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2009年2月17日 (火)

七賢

白州はオマケであり本来の目的は七賢の蔵開き(酒蔵開放)である。前日からの好天と暖かな日和に恵まれた。

七賢の蔵は最寄り駅からタクシーで15分程度と極めて不便な場所にあり、国道20号から少し入った辺り。国道20号は甲州街道であり、ああなるほど此処は甲州であったかと妙な再確認。何となく甲州街道 = 新宿から高井戸方面なイメージだったので違和感。
元は信州高遠にあった蔵から、この場所が酒造りによいということで分家して移り住んだのが始まりで、高遠では藩の御用を勤める蔵だったらしく、母屋完成の折に高遠藩主内藤駿河守から「竹林の七賢」の欄干を下されたのだとか。ちなみに高遠藩は内藤家であり、内藤家の中屋敷が現在の新宿御苑であり、新宿から四谷にかけてがかつて内藤新宿と呼ばれた所以である。

過去にいくつか酒蔵を訪問・見学したことはあるものの、蔵開きというのは初めて。蔵の敷地内に出店が出たり出し物があったりで、ちょっとした文化祭というか地元のお祭りのような感じ。目当ては蔵の見学と利き酒コーナー。
まずは蔵見学へ。福寿の酒心館のように展示を見る感じではなく、実際の現場を見せてもらえる(福寿でも予約すれば出来るみたいだけどね)。
サントリーはグランドホステスのようなオネーサンの丁寧な案内だったが、今回は法被のおっちゃんが軽妙なトークで進める。精米から麹・酒母造り、仕込みのタンク、搾りの工程までを見学しながら説明を受ける。まだ仕込み中のものもある忙しい時期なのに蔵開きということでもう甘くて爽やかな芳香漂いまくりですよ。


奴が、奴が蠢いてますよ


全てホーローのタンク 1つ9000リットルだったか

その後は利き酒コーナーへ。受付で500円払うとガラスの猪口と180mlのお土産のお酒をもらえる。この時点で500円の価値は十分なのだが、この猪口で利き酒コーナーに行くと手酌し放題。30種類ほど並んでいただろうか。太っ腹な事に四合で4200円の純米大吟醸も飲み放題。
実は七賢という蔵は知っていたのだけど飲んだのは初めて。全般に少し酸味が強く純米ではない銘柄が上手な気がした。嫌なアルコール添加ではなく。一緒に行った人が蔵の人に聞いたところ、酸味の強さには蔵としてこだわっているらしい。先日家で飲んだ慈空という岩手の酒も開けた瞬間は酸味が強くて「失敗したか」と思ったのだけど、次の日に飲んだら美味しく飲めたので、七賢の純米も開けて少しすると味が落ち着いて更に美味くなるのかも。
一番上の「大中屋」なる純米大吟醸は一つだけ別の蔵のように純米でも酸味と甘みがちょうど良くまとまっていてよろしかったですよ。これの試飲場所でグダグダになって女の子に絡んでる地元のジイさんがいました。


へぶんりー

もう飲めないというぐらいに試飲を繰り返してから、即売所で純米大吟の生酒と山葵の醤油漬けを購入して終了。

その後、地元の人の案内で清里の地ビールの店に連れて行って貰い、甲府駅前でレンタカーを返して折角だから運転してくれた方(下戸だと思ってたらウイスキー好きだった聖人)も飲みましょうと、七賢が運営しているという居酒屋へ。どんだけ飲むねん?と酒浸りになって21時過ぎのあずさの最終で帰ってきたのでした。

今回の収穫は麹を作る「製麹(せいぎく)室」という大事なお部屋の前。お札と注連縄と…?

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コメント

> 元は高遠にあった蔵から、

高遠といえば、高遠城でしょ。

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投稿: shun | 2009年2月17日 (火) 10:32

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