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2010年6月30日 (水)

オシムの提言

日本代表敗退。90分間は双方消極的なサッカーだったのでほとんど見所もなく。決勝トーナメントとは思えないつまらない試合だった。川島がギヴンってた、というかボールが糸を引くようにGKに寄って行くのは見応えあったけど。延長に入って何度か動きそうになったもののPK。

地上波民放の実況は痛々しくて聞いていられないのでスカパーで見ていたのだけど、試合後のオシムのコメントが印象的だった。「ここまで試合をしてルーレットのようなPKで決着をつけていいものか。FIFAには選手の気持ちを考えて欲しい」と。昨年だったかラグビーのハイネケンカップで同じように延長で決着が付かず、PG対決になったときに普段蹴り慣れないFWの選手が外して決着したのだけど、そのときも同じような議論が起こった。オイラの主観だけど、ラグビーはサッカーより何倍も激しいプレーを続けて、挙げ句に運試し、みたいなのは可哀想過ぎる。
サッカーでは引き分け=>PK というのは極自然な流れになっているけれども、本質的に考えればジャンケンしてるのと大して変わらない。94年のアメリカ大会でカテナチオの核、バレージが噴かして涙を見せたシーンを思い出す。最終的には当時マドンナとの交際が噂されていたバッジオが外した。あの頃のイタリアとブラジルの決着をあれで付けてしまって良かったのかしら。パリューカとタファレル。マルディーニ、マッサーロ。ドゥンガ、ロマーリオ、ベベト…

そしてオシムはもう1つ言っていた。「今回の大会で日本のサッカーは注目された。日本を応援した人々はもっとJリーグ、ナビスコカップなどに行ってサッカーを見て欲しい。もっと厳しく普段から選手を見て欲しい。そうしなければ選手は強くならない」と。本田や長谷部など海外組が活躍したが、本質的にはJの選手が中心。今回、日本が負けて残念とか、日本が強くなって欲しいとか思った人々は、もっとスタジアムを埋めて普段から応援すべきだろう。それがベタな話では給与のアップや強化費用の捻出になるだろうし、選手に責任感や積極性を持たせることになるのじゃないかしら。普段の試合からチケット入手困難なリーガやプレミアのヒリヒリした厳しさ。華麗なシュートに喜ぶだけじゃなく、ヌルいプレーに対する痛烈なブーイング、素晴らしいディフェンスに対する賞賛の中から強豪国で活躍する選手が出ているのだから。
【オシム】日本代表だけでなく、Jリーグを応援してほしい。ファンのみなさんは選手にプレッシャーをかけてあげてください。
【オシム】○○ダービーはもっと盛り上げなくてはいけない。スタジアムを満員にしようではないですか。 #2010wc

自身がブンデスリーガで活躍するキャプテン長谷部も「今回の選手達のほとんどはJリーグでやってますので、Jリーグの応援をお願いします」と言っていた。海外に出て感じることがあるのだろう。

え、オイラ?オイラは昨日はサンタクルスに注目してたのでプレミアを追い続けますよ。後は日本ラグビーの為に秩父宮に足を運び続けましょう。

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