« 佐賀旅行1日目 -栄螺編- | トップページ | 佐賀旅行2日目 -鍋島編- »

2010年3月10日 (水)

佐賀旅行2日目 -天吹編-

武雄温泉で目覚めて朝風呂に温泉。朝食は湯豆腐。何だか酸味が無く甘いタレであった。九州風味?これにしっかり茶碗に盛られたご飯に佐賀海苔、明太子等々も大量に。正直起きても胃袋がこなれていないところにキツイ。美味しいんだけど。

朝は大樟が有名だという武雄神社に寄って行こうかなどと話していたのだけど、いざ出ようとしたときに凄い音が。驟雨到来。予報では昼過ぎから弱い雨が降り始めるかも、ということだったのだけど話が違う。
一応、武雄神社の駐車場まで行ったものの、朝仲居さんにも「少し駐車場から歩きますからねぇ」といわれていたので断念して長崎道を東進。

今回、旅程が大凡決まった後で、Mさんの友人の友人が天吹酒造に勤めていらっしゃるとのことが発覚。お願いをしてみたら見学できることになったので、武雄温泉からぐっと東へ向かうこととなった。
大雨の中10時半頃に到着。ショップで斯く斯く然々と説明をすると木下社長登場。社長自ら蔵を案内してくださるという。

蔵は宮大工を呼んで建て直したという新しいもの。真新しい感じの白壁に風神のレリーフが。

天吹の特徴は花酵母を前面に押しているところ。秋田の天寿など実験的にやっているところはいくつか知っていたが、ここまで推しているのは他に知らないかなぁ。

元々、お酒の発酵は神様の仕業とされていたのだけど、それは蔵に住む酵母菌の働きで有ることが分かり、いくつかが分離されて所謂協会系酵母として多くの酒蔵で利用されている。
んで、自然界にはパンやら味噌やらに使えるようなまぁ色んな酵母菌が居るわけですが、東農大短大で花の蜜から様々な酵母菌を分離して清酒醸造に使えるように製品化しているそうな。別に花酵母だから花の香りがするわけでもないが、確かに従来の酒とは少し違った香りや酸味、苦みがある気がする。

写真は確か向日葵の酵母で醸した醪。南国フルーツの香りがした。月下美人の酵母なんていうのもあるらしいのだけど、一晩しか咲かない花で酵母菌採取できるのかしら?なんて思ったら、よく考えたら別に花が開いている間に採取しなきゃいけない訳じゃないな。

蔵の2階は最早使われなくなった木桶などを配してちょっとしたイベントが出来るようなスペースになっており、照明なども中々オサレな感じでした。

一通り案内して頂いた後はショップに戻って試飲させていただく。社長さんが本当に自分の蔵のお酒を愛しているのが伝わってくるように、一つ一つニコニコしながら説明してくれた。また、スッキリとした薫り高いお酒が多いこともあってかワイングラスで飲むことを推奨しているようだ。余りガッツリとしたお酒は無かった。

一通り試飲させて戴いた後、3人でどれにしようかと迷いまくって蔵にあったほぼ全種類を注文(偶然3人の選んだのが重複しなかった)し、東京へ送ってもらう手配をする。その間に、蔵訪問のキッカケとなったMさんの友人の友人なる方が長靴に前掛けで現れてご挨拶。根っからの天吹ファンで、たまたま天吹が採用しているというので仕事を辞めて数ヶ月前に飛び込んでしまったとのこと。非常に楽しそうな感じが溢れていました。

この蔵は300年ほどの歴史があるのだけど蔵を建て直した時に色々新しくしたようで、更にそのセンスが中々良い感じでした。ショップの入口のステンドグラス、古い蔵の梁を再利用したテーブル等々。

社長さんは現場からは引退して息子さんに任せているらしく、おらが蔵の酒と息子が自慢、という感じの方でした。献立に合わせてどの酒にしようか考えて合わせているとか、純米大吟醸で作ったヒレ酒は美味しいとか(純米吟醸だと味がぶつかるが、更に澄んだ大吟醸だと本当に美味いのだとか)、色々とお話を聞いて礼を言い、蔵を後にしたのでした。

酒造会社・日本酒・天吹酒造

|

« 佐賀旅行1日目 -栄螺編- | トップページ | 佐賀旅行2日目 -鍋島編- »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/37750339

この記事へのトラックバック一覧です: 佐賀旅行2日目 -天吹編-:

« 佐賀旅行1日目 -栄螺編- | トップページ | 佐賀旅行2日目 -鍋島編- »