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2010年8月 3日 (火)

甲州街道 第6話(後)

さて昼飯食って出て歩く。


1314 大月インター

1337 この線路の向こう側に旧道が有るはずなのだけど渡れず。線路の下にトンネルがあるけどトンネル内は大きな水たまり、オマケに向こう側は草ボウボウということで断念。

ちなみにこの辺りから Nさんの iPad が定期的に「暑すぎてもう僕だめです」と仕事放棄し始める。iPad は熱に弱いので皆さん覚えておくように。やっぱ iPod touch だな。
そういえばツラくなると仕事放棄するのは昔のMacなら普通だったな。NeXT で Mathematica 動かしても気付いたら勝手に落ちてたり。


1343 ちょくちょく自転車の人がいる

雨が降ったら通行止めにするぞ、という脅し。実際、河口湖方面(南)はヤヴァい感じになってきていた。構わず進む。

採石場の中を通るのだけど、ここまでは左側(南)が怪しい雲行きだったのが正面方向に変わってきた。iPhone で気象レーダーを見ると丁度雨雲と雨雲の隙間を歩いているようだ。幸い直射日光が無くなって心なしか歩きやすい。

1417 記念の100km 標識だったのだけど、ここでついにパラパラと来だした。前方のローソンへと駆け出すMさん2人。元気だ。オイラは少し脚を早めながらついていく。
初狩駅前のローソンに入って涼をとりつつ外を見ると本気で降り出した模様。「でも、雷なってないし、大したことなさそうですね」なんて話をしていたら

斜向かいの民家の雨樋から水が溢れ、排水溝の入口は渦を巻きエライこっちゃ
ローソンの軒先にいたのだけど通過するダンプの跳ね上げる水が飛んでくるので再度店内に逃げ込む。ここで断念して初狩~笹子を次回に回すかどうか、でもどちらにせよ次の上りの各停は30分後まで来ないのでしばし休息。
そもそも夕立を回避するために早めに出たのに、後1駅で豪雨に遭うとは。「あのオヤジにやられた」と大月の菓子屋の主人に恨み節である。「でも、この後30分歩いてたら休むとこ無いんじゃないですか?」と30分引き留められたことを再評価する声も。

結局20分ぐらいだったか、ゲリラ豪雨とは良く付けたもので雨は上がった。心持ち気温が下がったか。湿度は高め。

1451 初狩駅の貨物用引き込み線。この近辺には大きな採石場があったとかで専用線があったのだとか。ターミナルの線路部品ってガキの頃 Nゲージで欲しくってなぁ。買ってもらってすぐに曲がってしまって残念だった覚えが。


「かんべ」はよく見るけど「ごうど」は初めて

1507 だいぶ水稲が目に付くようになりました。そして、何とこの辺りの路面は完全ドライ。雨降らなかったっぽい。やっぱ Spa weather だわー、ってことじゃなくて「ちくしょー、やっぱあのオヤジに捕まらなきゃ雨に遭わなかったんじゃねーかー」と再度恨み節


ジオラマみたいに斜面を走っていくのよな

1522 旧道を行こうということで急な斜面を登ったところが道がない。「ここから直角に曲がってるんですがねぇ」なんていいながら道を探してさまよい歩く。足下は腐葉土の上に枯れ葉が乗って踏み込んでも返りが無い。あたしゃ右足の痛みが治りきってないのでテーピングで親指に力が入らない状態でして、カメラをリュックにしまって気合い入れて尾根まで直登しましたよ、ええ。木の幹握りながら。

で、登ったはいいけど降りる道が見つからない。見つからないというか旧道があるはずの方向は断崖絶壁。レミングスならみんなで集団自殺。スペランカーなら秒殺。プリンスオブペルシャならギリで大丈夫か。
何せ元々道じゃないところ登ってるから仕方ないんだけどね。で、彷徨って開けたと思ったら

6万6千ボルトの鉄塔。「ってことは保守用の道があるはずじゃね?」と適当に下っていくと何だか細道があって何とか20号まで降りることが出来ました。降りる途中で膝を岩にぶつけて静かに苦しんでいたのは皆には内緒だ。
降りたところは登ったところと100m 離れてるかどうかというガッカリ感。これで20分ほどロスしたはず。


1541 降りてすぐ

どう見ても悪戯としか思えないこのクオリティ。「伝説の立石坂の立石」って誰だよ?と暴走族か何かの手の込んだ悪戯だと思ってたんだけど、帰ってから調べたら本当に伝説があって、老婆?が杖に使ってたという2mほどの岩が立っている場所がこの辺にあるんだと。だから何だと言われたら別に何でもない。伝説の詳しい内容も知らない。「わたしたちの大月」とか「私たちの山梨」とか習ったら出てるのかも。

1618 少し旧道を歩いて又20号に戻ったところ、クラクションを鳴らしてハザードを出して止まる黒いトヨタ車。「誰かの知り合いか?」と思ったら車から出て来たのは何と大月の菓子屋の主人!! (カオス その4)
わざわざドア開けて(あぶねーってば)「さっきはどーも」なんて声をかけられて、20号に出てくるタイミングがもう少し遅ければ逢うはずも無かった遭遇に驚愕。っていうかもう店閉めたの?と更に驚く。

1630 笹一酒造。出発前は時間があれば試飲でも、と思っていたけどそれは15時笹子着予定の話。菓子屋と謎斜面で1時間以上失った今は華麗にスルー。なんか急に行っても蔵見学できますよ、みたいなことが書いてあったが

なんでこんなもん飾ってあるのか分からない。こんな酒蔵初めて。てか正直酒蔵としての魅力は下がるよね。ネタ的には面白いけど。後、世界一の太鼓っつーのがこの横に。これは真面目に大月市だか市の有志だかが作ったものの置き場所に困って笹一酒造に置かせてもらってるとかいう計画性0な話。

こんな馬鹿っぽいところだけど創業者は元山梨県知事で金丸信が初当選の頃には山梨で政争があって…みたいな話があるんだとか。息子が数年前まで知事だったらしい。天野さん。

その後、みどりやの笹子餅を求める。販売所には人がいなくて向かいの工場のオバチャンから買うというトラップがあったのだけど、無事クリア。5個入り410円。
元々は笹子峠の茶屋で力餅を売っていたのだけど、トンネルが出来てから峠を人が通らなくなったので日本橋の榮太樓だかから職人を呼んであんこ入りにして駅で売り始めたんだと。今では笹子駅も無人駅なので甲府駅とかあずさの車内のお土産として売られてるんだとか。ただほとんどが10個入りで5個入りを売っている場所は限られるんだそうな。何のこっちゃ無い、草餅にあんこが入った一口サイズのものでしたが、昔の登山で甘いもの、って時にはいいのかもね。

笹子駅前には大きな石碑がありまする。 笹子隧道記念碑っつーことで明治35年に笹子隧道(トンネル)が完成したことを記念したもので陸軍大将伯爵桂太郎の書なんだとか。舞鶴公園から持って来たって書いてあるけど、舞鶴公園って甲府の舞鶴公園だよな。なんでそんなとこに笹子の記念碑が有ったのか謎。
このトンネル完成当時は東洋一の長さ(4,656m)だったそうで、昭和40年の新笹子トンネル完成後、今は中央線下りとして利用されております。新トンネルが上り用。

1639 目的地到着。おつかれさまでした。次の上りが47分発、これを逃すと20分待ちなので、さっさと着替えたり顔を洗ったりしてホームへ。ちなみに無人駅。券売機とSuicaの改札以外何もない。程なく来た各停に乗って2駅。大月から車で帰る山梨組の方々とお別れ。


高尾で特別快速を待つのに20分弱。八王子から浴衣が大量に乗ってきたが立川で降りた。この日は八王子、立川とも花火大会が有ったようだが、立川の方がいいんだろうか?少なからずカポーもいたけど、個人的には浴衣の彼女と花火大会というのはZ軸の無い世界の話でしかない。え?ううん、何でもないの。

そのまま1時間ほど揺られると今度は新宿からいかにもアフォ頭の良さそうな女子4人が浴衣で乗ってきた。揃って茶髪にシルクドソレイユばりの目力メイク。なんか八王子からの浴衣女子の方がずっと魅力的だったなぁ。今度は隅田川花火か。ご苦労なこって。
いつからか花火の魅力を人混みの鬱陶しさが上回るようになってしまった。着席出来ても帰り道がすごい混雑だったり。どうせならコミゴミして小さい玉しか上げられない都心のものより、大玉の上がる地方のに行きたいかなぁ。
そんなことを思いながら19時過ぎに帰宅。風呂にゆっくり入ってから新政の生酒かっくらって寝たのでした。

何となく一番つまらなそうに思っていた藤野~笹子をクリアしたので先が見えて来た気がする。元々小仏と笹子は越えてみたかったから。今考えると東府中~高尾が一番面白くなかったかなぁ。

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コメント

あそこでガッツリ親父酒だったらキツかったかなぁ。白ワインの冷えたのとかがいいなぁ。

怪しいナノテクタオルを注文してたのを忘れてたんですが、今日届きました。意味がない。

投稿: しげお | 2010年8月 3日 (火) 20:27

どうでもいいけど、数ヶ月前、NOKK から「ごうど」さんって人が入社してきた。今は、うちで日本のサポートのマネージャやってる。

ごうどは、俺も初めてみたけど、shige よりは一足早く遭遇したっぽいな。

投稿: shun | 2010年8月 3日 (火) 15:49

お疲れさまでした。
笹一は時間が無くて残念でした。味はともかく、あの状態でお酒が飲めればさぞ幸せだった事でしょう。悪酔いしそうですけど。
写真で見たら山が思っていたよりも山で驚きました。でも、これが正しい道です。

投稿: 青木@蔵 | 2010年8月 3日 (火) 15:21

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