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2010年6月15日 (火)

甲州街道 第4話

4日目。今大会初の山岳コースである。メインは標高差400m弱の3級山岳ではあるが、その後もアップダウンが続き、総合争いに影響が出そうなコース。

土曜日 1030 高尾駅北口。家を出たのは9時前。どんどん遠くなる。入梅前の週末、天気が心配だったが、かなり良い天気。どうでもいいけど、この後歩きながらファインダーを構える度に電線が気になる。それも張り方が汚いの。

今回のパーティは山梨組3人、東京組3人の6人。双方1人ずつ遅刻して結局歩き始めたのは1045ぐらい。コンビニでおにぎりと発泡酒、おやつを買って出発。


なんで大河ドラマの広告があるのか
そして中々の画力である

道標は51km。やっぱり前回旧道に入ったところで切りのいい50km道標を見失ったようだ。

1110、小仏関跡を通過。戦国時代は小仏峠にあった関所が江戸時代には麓に移り、東海道の箱根のように、手形を持たないと通過できなかったという。

しばらく行くと、空中に箱が浮かんでいて何かと思ったら圏央道の橋梁らしい。

橋桁の両側に囲いを作って伸ばしていく工法みたい。何だか怖い。


全く日陰のない日影バス停

1202小仏バス停。高尾駅前からのバスの終点である。長閑な事この上なし。良い天気だ。しかし12時に山頂で昼餉という計画は崩壊。

1230 やっとのことで車道が終わる。ここから待望の山道。

案外道に石がゴロゴロして瓦礫っぽくて歩きにくい。そして高々標高500m程度とは言え、結構な角度で登る。まあ、ガキの頃毎週のように連れて行かれた六甲山系に比べれば大したことはない。
昔取った杵柄、ホイホイとペースで登るとすれ違ったオッサンに「出るのが(出発が)遅かったね」みたいな皮肉を言われる。昼過ぎにまだ登りか?みたいなことらしいが、うるせぇ、お前とは目指してる高みが違うんだYO! こちとら高尾駅から歩いてきてるんだ!と思いつつ笑顔を返す。俺って大人。


後続が千切れて九十九折りの下道に見える

1255小仏峠着。風が抜けこれまでの暑さが嘘のよう。遠くに八王子の街(恐らく)が霞んで見えるが写真には写らない程度の薄さ。
めいめい、手作り弁当、コンビニのチキン南蛮弁当(!)、背負ってきた2l の水(!)をバーナーで沸かしてカップラーメンなど思い思いの昼食を取る。オイラは発泡酒におにぎり。少々ヌルい発泡酒が美味い。


何で信楽焼?

1340休憩終了。後は降りるのみ。毎度の事ながら下りは速い。


鉄塔っていいですよね

徐々に車の音が大きくなったかと思うと中央道のトンネル出口が見え、アスファルトの道へ。山道終了。名残惜しい。1409。

後はてくてく廃道(?)を歩く。車が余り来ないので歩きやすい。


こんな形で中央道を見上げるとはおもわなんだ


中央線線路脇の標識
何が流転するんだろう?人生?

しばらくして20号に合流。何だかロードレーサーで本格的に走ってる人達を見かける。東京と違って、ちゃんとジャージ着て隊列組んでるようなの。

1446、小原宿本陣。本陣っつーのは大名とか勅使とかのエラいさんが泊まってもいいと指定されている家。家であって宿ではない。弥次喜多みたいな旅人は泊まれないし、普段は人が生活してる家。地元の有力者のお屋敷ってことみたいです。
この他にも街道沿いに幾つか本陣跡があったけど、門の片側には「吉野」とか「坂本」とかいう普通の表札、もう片側に「本陣」と書いてあったりするのでした。

上がって見学できる(無料)というので厠を使わせて貰い、縁側で戦略を練る。戦略っつーか、「上野原まで行くのは無理っぽいですね」「どうでしょう、距離的には1730上野原って感じですけど」「旧道もありますからね、とりあえず藤野まで行って考えましょう」って感じ。

この向かいに小仏峠から下りてきて最初のコンビニがあるはずだったのだけど、何と閉店。今回の旅ほどコンビニと自販機を意識しながら歩いた旅はなかった。やっぱ都内ってすごいですね。

都内の最高気温が28度まで上がったというこの日、汗だくになりつつ日差しに向かって歩き続け、1530 相模湖駅。


いつしか道標も「日本橋から」ではなく
「東京から」になる

ここからは楽勝だと思っていたら、旧街道がアップダウンを繰り返し、時には山道というか獣道のようになり、急に厳しさを増すのでした。でも特に写真を撮るようなスポットもなく、地味。
唯一、坂を登って良かったのは相模湖の全景。


クリックで拡大

1707 東京から69km。高尾駅前を出たところで51kmだったので、20号沿いで18km来たことになる。実際は小仏峠や旧道があるのでもう少し歩いたか。
もう全身から吹き出す汗をゲータレイドで補いつつひたすら歩く。

1717 藤野駅着。小原宿本陣で Google さんにお伺いを立てたときは1630着予定だったのだけど、旧道を辿ったことで随分と迂回したようだ。ということで今回はここで終了。

これまでで一番景色も空気も良かったんだけど、何せ暑かったなぁ。


さてこれからどうするか、と思っていたら、Nさんが駅の入口に温泉送迎バスの時刻表をハケーン。
「17時20分ってのがありますよ」というのだけど駅前のバス停にそれらしきバスはなく。「さっき行っちゃった奴じゃないですかね?」「でもまだ18分ですよ」「だってこの辺は時刻なんていい加減でしょう(ヒドイ)」、なんて言ってるところにバス到着。どうやら病院の送迎バスがその手前の温泉へも連れて行ってくれるみたい。てか、経営が同じっぽいな。
バイクで来たMさんは偶々藤野駅にバイクを止めていたということで、バイクでバスを追いかけることに。途中でバスがガソリンスタンドによって給油するという生まれて初めての体験をしつつ、15分ほどで温泉へ。
汗だくの体を洗い、湯につかって暫し呆然とする。露天風呂にも入って見たけど、もう景色なんてどうでもいい感じ。風呂を上がって、途中コンビニで買った新しいトランクスを履き(上着の替えは持って行っていた)スッキリとして皆を待つ間にコーヒー牛乳を飲む。この味久しぶり。

この後どうしますか?と。色々と藤野駅周辺情報を探すも飲み屋的なモノは20時閉店とかいうのがほとんど。かつ駅前とは言えないし。結局、何故か隣り合わせの焼肉屋2軒と寿司屋ぐらいしか見当たらなかった。焼肉屋でいいですか?ということで片方に電話。23時L.O.ということなので予約。店員が予約に慣れていないようで、妙な間の入る受け答えだったのだけど、店に着いたら無事予約出来てた。ってか予約しなくても大丈夫なんだろうけど。

6人だったので、焼肉盛り合わせ2人前、ホルモン盛り2人前、野菜焼き2人前、チヂミ2枚とサラダ2つと…と頼んだら半端無い量が来て食べきれなかった。盛り合わせ1人前が普通に3人前か4人前ありますよ。肉が悪い訳でもなく、食って飲んで2時間滞在腹パンパンで一人3500円。ここはどこの国ですか?という感じ。

東京組3人は21時40分頃の各停で高尾駅へ。井の頭沿線のMさんが京王線で帰るというのでそれに付き合って京王線に乗り換え、新宿まで出て帰ったのでした。帰り着いたら0時過ぎ。焼肉でかいた汗をシャワーで流し、ドーフィネの録画を追っかけて見て、1時からの Tour de Suisse 第1ステージを見ていたのだけど、個人TTなのでこれは録画でもいいかな、と思って寝たのでした。

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コメント

あ、そうですね。

関係有りませんが、このエントリに「ダイエットエステ」なるSPAM トラックバックがついてました。
お前らよりは苦労してちゃんと痩せてるよ、と。(その後肉食ったけど)

投稿: しげお | 2010年6月16日 (水) 12:20

>こちとら高尾駅から歩いてきてるんだ!
いいえ、日本橋から歩いて来たんです!

投稿: 青木@蔵 | 2010年6月15日 (火) 11:15

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