« 不景気 | トップページ | 政府筋 »

2009年3月23日 (月)

Ireland's Call

先週末で幕を閉じた 6 Nations は Ireland のグランドスラム(全勝)達成であった。61年ぶりの快挙とのこと。
最終戦は13点以上の差を付けて勝てば Wales にも優勝のチャンスがあったのだけど、試合は最後まで2点差でもつれ込み、Wales の優勝の目は無くなったものの国別対抗というところの意地を見せた好試合であった。最後の最後、80分回ったところで2点負けていた Wales の PG が short して終了という好試合。
O'Driscoll や O'Connell といった世界屈指のプレイヤーを揃えたチームは非常に強力だったのだけど、何となく今がピークのような気もするなぁ。特に O'Driscoll はディフェンスの良さが光るものの、一時期のオフェンスの凄みが感じられないシーズンだった。次の World Cup まで持つかというと少し不安があるような。

そんな Ireland がゲーム前のセレモニーで流すのが Ireland's Call という歌。6 Nations での Ireland 代表というのは国としての"アイルランド" ではなく、所謂イギリスに所属する北アイルランドと、国家としてのアイルランドを合わせた代表なのである。
アイルランドの不幸な歴史は前にも書いたことがある気がするけど、そんな経緯もあってまさかアイルランド人がイギリス国歌の "God Save the Queen" を歌うわけにも行かず、とはいえアイルランドの国歌は "Soldier's Song" という物騒な名前の曲。これは1916年、当時イギリスに植民されていたアイルランド人がイースターに蜂起し、捕らえられたアイルランド兵士の間で流行したという謂われがあって、北アイルランド人(イギリス国民)としては堂々と歌いにくい。
そんな背景から95年の World Cup からラグビーチームが歌うように作られたのが Ireland's Call という曲。行進曲のような勢いのある曲であり、中々良い曲である。特に Croke Park で観衆の大合唱のシーンは感動的ですらある。とはいえ、改築中の正本拠地 Landsdowne Road が来年オープンということなので、今年が最後だったのかな。

2007年Croke Park初のEngland戦前には
Soldier's Song と一緒に演奏された

|

« 不景気 | トップページ | 政府筋 »

ラグビー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/37750035

この記事へのトラックバック一覧です: Ireland's Call:

« 不景気 | トップページ | 政府筋 »