまけ]
華城の内側に建ってた謎のアンテナ。日本であまり見かけない気がする。

|

« 宗廟 | トップページ | USA 19-29 JPN »

」カテゴリの記事

コメント

御意。
ただ、買い物にもエステにも興味が無いと手持ちぶたさんなのよね。中途半端に。
プラハとかと違って街中は日本と大して変わらんし。ハワイと同様、自腹で行くことは二度と無いと思うんで見られるもの見ておくかという感じ。

投稿: しげお | 2008年11月15日 (土) 07:13

一日にそんなにたくさんいるんなもん見ると、それぞれの印象が薄れてあまりよくなかと思いますが...

投稿: kei | 2008年11月15日 (土) 04:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/37749947

この記事へのトラックバック一覧です: 水原華城:

« 宗廟 | トップページ | USA 19-29 JPN »