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2010年6月17日 (木)

全国新酒鑑評会公開きき酒会

つーことで、タイトル通りの会に行ってきましたよ。場所はサンシャイン。フェッフェッフェ。
毎年鑑評会ってのがあって、どこの蔵でも出品出来るんですが、一次審査を通過すると「入賞」、二次審査を通過すると「金賞」となるわけです。よく「平成XX年度金賞受賞」なんて蔵が自慢してるのはそういうことですな。
で、審査自体は東広島の施設で行われるそうですが、入賞以上の酒を一堂に集めて利き酒出来るイベントが「公開きき酒会」でございます。


前から20番目ぐらいで入ったのでまだガラ空き
この後結構混んでくる

会場に入ると「近畿」とか「南東北」とかエリア毎に島があってテーブルの上に出品酒がずらり。蔵の人とかはいなくて酒だけがあります。

で、お酒は入場したときに渡されるおちょこにスポイトで移して利き酒します。

今年はお気に入りの「竹泉」が金賞受賞していたので、まずは近畿の島で口に含んでみる。「うん、美味いね」と思ってそこから他の蔵の酒を数種類飲んでみたけどよく分からなくなった。

出品酒ってのは、出品を目的として造ってくるのでほとんどが吟醸酒。それも9割方は純米ではなくアルコールで香りを上手に調整してあるので、どいつもこいつもある程度似た薫り高いお酒。普段酒を飲んであーだこーだ言ってるのは、ベンツE350とフェラーリF50とアコードとプリウスを比べてるようなもんなんだけど、この出品酒ってのはF1みたいなものなので、どれもパッと見同じ。普通に店に並んでるのとは全く別物が出てる。でもってある程度の高いレベルで同じような感じに。

結局、適当に飛ばしながら利き酒。後で飲む約束があったので、含んで美味いと感じた酒は飲んだけど他は含んで捨てました。勿体ないけど、そうじゃなきゃ体が持たない。何か段々上あごが火傷したみたいになって来て何をやってるんだかよく分からなくなるんだけど、そんな中でも「おっ」と思えるのがいくつか。でもそれは、どれも似たような中で少し異端だから「おっ」と感じたのかもしれない。
メモったものは北海道「国士無双」「国稀」青森「豊盃」福島「金水晶」富山「名誉 北洋」愛媛「山丹正宗」佐賀「天山」らしい。自分でメモしておきながら記憶曖昧。


これはヒドイと思った

まあ何せ鑑評用というぐらいで、愛でるものであってグイグイ飲むもんじゃないね。

もういいや、と隣でやってる日本酒フェアに行ったんだけど、こっちは物産展みたいでステキ。都道府県毎に分かれて日本酒だけでなくツマミなんかも売ってるのだけど、いろんな蔵の人が同じブースでニコニコとやっているのがステキでした。他の蔵のお酒の説明したりね。
折角なのでブースに行っては暇そうな人を見つけて「蔵の方ですか?」と聞いて色々お話をして、その人の蔵の酒を利き酒させてもらったり。たまに蔵の人じゃなくて都道府県の協会の人だったりすると、「今度アンテナショップが出来るんで是非来てください」とか。

有ったら買いたいな、と思ってた酒が無くて結局何も買わなかったけど、来年はこっちのフェアメインでもいいなーと思ったのでした。


ひとしきりフェアをぐるぐるして、一緒に行ったHさんが10年だか20年ぶりに従兄(某蔵の杜氏)と話したとか、色々あって最後に山形のブースに。先日一緒に飲ませてもらった東の麓のSさんが法被着て接客してたんだけど、オイラ達を見るなり「あ、行きましょうか。もういいんですよ」とそそくさと法被を脱いで畳んでしまった。「えー、いいんですか?」といいつつSさんの案内で店へ。

サンシャインにほど近い日本酒の揃えの良いお店で飲み開始。いい店なんだけど、池袋は個人的に結界が張られてて接近できないので、もう行くことは無いかな。
東池袋 居酒屋 螢月 - 日本酒 バー 居酒屋

「東の麓 金賞受賞おめでとうございます」なんて乾杯したところが、隣のテーブルにいたのは都内の有名酒店と、新橋の日本酒Bar の人だったりして、その方々にSさんが少し東の麓の紹介をしたり。その後も周囲のテーブルには「徳島のXXの蔵の人達です」とかそんな感じで、日本酒フェア帰りのプロが立ち寄るお店だったようだ。店主が「いやー、今日はビールが出ないんですよー」と苦笑していた。

我々も日本酒を頂きながら色々と話を聞いて面白かった。1日に300ぐらい利き酒するのは普通だということ、香りを見るにも香りに色々な種類があること、鑑評は自分の好みではなく飽くまで客観的に評価しなければならないこと、等々。オイラみたいに個人的な美味い不味い、ヒネ臭、酸の強弱ぐらいしか分からないようではまだまだだな。というか、数を揃えて一気に利き酒しないと微妙な差異を捉えるまでは行かないのかも。
ちなみにSさんは今回のイベントの入賞酒全部を午前中に利き酒して、リストに全てコメントを書いているそうだ。「コメントを書いて他人と比較すると自分のことがよく分かります」とのこと。来年やってみるかなぁ。

その後も関係ない話をバラバラとして池袋のホテルに滞在しているSさんとお別れ。朝方、滝のような豪雨の音で目が覚めたためか帰りの電車は眠くて眠くて帰宅するなり布団に倒れ込んだのでした。

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