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2009年10月 1日 (木)

Aranjuez

ガキの頃から親父が流すクラッシックとジャズを聴いて育って来たわけで。たまにイーグルスとか中条きよしとかあったけどね。
で、スペインと言えば「アルハンブラの思い出」か「アランフエス協奏曲」かと。アルハンブラは前回クリアしたので、今回はアランフエス。

が、結論からいうとちょっとガッカリだった。半分は自分が悪いのだけど。

トレドを朝出て、またもや AVE でマドリに戻る。トレドもアランフエスもマドリの南側で大して距離もないようなのだけど、何故かバスが1日2便、それも朝早くと夕方しか出ていない。バスだと45分の距離なのに。
ということで、一旦Atochaに戻ってローカル線で行くのだ。Atocha で Cercanías と書かれた方に行き、自販機で切符を買う。4ユーロ弱だったかな。自販機には言語切り替えボタンがついているので英語でもおk。タッチパネルで行き先を選んで枚数選んで購入、みたいな流れだったと思う。

ゆっくりと電車で揺られて40分ぐらいか。途中 AIRBUS のでっかい工場があって、塗装前の飛行機が止まってたりしたが、その他車窓から特に見るモノもない。駅について窓口で「ロッカーどこ?」と聞くと「そんなもんねーよ」とツレナイ返事。うわー。テンションがた落ち。
旅行前に KEi さんに Aranjuez の駅の写真を見せてもらったらそれなりに立派そうだったので「これならロッカーぐらいあるだろう」と山を張ったのが大ハズレ。これが上述の「自分が悪い」こと。
仕方なくゴロゴロとキャスターを引っ張りながら移動したのだけど、これがツライ。ヨーロッパって車道も歩道もアスファルトじゃなくて石畳なことが多いのよね。キャスターを取られまくり。暑いし。


こんなに立派な駅舎なのに…

10分ほども歩いた頃に左手にでっかい建物登場。これがアランフエスの宮殿ですか、と思うも、正面に回り込む気力もなく、そのまま入場。入った後にロッカーがあるので、さすがに荷物を引きながら見学しなくて済んだのだけど。


パノラマにしたらアジの開きみたいになっちまった…
(クリックで拡大)

外観、庭園は中々見事なのだけど、中身は宮殿自体が16世紀から造られ18世紀に入って完成した比較的新しいものの為か、ほぼ同時期に造られたシェーンブルン宮殿と似ていて、かつあっちよりは質素といった感じで、先にウイーンのゴツイのを見てしまった後ではさほどインパクトがありませんでした。

一通り見た後で、このままロッカーに荷物を忘れたことにして後で取りに来ようかとか、もう一度 4.5ユーロ払って入って荷物だけ取ればいいだろ、とか色々と雑念が働いたのだけど、正直な小市民は荷物を引き取って退出したのでした。


お庭はこぢんまりしてるけど綺麗

もっとタホ川の方とか裏の庭園とか回れば良かったんだろうけど、疲れてたし暑かったのもあって BAR 探し。よさげなところが混んでて入れなかったので斜向かいの店で妥協。街に活気がないなぁ、と思ったら、マドリに近い割にはきちんと(?)シエスタを取るようで、13時~16時ぐらいはほとんどの店が閉まってしまうようだった。

サーモンとアンチョビのサラダやらでビールをゆっくりと2杯。何かハエとかアブとか寄ってくるし。
腕もだるいし、もう動く気分でもないので、元来た道を引き返し、ガランとした駅舎で暇そうな売店のオネーチャンからドーナツとコーラを買い、30分ほど潰して AVE でセゴビアへ向かったのでした。

正にアランフエス協奏曲が胸中に響くような、もの哀しい気分で…

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