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2010年8月

2010年8月31日 (火)

景徳院

さて、第7回甲州街道歩きの終点から一番近い駅は甲斐大和駅であるが、少しワガママを言って景徳院に連れて行って頂くことにした。本当はそっと一人で行くつもりでバスの時刻表とか調べてたのだけど。
景徳院とは武田勝頼の戒名であり、それがそのまま名前になっている寺である。甲斐大和から歩くと30分ぐらい。

山梨組の皆さんはNさんの車で来て甲斐大和駅の近くに停めておいたということで、そこまで歩き、野郎5人で生着替え。体を拭いて、車に乗り込みエアコンをかけると爽快である。そのまま車で5分ほどで景徳院に。歩いた後は文明の有り難さを痛感する。

こんもりと森のようになっているのが寺域らしい。武田勝頼公廟所と書かれており、曹洞宗の寺。
前回にも書いたが、信長・家康軍に攻められた武田勝頼は親類でもある小山田信茂を頼り、笹子を越えて岩殿城を目指していたが笹子峠の手前、駒飼で信茂の裏切りを知る。やむなく何代か前の甲斐武田氏、室町時代に甲斐の守護であった武田信満が自害して果てた天目山を目指すも、途中で滝川一益の包囲に逢い自害して果てたという。
その後甲斐地方を支配下に入れた徳川家康が領内の人心安定の為に武田氏滅亡の地に寺を造らせて勝頼の廟所としたのが景徳院である。

疲れた足で石段を登る。手前に「広瀬少」と見えるが、この手すりはどうやら平成三年に「広瀬少納言」という人が寄贈したらしい。ペンネーム?

登り切ると山門。この寺は3度ほど火災に遭っているが、この山門は家康が造らせたものがそのまま残っているんだそうな。中々良いプロポーションです。

甲将殿。元々は死屍累々、主従の区別無く50体ほど死体が散乱していたのを一つの穴に葬ったんだそうな。その上に立てられた建物で、古くは中に勝頼、信勝、北条院の座像と殉じた家臣の位牌があって、それが廟というか墓だったんだとか。

その後、江戸時代になって勝頼二百年遠忌が行われたときに建物の裏に墓が出来た。中央が勝頼、手前が息子信勝、奥が奥方の北条院のもの。両脇は家臣の供養塔だそうで。実際に人骨等が埋まっている訳ではないらしい。

ちなみに死んだときの奥さんが19歳で息子が16歳なんだが、信勝のオカンは信勝が難産で死んでしまっているので、母子関係はないのな。

さて、この寺に入ってウロウロしていると、ずんぐりした親父が寄ってきた。怪しい気配を感じてオイラはカメラを構えながら立ち去ったんだが、勝手にやってきて大声で解説をはじめた。大月の菓子屋主人モードなんだけど、これが何ともアヤフヤで菓子屋の主人の話ほどグッと来ない。挙げ句に「ここで信勝が成人式みたいなことしたんだよ」とか。「みたいなこと」って何だよ。

信勝の元服自体は平和な時に甲府で行われていますよ、ええ。勝頼は自害するに及んで信勝に家督を譲ってから自害したと言われていて、この松に家宝の御旗を立て、楯無の鎧を信勝に着用させて一種の儀式をしたという。
ただ、勝頼は新府を捨てて逃亡するに当たって塩山の向嶽寺に楯無を隠して行ったという話があったり、菅田天神社の楯無は勝頼の死体から脱がせた鎧だという話があったりでいい加減である。


さて一通り見終わったし暑いので車に戻る。汗を流したいけどどうするか。このまま天目山方面に登っても温泉があるが、何やら圏外県外の人に人気というほったらかし温泉に連れて行って頂いた。
ゴルフ場造ろうとして地質調査したら温泉が出ちゃって、バブルも弾けたし温泉施設にしちゃおうか、みたいなところらしい。

もう全く土地勘が無いのでどこへ拉致されているのか分からないが西に進んでいる。道中、道沿いにぶどうの直売所が何軒も並ぶ。遠方にギラギラと鈍く光る都市が。「あー盆地が見えるよ」と。甲府、暑そうだ。常に東京より2度ぐらい暑いみたいだが、今年は夕立が多いんだと。全く雨の降らない都民には羨ましい。
温泉の駐車場に着くと、なるほど都内のナンバーや横浜、大宮などが多く、山梨ナンバーはほとんどない。700円の入湯料を払い、露天風呂へ。勝沼方面が煙ったようになっているのを見ながら「あー降ってますねぇ」とか、立ち上がる虹を見たり、見え隠れする色気のない黒い夏冨士を眺めたり、飛び交うヤンマを見ながら小一時間ゆっくりしました。確かに眺めいいです。夜は夜景を見ながら入れるんだと。
上がってコーヒー牛乳、土産屋で見ると巨峰が一房で200円とか300円とか。近所のスーパーじゃ考えられない安さだけど、これでも観光地価格で強気の設定なんだそうな。山梨県民は桃と葡萄は買わない(どっかから回ってくる)、と言っていた。スーパーで2つ680円の桃とかあり得ないな。

その後、夕飯をどうするか放浪。山梨市駅、塩山駅の辺りをウロウロしても店が何にもなくて「もうバーミヤンでもいいけどね」なんてモードの時に見かけた「鑫源」なる中華。Nさんが前に行ったら凄い量のチャーハンが出て来たと道中話していたのを偶然発見したので入る。「しんげん」と読むらしく、スタッフがみな中国語。確かに多かったけど美味かった。そして安い。生中2杯。ジャガイモの細切り炒め美味かったな。

その後、よく分からないシャトレーゼというところに連れて行かれる。山梨発祥の激安菓子屋でフランチャイズ展開しているらしい。洋菓子、和菓子を自社で作って販売しているのでめちゃ安い。
そういえばこれ、友人の奥さんに「なんかこんなチラシもらったんだけど知ってる?」と見せられたのを思い出した。アイス6本で273円とか、ヨーグルト8つで399円とか。その時は何か怪しいのかなぁ、と思って「大丈夫なんすかね、これ」なんて話してたんだけど(ヒドイ)、実際安くて美味いようだ。皆さんアイスを買ってたけどオイラは腹一杯なので明日の朝食にロールケーキなど買って出る。

塩山駅まで送って頂き、山梨組とお別れ。ここからが長い。20時丁度の各停に乗り、大月で東京行き快速に。帰宅したのは23時過ぎでしたとさ。

とりあえず熊対策に暑い中頑張って笹子を越えたので、次回までは少し間を置く予定。

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Vuelta a Espana 2010 3a etape

昨日はカンチェラーラのメータで47度を超えたとか言う話。カヴェンディッシュは何度も後ろに下がって吐いていたという話もあったりで、体調が悪かったようだ。
そして何より、ポイント賞はウタロビッチに移っていたのに、何故かカヴ君が表彰されてしまった件。さすがスペイン。ジャージはHTCじゃなくてFDJだったり。
TDWFun

放送開始時に残り60km弱。7人の逃げが5分弱。1級山岳があるということで、集団先頭はHTCではなくSaxo等。昨日より涼しくて35度なんだそうな。そうですか。

上りでアンディちゃんがズルズル落ちていく。あれまぁ。ツールで燃え尽きたかね。逃げからはセラフィン=マルチネスがアタック。そして集団からはモンクティエがアタック。残りの逃げを躱して2番手に。

残り25km、マルチネスのリードは1分半。残り13kmでもあまり変わらず。集団は脱水症状を気にしてか集団をコントロールするチームが無く、ボトル運びに終始している。
Malaga の街に入る辺りで集団はやっと加速。これで間に合うんだろうか。

残り1.8kmで集団との差が27秒。ここから城壁を登る。残り1kmでマルチネスは吸収。お疲れ様でした。
ニーバリがアタック、ジルベールが着く。と、すごい加速。さすがフィリップ=ジルベール。なんかちょっとバイクカメラが引いた気もするけど。2位がホアキン=ロドリゲス。今日もリクイガスはダメな感じだ。

早々に遅れたカヴ君に変わって総合トップもジルベールに。まだまだ始まったばかりだけど、この最初の気温の高さが各選手にどれぐらい影響するのか。ニーバリ28秒、フランク兄ちゃん36秒、サストレ46秒といったところ。

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2010年8月30日 (月)

甲州街道 第7話

今回は諸事情により短め。1つは山岳コースであること。もう1つは山を越えてから中央線と離れてしまうため中途半端に進むと帰りの駅までの距離が出てしまうことである。山梨組が車を停めておく策もあったが、丁度良さげな辺りに駐車場が無いということで。

8時前に家を出てコンビニへ。笹子から山の登り口までにコンビニが無いかも知れない、という山梨方面からの情報があったので。ネットで検索するとヤマザキYショップ笹子追分店があるらしいのだが「潰れてたと思います」と。
四ッ谷から丸ノ内線=>京王=>JR と乗り継ぐ。四ッ谷から直接でもいいのだけど、丁度いい大月行きが無く、かつJRだと700円ほど高い。高尾から大月まで行って乗り換え。都内と違って風が涼しい。

笹子駅1030。少し待たせてしまった山梨組4人と合流。もう双方1時間に1~2本しかないのでね。
日向に出るとやはり暑い。

通過する臨時列車(団体)の国鉄色189系。かつての「あずさ」であろうか。この後、あさま色も走ったり臨時電車の多い日だった。

笹子トンネル入口を上から見る。右が昭和40年に出来た新トンネル、左が明治35年の旧トンネル。

1101 山梨県民の心のオアシスらしいハッピードリンクショップで水分補給。どうも賞味期限(?)ギリギリの商品を仕入れてきて安価に売る自動販売機置き場だそうな。城南電気みたいなもんか(若者は知らんか)。上野原を過ぎたあたりからチラホラとある。ほとんどのドリンクが100円。人件費かからないし儲かりそうだなぁ、とか。都内と違って置き場所の地代とか気にならなそうだし。

1107 ヤマザキYショップ笹子追分店。真っ白に燃え尽きてました。やっぱ家の近所で諸々調達して良かった。

笹子峠登り口手前の工事現場。ガキの頃からリニアモーターガールカーの実験を山梨でやってるとは知っていたがどこかは知らなかった。こんなとこなのね。

ということで1116登り口です。20号から離れて急に静か。Aさんがつけた熊よけの鈴の音が響く。ってか結構大きくて澄んだ音がするのな。

小仏峠と違って全く人気がありません。道も荒れ放題。

例によって道を間違えて急坂を直登イベント発生。「あ、あっちが道だったのか」

1202 矢立の杉。昔はここを越える武士が矢を射立てて冨士浅間神社に戦勝祈願したという。ってか、ここまで馬で来たのかよ。武田方か北条方か知らんけど。

杉様の歌う歌が流れます。無料。ゼンマイ式だそうですが、がんがん掛けちゃってもカスラック的にはOKなの?しばらく休憩して再度出発。

悪いとは言え、これまではそこそこの道だったんですが、急に細くきつくなります。うわーーーーっと思ったその勢いで一気に登る。アルパインポール持って来て良かったわ。戸隠に次ぐ活躍。でも突きすぎて右手が腱鞘炎気味になった。
その後道路に出て登ると

1234 笹子隧道。昭和32年に国道20号の新笹子隧道が出来るまではここが交通・流通のメインだったらしい。予定では12時半に峠だったんだけど、休憩多めだったからか少し遅れ気味。もちろんトンネルはくぐらず、峠を越えます。で、また獣道のようなところを登ると。

1241 峠です。右に70分で雁ヶ腹摺山、左に90分でカヤノキビラノ頭ということで正に峠です。が、小仏と違って広場もなく人もいない。昔は広場があって常時20頭の馬が繋がれ諏訪神社と天神社が祀られていたらしいが、天神社しかなかった。馬をつなげそうな広場もないし。
とりあえずここじゃ飯も食えんということで下りる。

と言うわけで1250 トンネルの出口側、甲州市に入ったところで食事。何故か小豆色のカナブンがゴロゴロと死んでるんだけど、もうこの際気にしない。
今日の昼食は面倒なので家で握ってきたおにぎり。具は家にあったもの、ということで、ねぎ塩だれ・あみづけ(佐賀のアミエビの塩漬け)・うに、って酒のつまみしかなかったのよ。
湯を沸かすかもとNさんが言ってたのでコンビニで豚汁を買って行っていたのだけど、皆様暑いだろうということでラーメンとか買ってこなかったらしく湯は不発。

天気最高。峠を抜ける風は涼しく、座っていると寒いぐらい。でも少し河口湖方面に暗い雲が出てるかな。

1310 移動再開。また少し山道を下り、道路に出てそのまま下る。アスファルトは膝に来るなぁ。

眼下に民家が見えるようになる。ああ、もう盆地の縁に来たんだなぁ。

1437 民家地帯に入りました。大和村ってのかな。 orz な向日葵。

中央高速をくぐり

大和橋西詰で終了。1448。予定は3時間強だったのだけど、5時間弱かかったなぁ。

とはいえ、いつもよりは早めに終了だったのだけど、この後の件は別に。

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Vuelta a Espana 2010 2a etape

中継開始時に3人逃げ。集団はHTCがコントロール。差は4分半。
何かバイクカメラのホワイトバランスがおかしいが、これもスペインクオリティ。

今日のレース開始時にはサイン台に来ない選手が多かったと言うことで、これは罰金払ってでもチームバスから出たくない、ということのようだ。とはいえ、今日は涼しくて37度。プレゼンテーションは40度、昨日は45度だったとか。

途中からシャコベオの選手が抜け出して合流。逃げが4人になるが、何だか折り合いがつかないのか言い合ってる。この辺りから下りに入り、時速は60kmを超える。

残り22kmで差は40秒。Johnnie Walker という素敵な名前の Footonの選手が1人逃げ、後ろに3人。

残り14kmで2人吸収、12.6kmで残り2人も吸収。集団は一つに。

残り7kmでランプレが先頭を取る。後ろにHTC、横からリクイガス。そろそろイケメンに頑張って欲しい。
HTCは少し消耗したのかな。カヴ君の前には1人か2人しか見えない。残り2kmで先頭はリクイガスが取った。でもイケメンはトレインから離れてる…

ペタッキが抜け出し、ファラーが顔を見せた横からカヴ君、これは決まったと思ったら全く関係ないところから白いジャージが抜け出した。FDJのウタロビッチ。カヴ君の後ろから出たわけでもなく、全くの力勝負でねじ伏せた。カヴ君調子悪かったのかと思っても、ファラーもペタッキも後ろにいるわけだし。大穴ですよ。

ベンナーティは着外…リクイガスのアシスト陣もガッカリですよ。

とりあえずウタロビッチは Cavaをプレゼンターのモデルにぶっかけてオネーチャン可哀想だった。目が痛そう。インタビューでは別に驚いてないよ、と強気キャラ発揮。
総合トップのカヴ君は微妙な笑顔。でも笑顔が出るだけ大人になったということでしょうか。
山岳賞のドラージュは何故か壇に登らずに表彰を受けてオネーチャンに促されて登るという不思議キャラを演じた。

しかしなんだ、今回は有力スプリンターが多いし、みんな本気モードなので面白そうと思っていたけど伏兵登場。明日以降、ウタロビッチはどうなんだろう。

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2010年8月29日 (日)

Vuelta a Espana 2010 1a etape

Sevilla からスタートする今年の Vuelata。8末の Sevilla はかなり暑いらしい。ザブリスキーは twitter で「汗が止まらない」と嘆き、リクイガスは急遽クーラーボックスを調達したとか。
第1ステージ前日の夜に行われた Team Presentation では Vo. がゴーストバスターズのT-Shirt というビミョーなバンドの生演奏中に照明が落ちてそのまま中断するというハプニングが。砂田さんの日記だとこんな感じ。

しかし、会場を見たとき、「ああ、もし停電になったら大変だろうな」と思った。
  ラテンの国ではよくあるのだ。
  ミラノの家もしょっちゅうブレーカーが落ちる。(中略)
  とにかく、そんなことを考えながら、そして眠気と戦いながら撮っていたら、案の定、停電。
  レースディレクターがまっさおになって走って行ったけど、周りの人たちは別になんにも焦っていない。
  「ああ、停電だ」くらいの反応で、僕もビールを飲んで、さらに眠たくなって、座って寝ていたら、やっと戻った。

まぁスペインに行った身としては分からんでもない。手際の悪さとか時間の遅れとかは日常茶飯事だ。ただ一カ所、Bar だけはテキパキしてるけど。

さて、初日は Sevilla 市街での Team Time Trial。あたしゃTTT好きだ。チーム全員で走行し、先頭から5人目のタイムがチームのタイムとなる競技。総合系のエースを抱えるチームのヒリヒリする連帯責任感。
今年は夜10時からのスタートという趣向。東京と違って薄暗い夜のSevilla、少し照明を追加したようだが事故りそうな予感。

と思ったけど事故もなく、5人目が千切れてエースが切れるというチームもなく普通に終わった。夜の為か映像もヘリコプターが多くて道中の様子もあまり見えなかったしな。まぁ、宵っ張りのアンダルシア人への顔見せには良かったのかも。

結果は意外にHTCがトップ、その後にリクイガス、Saxobank が続いた。まぁこれでチーム状態の善し悪しは言えないけど、HTCは調子良さそうだ。そして、トップでゴールしたのは Vuelta 初見参のカヴ君だったので、総合トップはカヴ君に。今年から赤くなったマイヨ・ロホを着用して明日に臨む。

ああ、グアダルキビール川、ヒラルダの塔、懐かしいなぁ。また行きたい。

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2010年8月27日 (金)

AR

iPhoneで狙え! ARエヴァ初号機、箱根に出現
iPhoneで「ガンダムAR」――ヤフーがアプリ配信
ARで都内が“東のエデン資料館”に

ケータイにカメラが付いて、iPhone みたいにある程度のパワーがあってGPSが載っててアプリをインストールできて、ってのが出て来たので、映像にCGを重ねて提示することが出来るようになった。AR(Augmented Reality)の一種である。 (別に視覚を拡張するだけがARではない)

で、まぁ上述のようにどっちかというと「下らない」ものが多いんだけど、いや下らないって言うかまぁ立派なマーケティング用途ではあるんだけど、もっと使い道ねぇのかと。

先日、戸隠の山の中を歩いていたときに思ったのだけど、「かつてここにはXXがありました」みたいなのをARで提示してあげると非常によいと思うのだけどなぁ。特に日本は長い文化が有りながらも明治維新の時に破却された城とか、神仏分離で潰された寺とか一杯あるじゃない。

オイラは古地図を見るのは好きなので(別に収集癖はない)、トイレに江戸の古地図を置いていて、たまに気になるところがあると散歩したりするわけだけど、2次元の古地図ならぬ3次元のARで昔の街並みとか施設を復活させてくれると楽しい気がするわけですよ。

精度とかマシンのパワーとかまだまだ不足なんだろうけど、そういう方向に技術を使って欲しいなぁと思うのでした。琵琶湖の脇に安土城とか見てみたいじゃない。

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2010年8月26日 (木)

元首相

鳩山前首相が小沢氏支持を表明 民主代表選

記者団に対して「(03年の民主党・自由党合併で)私の一存で民主党に入ってもらったので、その経緯から私が応援するのが大義だ」と述べ、民主党代表選に立候補する小沢氏を支持する考えを表明した。(中略)
鳩山氏はこれまで、菅首相の続投支持を公言してきたが、26日は「首相を民主党の一議員として応援するのは当然だという意味で言った」と事実上撤回。

この人の顔というか立場はいくつあるんだろうか。アシュラマンは愚か八方美人じゃ足りないんじゃね?
そういや、首相辞めるときには次の代表について

「(辞任するんだから今後)影響力をあまり行使してはいけないと、今申し上げた通りでありまして、私から誰かを指名するとかいう意図はありません。菅副総理には、当然今まで一番近くで、行動をしてくださっておった方でありますから、まず、がんばってくださいということは申し上げました」

だったそうな。もうよく分からん。

今朝の会談の後ロシアに行くらしく、帰ってくるのは29日だそうで。帰ってきたら「管総理で一本化」とか言い出しそうな希ガス。

ロシアと言えば同じ(元)首相でもロシアは違う。
プーチン首相、森林火災を消火飛行
プーチン首相はヒグマと対面
プーチン氏、クジラ撃つ「夢中になった」
もう何なんだよお前は、って感じですが。

クジラと言えばNZに70頭余り打ち上げられたそうで、NZ政府やボランティアが生きてるのを沖に返す作業をしてるそうですが、そういうときはグリーンピースとかシーシェパードは来ないんだろうか。自慢の高速艇で馳せ参じればいいのに。

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2010年8月25日 (水)

戸隠(後)

蕎麦食って奥社へ。観光バスから排出されるジジババ、一部学生カポーを横目に再び神道へ入る。

しばらく行くと女人堂跡。昔はここに遙拝堂、すなわち遠くから女性が奥社を拝むためのお堂があったそうな。ここから先は女人禁制。明治に入ってから禁は解かれ、お堂も無くなったのだと。

神道は相変わらず気持ちいいが、あれほどの中社の人にも関わらず奥社入口に至るまでに逢ったのはたった1人。これを歩かず車で移動というのは勿体なさ過ぎる。

どうも奥の山に怪しげな雲がかかっている。これはこの日中取れなかったが、歩いている範囲の天気が悪化することはなく。

そういやフィトンチッドって聞かなくなったな、なんて思っているうちに

奥社入口に到着。丁度13時。駐車場があって急に人が増える。

少し歩いて随神門に1313。神域を守るための門らしいが何のこっちゃ無い普通の門である。

で、この門をくぐると杉並木。戸隠一番の見所で御座います。樹齢は400年ぐらいとか。これが延々続く。この辺り、昔は坊が並んでいたようだが明治時代に国有境内地(国有だけど無償で社寺に貸し付けている土地)となって下の方に降ろされたそうな。

10分ほど歩くと石段に。ちなみにオイラの10分であって、途中ご老輩とかチンタラ歩いてるカポーとかをパスして歩いている。
この石段、結構作りが雑で1段の大きさも大きくて疲れる。ここぞとばかりにICI 原宿山専で調達したトレッキングポールを出す。これメッチャ楽です。1本使いですけどね、何というか手をついて登ってる感じで脚が楽です。

で、1330奥社到着。上の写真は奥社の下にある九頭龍社。どうも戸隠神社が来る前の地元の神様らしく、高天原系に駆逐されずに残っているのが不思議。元々の山の守護神だと言うが、神奈備が形になったものかも知れず。

で、奥社。祭神はタヂカラオ。ちゃちいです。総じて戸隠神社の社殿はどれもちゃちい。やはり社殿を見に行くよりは山を歩きに行く所だと思う。

が、奥社の借景になっている絶壁のような山々は見事。中々コントラストがキツくて撮すのが難しい。
さて、一通り見て随神門まで戻り、元の参道を戻るのも能がないのでここからハイキング。脇の小道から植物園側へ。これまた急に人気が無くなる。

なんだかそこらに警告とか、信州大学の研究室が取り付けたとか言う熊センサみたいなものがあったり物騒です。

急に風景が開けたと思ったら鏡池。1421。奥の山の頂の怪しさと手前の明るさが対照的。ここは近くに駐車場があって車で来られるからか、数組の人がいました。


クリックで Flickr

駐車場のトイレで用をたして、再び山道へ。

何故かオイラの前を数分間ひらひらと道案内してくれた蝶。ブラックジャックにそんな話なかったっけ?ライオンブックスとかザ・クレーター系だっけ?他にもクロアゲハ、モンキチョウ、シオカラトンボ、ナツアカネ等々色々飛んでおりました。耳の周りにアブとかね。人間はいません。


クリックで Flickr

1458 硯石から飯縄山(らしい)。この辺りで朝食を摂るのを忘れていたことを思い出してエナジーゼリー食う。

1507 小鳥が池。ここは鏡池と違ってだーれもいない。と思ったら、ここを離れてすぐに大型犬を連れたオバチャンとすれ違った。何でこんなとこに?と思ったら程なく住宅街に出て直進すると中社前。
丁度長野駅行きのバスが来たところで、走れば乗れたんだけど敢えてスルー。そのまま中社前を横切って昼の蕎麦屋の前を通る。


暑いとはいえもうすぐ秋です


夏の戸隠スキー場

ここを通過して10分ほど歩いてホントにこっちであってるのか?と不安になったぐらいに戸隠神告げ温泉。
信州・戸隠神告げ温泉

600円の入浴券を買ってフロントへ。残念なことに貸しタオルが無いとのこと。短いタオルは1本持ってるんだがもう1本欲しい。聞くと売店で300円とのこと。
オバチャンに「どちらまで行かれました?」と聞かれたので「奥社まで」と答えると「スピリチュアルですか?」と笑う。「まさか」と笑い返すと「エハラさんが去年テレビで言ってから、もう大変でねぇ」と。どうもエハラマサヒロが何か言ってから若い娘さんが殺到してるそうな。そういえば杉並木の砂利道で8cmぐらいのヒールで膝ぶるぶるさせながら歩いてるのとか、下り坂でグネって動物的悲鳴を上げてるのとかいたなぁ、と。「真冬でもねぇ、こんなミニスカートで奥までいって膝まで氷だらけになって帰ってきたりするんですよぉ」だそうな。スピリチュアルで死んだら本望なのかな。人柱とか即身仏的な事か。

風呂から上がって下着、Tシャツを新しいものに替えてスッキリ。バス停まで戻る。帰り道は近く感じるもの。1620のバスは10分ほど遅れて到着。地元っぽい話し好きのオッサンが話してるのを聞いていると、これもスピリチュアルのおかげで奥社から乗る人間が増えたのと、帰りの車が多くて道が混むかららしい。パワースポットか何か知らんが神社仏閣好きには迷惑な話。

帰りのバスは丁度座れるぐらいの人数。17時半頃に長野駅前に到着し、みどりの窓口に行くと次の指定は満席。こいつは困ったな、ということでホームに行くと自由席は誰も並んでなかった。余裕で帰宅。
戸隠もそこそこ暑い気がしたが、東京駅についた瞬間に暑かった。折角風呂入って帰ってきたのに、地下道で汗をかく。

戸隠、歩くにはとても良いところですよ。でもヒール履いてミニスカートで社殿見てスピリチュアルなら大神神社とかの方が良いんじゃないかな。
20100823Togakushi - a set on Flickr

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2010年8月24日 (火)

戸隠(前)

日本人なら一度は聞いたことがあろう天の岩戸の伝説。最終的にタヂカラオが岩戸をこじ開けるのだが、その岩戸は吹っ飛んで来て落ちたのが戸隠の地と言われている。(他にも岩戸が落ちたという場所は一杯あるのだけど、まあ将門公の首が落ちた場所が一杯あるのと同じようなことだ)

先の所謂「お盆休み」に行こうと画策したものの台風が日本海側を抜けるというので断念。こういうとき新幹線の旅はリスケが出来て良い。飛行機だと行かなきゃならないからね。
代わりに出社して作業していたので代休を頂いて月曜早朝に東京。0728発のあさま505に乗る。本を読んだりウツラウツラしていると0853長野着。ここで水とスポーツ飲料、万一に備えてゼリー食品(?)を2つ購入。後で考えたらバスの中で朝食摂ろうと思っていたのに完全に忘れていた。
善光寺口を出て道路を渡り川中島バスの案内所へ。中社前往復券を購入してそのまま待合スペースで30分ほどボーっとする。どうも長野新幹線と戸隠行きのバスの連絡が悪いのな。0930のバスに乗って善光寺の裏手からずんずんと山を登っていく。客は20人ほどか。宝光社宮前で降りるのはオイラ独り。1033、予定より10分遅れで到着。

戸隠神社のサイトにあった戸隠の図の地図によれば、宝光社宮前のバス停から宝光社と火之御子社がすぐ。というわけで、火之御子社=>宝光社とまわって中社へ登っていこうかと予定していた。ところが、この地図がとんだ食わせ者。
バス道に沿って結構な斜度、九十九折りの道を何度かターンしてやっとこさ火之御子社に着きました。1045。オイラの脚で10分ちょっとというのはちょっとした距離だ。途中で道を間違えたかとか、見逃したんじゃないかとか不安になった。

はい、誰もいませんよ。祭神はアメノウズメ。岩戸の前でストリップショーやった人ですね。敷地内には西行桜というのがあるのだけど、ただの若木。西行がやってきたときにガキどもが遊んでいて西行を見るとスルスルと桜の木に登っていったので「あらま、サルのようなガキどもだこと」と言ったら「犬のような坊主が来たからな」と言われ、ガキどもの切り返しの見事さに「おーこわっ (c)ガリガリガリクソン」と恐ろしくなって(?)西行はこの火之御子社から奥に入らず引き返して行ったんだそうな。ただ、場所柄、信玄と謙信の争いで戦火に巻き込まれ社殿もろとも燃えてしまったんだそうで、今のはその後に植え替えたものだとか。

さて困った。宝光社より確実に標高が高いところにいます。また道路を戻るのも嫌だし、ということで神道という昔の参道を使って引き返すことに。

非常に気持ちの良い山道が続きます。が、バスが少々遅れたし、無駄な移動をすることになったので急ぎ足。木陰の道とはいえ汗が噴き出す。

1104 宝光社着。露光間違えた。実は戸隠にある五社のうち、欄干の作りなど一番綺麗だとおもったのはここだ。祭神はアメノウワハル、知らない神様だ。元は奥社に祀られていたものの、ある日姿を現して、奥社は冬は行くのが大変だし、奥は女人禁制にして老若男女がいつでも参拝できるこの地に私を祀りなさい、と言ったと。ここは親子連れ2組ぐらいがいた。
で、実は神道は社殿の右奥から出てくるのであって、参道を見てないので逆行して降りる。

で、石段を全部降りてから、もう一度登るという苦行。かなーりキツイ階段。
再度神道を辿って今度は中社を目指す。


途中蕎麦畑っぽいのがあったり


天気は晴れたり曇ったりで過ごしやすい

1133 中社着。予定では1120到着予定であった。大分 recover したかな。予定では1130オープンの蕎麦屋で昼餉をしたためる。

なんかうずら屋なる蕎麦屋には早くも長蛇の列。が、オイラが目指すのはここではない。つーか、食事に並ぶのは主義ではない。言っても蕎麦ですよ、蕎麦。
ということで、斜向かいの極意なる店へ。が、「準備中」の看板。店先に行くと「今日の開店は12時です」との掲示。話が違う。

仕方が無いので石段を登り

中社参拝。祭神はアマテラスを引きずり出すための宴会を企画したオモイカネ。ペルソナだと脳味噌だけ、みたいなデザインだったが頭がいいらしい。右手の工事中が残念。ここは結構な人出。

で、降りてきても1145。まぁいいや、暑いし、ということで件の蕎麦屋の軒先に座って待っていると、12時少し前に店員が出て来て入れてくれた。ざる蕎麦と蕎麦ビールなるものを注文。お通しにそばかりんとうなるものが出て来てあっさりとして美味い。これをつまみながら蕎麦ビール。実際は発泡酒だが、この蕎麦屋が企画して新潟の方で作らせているようだ。しばらくして来た蕎麦は細いながらも腰があって良い加減でした。別に蕎麦通ではないので、いつもいく近所の蕎麦屋としか比べられないけどね。

一人旅の悲しさ、外に待ってる人がいると妙なプレッシャーを受けるので蕎麦湯を飲んでお勘定。よく考えたら蕎麦湯って水分と塩分が取れる夢のドリンクではないだろうか、とかアホなことを考えながら出る。

1220 奥社を目指して歩き出したのでした。

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2010年8月23日 (月)

賠償5千万

自転車事故:歩行者との事故、過失相殺認めず
自転車:事故で賠償5千万、実刑、失職

前から何度か書いてますけどね。こないだも休日に散歩してたら右手に衝撃が走りましてね。振り向いたら20代と思しきグラサンの女性が「すみません、ごめんなさい」をリピートしてるわけですよ。
右手の甲を見たら2cmほど筋のように擦過傷になってましてね。「これじゃお嫁に行けないじゃないか」とムカつきましたけど、「ここは自転車走行可じゃないんだから車道を走って下さい」と言ったら分かったのか分からんのか、その場を立ち去りたいという感じでツイと車道を走っていたんですが、100mほど先でまた歩道に戻って走っておりました。

近頃は自転車で事故を起こした場合に過失相殺しない、つまり歩行者の非を論ってその分自転車側の過失を減らす、ということをしませんよ、与えた損害は満額自転車側の負担ですよ、ってことですな。

前々から、歩行者を縫うように走る自転車とか坂道の歩道を凄い勢いで下ってくる自転車見ると、乗ってる人は何かの拍子に人生狂っちゃうかもしれないリスクを知ってやってるのかしら?と思うのだけど、大事なのは厳罰化ではなくて、周知徹底だと思うのだよな。

まあ、厳罰化して厳しく検挙すれば、それも周知徹底にはなるかもしれんけどね。オイラにぶつかった女性といい、そこらのママチャリのオバチャンと言い、道交法知ってるとは思えないのよな。
自転車通行可の標識がなきゃ歩道走っちゃダメよ。普通のガードレールだけの路肩なんてまず通行可じゃないよ。通行可の歩道でも歩行者が優先ですよ。優先って意味分かってる?ってね。

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2010年8月20日 (金)

ポイントカード

【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】ポイントカード不要、の心理を

先日、近くのスーパーマーケットでのこと。レジで、係りの女性が、客の老人に「ポイントカードは?」と言ったところ、老人が「何回言ったら分かるんだ。毎回、毎日、ないと言っとるだろ!」と怒ったのだ。

別に怒ることはないんだけど、うちの近所のコンビニも1年前ぐらいからポイントカードを確認し始めて面倒くさい。バイトが顔覚えてくれるなんて期待しないけどさ、持ってたら出すって。でも、元締めから「お客様が出すのを忘れてるかも知れないから毎回確認しろ」って言われてるんだろうなぁ。

まー、毎回レジにモノ置く度に「ポイントカードお持ちですか?」「いいえ」というやり取りは無駄だ。だからって丼崎が言うようにポイントカード有無でコンビニのレジ分ける訳にはいかんけど。

話変わって、近所のコンビニ2店舗、全く日本人の店員を見かけなくなった。近頃は「~こふ」みたいな東欧系のバイトまで現れて。時給が低くて日本人が働かないのかしら。それとも異国の人雇った方がいいのかな?日本人より真面目とか。

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2010年8月19日 (木)

モツ屋

1996年、ひょんなことから参画することになった学生ベンチャーはワンルームマンションの一室だったのだけど、すぐに手狭になって2LDKのマンションに引っ越した。その近所にモツ専門の店があった。まだもつ鍋ブームとか来る前で結構珍しかったんじゃないかと思う。
本当にモツしか無くて、飲み物はビールと梅酒と焼酎が数種、後はウーロン茶。白いご飯を注文すると近所の弁当やに買いに行ってそのまま発泡スチロールのトレイで供されるような店であったが、旨かった。別にモツ好きではないので食べ比べた訳じゃないけど、その店以上に美味いモツは食ったことない気がする。

当時は下手をすると週1ぐらいで会社の連中と通っていて、カタギに就職した後も月1ぐらいで行っていた。店のオネーサンに気に入ってもらって色々便宜を図ってもらったりしたものである。

ひょんなことで足が向かなくなってしまい(場所が中途半端に不便だったり)、もう10年近く忘れていたのだけど、近頃よく一緒に飲むMさんがモツ好きということで、久々に行ってみようかと。
実はちょっと前にもひょんな話で行きましょうか、という話になって17時過ぎに電話したら「もう今日は予約で一杯でして…」と断られてしまった。そんな店じゃないんだけどな、何か貸し切りとかあるんだろうか、と思ったんだけど、今回は満を持して前日に予約。それでも「カウンターしか空いてないんですが」と言われてしまった。

10年ぶりの訪問は妙に緊張する感じもあったのだけど、店の構えは前と同じ、内装も全くそのままだった。違うのは従業員が全く知らない人達になっていたのと、ご主人が若旦那に替わっていたこと(ちょうど10年ぐらい前に体調崩されて若旦那に代わると言っていた)、ドリンクメニューが増えて何故か分からないけど新政が飲めるようになっていた。座ってビール、ミックス焼き、続いてカクテキと刺し盛りなど頼んで食す。ミックス焼きはタレと塩が選べるようになっていたが、昔はタレしか無かった。ので、もちろんタレで。レモンを搾って食うとビールが進む。やはり美味いな、何度か店の中を見て12年前を思い出し「色んな事あったなぁ~」と少し懐かしく思う。煮込みで韓国JINRO、刺身をお代わり。
隣の人がご飯を頼んだら茶碗で出て来た。自前で炊くようになったのかな?それとも昔は馴染みだったから茶碗に盛り直さずトレーのまま出してたんだろうか。

今は予約して2時間半で追い出されるらしく、随分と人気店になったものだ。昔は近所のサラリーマンぐらいしか来ないようなところで気楽に入れたものだけど、今は予約を取るのも大変。10年前は口コミサイトとか無かったからなぁ。でも繁盛しているのは結構なことですよ。
10時前には最後の客になりそうだったのでお勘定をお願いして退出。帰り道に立ち飲みで英君と田酒を軽く飲んで千鳥足で帰ったのでした。

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2010年8月18日 (水)

二物

こないだもUSの御仁と話していたんだけど。何というか底の高い奴っているよね、と。スポーツ何やってもそこそここなしちゃう奴とか。可愛くない。

なんか柔道部員一人なのに総体で準優勝しちゃった奴のニュースとか見ててね。

藤島大さんの言葉で行くと「この人はアスリートですね」って奴か。ラグビーで行くと Jeff Wilson とかね。シーズンが被るからクリケットとラグビーどっちを選ぶか迷ってラグビーを選択、All Blacks で60 Cap。ラグビーを引退してからクリケットを再開して Black Caps (NZ代表)になったとか。
先日のW杯でも話題になった Robben もフローニンゲンでプロデビューする時にプロテニスプレーヤーになるかどうか迷ったとか。

いや、そんなことを野寺キャップのBlog見て思ったのでした。
SHIMANO Racing Hidenori Nodera Blog: 夏を満喫!美山ウィラースクール

ロードレースの元日本チャンピオンなのにこの人写真上手いんだよなぁ。

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2010年8月17日 (火)

Inception

あづい。暑いときは個別にクーラー回したりせずに皆で一所に集まって冷却すれば効率的なのではないかと思う。公民館とか商業施設とか。
ということで、週末は映画を見た。Inception。何か宣伝見てると Ken Watanabe が積極的に夢に潜るような感じを受けるんだけど、あれは日本向けの惹句だったんだな。

しかし映画見た後に書くことねーな。ネタバレになるし。非常にロジカルで、展開もまぁ面白かったですよ、と。まぁ夢の話だから制作側はやりたい放題って感じだし。難解すぎないところもいいんじゃないかな。でも論理脳じゃない感覚的な人にはただのドタバタ劇みたいに映るかもしれぬ。どうなんだろね、若者はエヴァとか好きらしいから理屈っぽいのは押し並べて得意になってきてるんでしょうか。
最初のシーンだけもう一回見て見たいな。

書くことないから上映前の Trailer のことでも書くか。いくつかあったけど気になるのは2つ。あぁ、TdF 中に急にボルドーでトム=クルーズとキャメロン=ディアスが現れたのはやっぱ何とかって映画の撮影かなんかだったんだな。でも映画名忘れた。
で、1つはAチームですなぁ。ガキの頃好きだった。アメ人の笑いってよくわからんのが多いのだけど、あれは単純明快で面白かった。残念ながらジョージ=ペパードが亡くなってる訳で、Mr. T も出てないのが残念だけど面白そうだなぁ、と。

で、もう1個がTRON Legacy
TRON | The Official Site

もうガキの頃見て感銘を受けましたね。だもんで、大学で研究室選ぶときにVRのとこ行ったんですが。当時は3D CG のレンダリングなんて個人じゃ出来ない時代でしたからね。ましてやアニメーションなんて。sgi が SGI だった頃ですよ。輝いてました。バーチャファイター2が出たのが大学3年ぐらいだったか。PSとかもその頃の筈。
で、大体VRの World Toolkit 的なもの、要はコンピュータ内に世界を作るようなソフトがいくつか有るんですが、まず間違いなくバイクが走るというデモが付いてる。壁があって軌跡が残ってね。そう、TRON のバイクですよ。少なくともあの頃VRとか3D CG に踏み入れてた人達で TRON 知らない人はいないよね。

Trailer を見るに、件のバイクは肉厚になったけど基本的にデザインは同じだし、スーツの光るラインの感じも懐かしい。無駄にワイヤフレーム使ったりもするみたいだし。これは見たいなぁ、と思うのでした。

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2010年8月16日 (月)

自由工作

なんかUS行って子供に$400のLEGOを買った人がいるとか言う話を聞いて、お金持ちはすごいねー、オイラ達がガキの頃は考えられないねー、という話をしていたのだけど。

盆休みは先述のように一人旅を考えていたのだけど台風接近で却下。休み後半になると今度はラッシュで東京に帰ってくるのが大変になるので無理。ヒマなので前から気になってたLEGOを買ってみようかと。

とはいえ貧乏性なのでせいぜい$100です。Fallingwater を知らない人は調べてください。フランク=ロイド=ライトがオーナーの希望に沿って滝の上に立てたというUSで一番美しいと言われる建物。一度見てみたい気はするがその為だけにペンシルヴァニアまで行く気はしない。

開けたところ。大きさ比較に eneloop(単3)を入れて見た。できあがりの割には811ピースと言うのは多い気がする。実はほとんどが薄い板状のパーツで普通のブロックはほとんどない。

「30年前の俺とは違うぜ」とばかり、ちゃんと袋毎に分けて開封。部品が無いと騒いでも一緒に探してくれるオカンや愚弟はおらんのでな。やっぱ多いな。

例によってコメントが無く図示だけの Instruction が入ってます。懐かしい。午後6時組み立てスタート。

土台完成。子供の頃 LEGO やった人なら分かると思うけど薄い板のパーツって一回くっつけるとはがすのが大変。特に 1x2 のパーツとか。なので慎重に組んでいく。ここまでで間違ったのは1回。爪がはがれるかLEGOがはがれるかの勝負に勝った。
この時点で 1925。ガキの頃と違って慎重かつ綺麗な組み上がりだが、昔と違うのはもう一つ。腰が痛い。

上物完成。ちゃちく見えるが非常に細かい部品の塊。この時点で2035。実に2時間半かかった。

土台とくっつけてできあがり。結構くみ上げた満足感があります。しかしデザイナすごいな。ライトじゃなくてLEGOのデザイナ。オイラがガキの頃に無かった部品は殆ど無いのよ。それでこの造形。

とりあえず何となくトイレに飾っておきました。
たまにこういう16歳以上向けみたいなLEGOもいいんじゃないでしょうかね。
残念ながらこの Architecture シリーズは日本で普通に流通してないので百貨店とかおもちゃ屋さんで買えないんだけど。

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2010年8月12日 (木)

盆休み

一応、昨日から夏休みです。でも、台風来る、山行くな、海行くな、雨が降ってなくても増水するから川行くな、ということで仕事してます。再来週辺り代休取ってどっか行こ。

と言うわけで(?)酒など買ってみました。昔飲んで、先日有楽町のイベントで飲んで美味しかった「環日本海」を島根の酒屋から取り寄せるかー、と思って探し始めたのだけど、「ああ、島根だったら王祿も欲しいな」と思い出して探してたら何故か王祿メインになってしまって、最終的には目黒から取り寄せることになってしまった。

左から 天明 純米大吟醸 生酒、白瀑純米吟醸「山本」、王祿 純米吟醸 本生「渓」

週末しか飲まないのでこれで十分1ヶ月以上持つわけで(週末だってワイン飲んだりするから)、生を買ってしまうと妙に早く飲まなきゃ行けない気分になるので回避したかったのだけど、王祿は生しか無く。天明も注文してから「生ならありますが」と在庫切れの連絡。結局生2本になってしまった。

夏酒ってことで早速王祿開けたんですがやっぱ美味いね。久々ですが。

で、取り寄せたのは五本木ますもとという祐天寺のお店。一度行ってみたかったんだけど行く前に通販でのお付き合いになってしまった。もう少し涼しくなったら散歩がてら行ってみよう。
メールのやり取りも丁寧だし、送ってきた箱も箱の外の底の部分に緩衝材を巻いてあったりと親切でしたよ。
ワインと地酒の宝庫 五本木ますもと | おすすめの地酒

つーことで明日はこのブログも休むか。

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2010年8月11日 (水)

泡マスター

実家から「飲んだ次の朝に飲みやがれ!」と100%ジュース詰め合わせが送られてきたり、色々と誕生日プレゼントを頂いたのだけど、何故か全部酒絡み。その中に強烈な一品が。


AWA MASTER

何かっつーと、飲み屋で生ビール頼むとサーバから注いで泡付けっつーのやるじゃないですか、あれをご家庭でも、というものらしい。

とりあえずビールを注ぐ。

ついムキになって真面目に注いでしまった。学生時代某テレビ局の某番組の制作の手伝いしてたときに某ビールメーカー営業の某氏に注ぎ方を教わったことがあってな。10年以上前だけど。
ま、今ならネットでそこらに書いてあるだろうけど、

  • グラスは綺麗なものを、ビールとグラスは4度で。よく冷凍庫にグラス入れて霜がついてる店があるけど、あれはグラスの内側に水滴が出来てしまって水っぽくなる場合があるので注意。
  • ビールはグラスの上30cmぐらいから一気にそそぐ。殆ど泡になるので、泡が落ち着くまで待つ。この時、表面の大きな泡(カニ泡と呼んでた)が消えるのをしっかり待つ。
  • これを3回繰り返す。最後は1cmぐらいグラスの縁から泡が立ち上がる。

こうすると素人でも家で上手にビールが注げます。が、面倒くさい。その時の営業さんは目の前で普通に注いで同じように泡を立てて見せて「1年ぐらい営業でまわってると出来るようになりますよ」と平然と言ってのけたのが格好良かった。
で、上の写真は3回に分けて注いだもの。尤も、グラスは冷えてないしカニ泡を待ちきらなかったのでちょっと粗いけど、ちゃんとやると本当に細かい泡が立って爪楊枝が突き刺さって立つぐらいになる。

で、これだと泡マスターの試験にならないので、再度注いで試してみる。


左) 使用前 右) 使用後 (写真はイメージです)

ボタンを押すとバシュ!っと一定量の炭酸が注入されて泡が発生する。ちょっと立ちすぎちゃうか、と。

少し飲んで継ぎ足してからでも効果あるのかな、ということで試す。


ノズル注入イメージ

それなりに効果あります。まあ、ビールの泡は脂に弱いのでね。一度口、特に油もの食った口が触れると泡はみるみる消えてしまうから。先ほどの爪楊枝が立つほどの泡にポテトチップスを突き刺すとみるみる消えていく、という実験も出来る。

で、写真だと地味だけど、出来上がる泡は細かい。流石、「マスター」を名乗るだけのことはある。グラスの中央だと多くの泡が、縁だと少なめに発生するそうな。

炭酸のカートリッジは交換式だというそれなりに真面目な商品。まぁ自分で買うかというとどうかと思うが、こういうプレゼントとかに良いんじゃないですかね。結構楽しめるし。パーティとかにも良さそうです。

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2010年8月10日 (火)

活火山

こないだふと「富士山は活火山」というのを目にしまして。

何を言っておるのかと。何かの間違いであろうと思ったのだけど、思い出して調べてみた。
気象庁 | 火山について

以前は過去およそ2000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山を活火山としてきました。しかし、長期にわたって活動を休止した後に活動を再開した事例もあり、近年の火山学の発展に伴い過去1万年間の噴火履歴で活火山を定義するのが適当であるとの認識が国際的にも一般的になりつつあることから、平成15年1月に火山噴火予知連絡会は「概ね1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を活火山と定義することとしました。現在の活火山の数は全国で108となっています。

だとさ。ということで、富士山は活火山です。でもって休んだ後に噴火することもあるから

以前は、現在噴火または噴気活動を続けている火山を活火山、現在は活動していないが歴史時代に活動した記録が残っている火山を休火山、歴史時代の活動の記録がない火山を死火山と分類していました。しかし、年代測定法の進歩により火山の過去の活動が明らかになり、数万年に一度噴火する火山もあることが分かってきました。歴史時代だけで今後の噴火発生の有無を判断することは難しいので、近年は休火山や死火山いう分類はなされていません。

ということで休火山も死語です。使わないように。

それにしても日本の活火山分布を見ると、近畿地方の安泰さが分かるな。拍子抜けするほど火山がない。

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2010年8月 9日 (月)

Flickr Pro

先日 KEi さんと話していて何気なく。

し: ふりっかー有料契約したの? 
Kei: した 
し: 容量増えるの? 
Kei: 無限 
し: あれって 元サイズの画像のまま上がる? 
Kei: 有料はあがる

かつてHDDがぶっ飛んで昔の旅行の写真とか無くしたことがあり。正確にはCD-Rに焼いてどっかにあるんだろうけどな。別にそうそう見直すものでもないし。

で、以前色々オンラインの Storage を検討してたんだけどどれもぱっとせず。Picasa も割高な気がするし、Flickr は昔使ってみたら勝手に縮小してアップロードされたし。
そしたら忘れた頃に上記のやりとり。
Flickr: Upgrade to a pro account

見たら確かに容量無制限でオリジナルサイズのファイルが上がると。月額2ドル。今なら200円割ってる。
これは安いということで1年契約しました。

問題なのは欲しかったアカウントが取られてて。取ったのはオイラなんだけど…
これ、今は Yahoo! (US) のサービスなんだけど、向こうっかわの Y! のアカウントが必要。で、オイラが昔試したときの ID/PW を忘れてしまってるんだけど、さっさとメールで投げてくれればいいのに、姓名と郵便番号と誕生日を入れなきゃ教えてくれないという妙なガードの堅さ。
で、昔ホイホイと試しにやったので何を入れたか覚えてないし、郵便番号も今の住所じゃない気がする。色々試したけどダメだったので新しくアカウント作りましたよ。

後はクレジットカードでお支払いで完了。ひたすらアップロード。
1つずつ設定するのは面倒なので全部 private にしたんだけど(他の人は見られない)、とりあえず甲州街道関係だけ公開。これでSDカードが随分スカスカになった。
もう無制限っていうので吟味もせずにピンぼけから意図不明なのから何でも上げてるので勘弁な。
Collection: Koshu-Kaido

今となっては都内に住んでれば珍しくもない日本橋~明大前の第1回がどっか行ってしまったのが残念なんだけど、何となく photostream のslideshow を眺めてるだけでも酒が飲めるものですよ。当事者は。

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2010年8月 6日 (金)

4原色

Giro d'Italia => FIFA WC => Tour de France と続いた欧州時間生活も終わり、たまに地上波を見るようになってきた。
で、やたらと目に付くのが「4原色」を謳うCM。
LC-60LV3/LC-52LV3/LC-46LV3/LC-40LV3|製品詳細|薄型テレビ/液晶テレビ|アクオス:シャープ

R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の入力映像信号を、Y(黄)を加えた4色の画素の液晶ディスプレイで表示させる多原色技術。」って「原色技術」って何よ?と思うわけですが。気持ち悪い。

そもそも人間のオメメは赤緑青の3色しか認識できない。所謂RGB。世界が3色で出来てるんじゃなくて、人間が世界を見たときにこの3つの組み合わせでしか認識できていないということ。
結局、シャープが言ってるのは「自前の発光技術ではRGBだけ出しても自然界の色を出し切れませんので、R+GのYも足してより自然に見えるように cheat してますよ」ってことであって、いきなり色(光)の3原色が4つに増えたわけでもないし、ましてや人類の色覚に1つ加わったわけでもない。

子供に見せたくない番組だの有害番組指定だの言う暇があったら、こういうCMを「子供に見せたくないCM」にして一時期のタバコのCMみたいに深夜に追いやっては如何だろうか。
色の三原色とか色覚の話をしたときに、お子ちゃまが「だってテレビで4原色って言ってたよ」なんて言い出したらどうするのよ。世の親とか先生にとっては迷惑だろうし、非常識人間を増殖させるだけですよ。

そういえば、フルスペックハイビジョンとか訳の分からん言葉を生み出したのもこの会社じゃなかったっけ。ある意味シャープなマーケティングではある。

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2010年8月 5日 (木)

アラフォー

何とかまた 1年間生きてましたよ。
無事に美味い物食って旨い酒飲んで笑っていられます。
ありがたやありがたや。

各種メッセージくださった方ありがとうございました。多謝。

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2010年8月 4日 (水)

ストーブリーグ

TdF 半ばぐらいから、既に来季の契約については色々な話が出ていた。

ずっと言われていたのが、ルクセンブルグベースの新チームが出来て、アンディ&フランクのシュレック兄弟が移籍するという話。嘗てのエース、サストレがサーベロに去り、新たなエースとなったシュレック兄弟も移籍してしまうのか。
その兄弟は先日公式に Saxobank を出ると声明をだした。そもそも Saxobank のスポンサー契約も今年いっぱいだし、エースがいなくなるしでこのチームどうなるんだろうか?と思っていたところ、昨日の夕方にプレスリリースが。

Alberto Contador Signs With Riis Cycling

Riis というのはチームオーナーで監督な。ということでエースとしてコンタドールを引っ張ってきたと。更に加えて、TdF 中に SunGard ともう1社スポンサーが内定したと言っていたが、それが Saxobank の契約1年延長であることが発表された。
昨年、クイックステップがコンタ連れてこようとして SPECIALIZED と画策して裏目ったごたごたでアスタナは今期 S-WORKS だったのだけど、来年は違うバイクになるかも、とか色々話がありんす。

早くも今年山岳で鬼のアシストをしたナバーロ辺りの Saxobank 移籍が噂されているし、逆に引退すると言われていた Voigt がシュレック兄弟と一緒に移ると噂が立ったり。同じくアシストのブレシェルやフグルサングも移籍の噂。

一方ではペリツォッティが血中成分に異常値があるということで2年間の追放になりそうとも。例によってCASに提訴の模様。

つーことで、今年のコンタ vs アンディは来年は双方チームを変えて、かつアンディのチームにコンタが入るってことでアシストの去就も見物。どうなることやら。

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2010年8月 3日 (火)

甲州街道 第6話(後)

さて昼飯食って出て歩く。


1314 大月インター

1337 この線路の向こう側に旧道が有るはずなのだけど渡れず。線路の下にトンネルがあるけどトンネル内は大きな水たまり、オマケに向こう側は草ボウボウということで断念。

ちなみにこの辺りから Nさんの iPad が定期的に「暑すぎてもう僕だめです」と仕事放棄し始める。iPad は熱に弱いので皆さん覚えておくように。やっぱ iPod touch だな。
そういえばツラくなると仕事放棄するのは昔のMacなら普通だったな。NeXT で Mathematica 動かしても気付いたら勝手に落ちてたり。


1343 ちょくちょく自転車の人がいる

雨が降ったら通行止めにするぞ、という脅し。実際、河口湖方面(南)はヤヴァい感じになってきていた。構わず進む。

採石場の中を通るのだけど、ここまでは左側(南)が怪しい雲行きだったのが正面方向に変わってきた。iPhone で気象レーダーを見ると丁度雨雲と雨雲の隙間を歩いているようだ。幸い直射日光が無くなって心なしか歩きやすい。

1417 記念の100km 標識だったのだけど、ここでついにパラパラと来だした。前方のローソンへと駆け出すMさん2人。元気だ。オイラは少し脚を早めながらついていく。
初狩駅前のローソンに入って涼をとりつつ外を見ると本気で降り出した模様。「でも、雷なってないし、大したことなさそうですね」なんて話をしていたら

斜向かいの民家の雨樋から水が溢れ、排水溝の入口は渦を巻きエライこっちゃ
ローソンの軒先にいたのだけど通過するダンプの跳ね上げる水が飛んでくるので再度店内に逃げ込む。ここで断念して初狩~笹子を次回に回すかどうか、でもどちらにせよ次の上りの各停は30分後まで来ないのでしばし休息。
そもそも夕立を回避するために早めに出たのに、後1駅で豪雨に遭うとは。「あのオヤジにやられた」と大月の菓子屋の主人に恨み節である。「でも、この後30分歩いてたら休むとこ無いんじゃないですか?」と30分引き留められたことを再評価する声も。

結局20分ぐらいだったか、ゲリラ豪雨とは良く付けたもので雨は上がった。心持ち気温が下がったか。湿度は高め。

1451 初狩駅の貨物用引き込み線。この近辺には大きな採石場があったとかで専用線があったのだとか。ターミナルの線路部品ってガキの頃 Nゲージで欲しくってなぁ。買ってもらってすぐに曲がってしまって残念だった覚えが。


「かんべ」はよく見るけど「ごうど」は初めて

1507 だいぶ水稲が目に付くようになりました。そして、何とこの辺りの路面は完全ドライ。雨降らなかったっぽい。やっぱ Spa weather だわー、ってことじゃなくて「ちくしょー、やっぱあのオヤジに捕まらなきゃ雨に遭わなかったんじゃねーかー」と再度恨み節


ジオラマみたいに斜面を走っていくのよな

1522 旧道を行こうということで急な斜面を登ったところが道がない。「ここから直角に曲がってるんですがねぇ」なんていいながら道を探してさまよい歩く。足下は腐葉土の上に枯れ葉が乗って踏み込んでも返りが無い。あたしゃ右足の痛みが治りきってないのでテーピングで親指に力が入らない状態でして、カメラをリュックにしまって気合い入れて尾根まで直登しましたよ、ええ。木の幹握りながら。

で、登ったはいいけど降りる道が見つからない。見つからないというか旧道があるはずの方向は断崖絶壁。レミングスならみんなで集団自殺。スペランカーなら秒殺。プリンスオブペルシャならギリで大丈夫か。
何せ元々道じゃないところ登ってるから仕方ないんだけどね。で、彷徨って開けたと思ったら

6万6千ボルトの鉄塔。「ってことは保守用の道があるはずじゃね?」と適当に下っていくと何だか細道があって何とか20号まで降りることが出来ました。降りる途中で膝を岩にぶつけて静かに苦しんでいたのは皆には内緒だ。
降りたところは登ったところと100m 離れてるかどうかというガッカリ感。これで20分ほどロスしたはず。


1541 降りてすぐ

どう見ても悪戯としか思えないこのクオリティ。「伝説の立石坂の立石」って誰だよ?と暴走族か何かの手の込んだ悪戯だと思ってたんだけど、帰ってから調べたら本当に伝説があって、老婆?が杖に使ってたという2mほどの岩が立っている場所がこの辺にあるんだと。だから何だと言われたら別に何でもない。伝説の詳しい内容も知らない。「わたしたちの大月」とか「私たちの山梨」とか習ったら出てるのかも。

1618 少し旧道を歩いて又20号に戻ったところ、クラクションを鳴らしてハザードを出して止まる黒いトヨタ車。「誰かの知り合いか?」と思ったら車から出て来たのは何と大月の菓子屋の主人!! (カオス その4)
わざわざドア開けて(あぶねーってば)「さっきはどーも」なんて声をかけられて、20号に出てくるタイミングがもう少し遅ければ逢うはずも無かった遭遇に驚愕。っていうかもう店閉めたの?と更に驚く。

1630 笹一酒造。出発前は時間があれば試飲でも、と思っていたけどそれは15時笹子着予定の話。菓子屋と謎斜面で1時間以上失った今は華麗にスルー。なんか急に行っても蔵見学できますよ、みたいなことが書いてあったが

なんでこんなもん飾ってあるのか分からない。こんな酒蔵初めて。てか正直酒蔵としての魅力は下がるよね。ネタ的には面白いけど。後、世界一の太鼓っつーのがこの横に。これは真面目に大月市だか市の有志だかが作ったものの置き場所に困って笹一酒造に置かせてもらってるとかいう計画性0な話。

こんな馬鹿っぽいところだけど創業者は元山梨県知事で金丸信が初当選の頃には山梨で政争があって…みたいな話があるんだとか。息子が数年前まで知事だったらしい。天野さん。

その後、みどりやの笹子餅を求める。販売所には人がいなくて向かいの工場のオバチャンから買うというトラップがあったのだけど、無事クリア。5個入り410円。
元々は笹子峠の茶屋で力餅を売っていたのだけど、トンネルが出来てから峠を人が通らなくなったので日本橋の榮太樓だかから職人を呼んであんこ入りにして駅で売り始めたんだと。今では笹子駅も無人駅なので甲府駅とかあずさの車内のお土産として売られてるんだとか。ただほとんどが10個入りで5個入りを売っている場所は限られるんだそうな。何のこっちゃ無い、草餅にあんこが入った一口サイズのものでしたが、昔の登山で甘いもの、って時にはいいのかもね。

笹子駅前には大きな石碑がありまする。 笹子隧道記念碑っつーことで明治35年に笹子隧道(トンネル)が完成したことを記念したもので陸軍大将伯爵桂太郎の書なんだとか。舞鶴公園から持って来たって書いてあるけど、舞鶴公園って甲府の舞鶴公園だよな。なんでそんなとこに笹子の記念碑が有ったのか謎。
このトンネル完成当時は東洋一の長さ(4,656m)だったそうで、昭和40年の新笹子トンネル完成後、今は中央線下りとして利用されております。新トンネルが上り用。

1639 目的地到着。おつかれさまでした。次の上りが47分発、これを逃すと20分待ちなので、さっさと着替えたり顔を洗ったりしてホームへ。ちなみに無人駅。券売機とSuicaの改札以外何もない。程なく来た各停に乗って2駅。大月から車で帰る山梨組の方々とお別れ。


高尾で特別快速を待つのに20分弱。八王子から浴衣が大量に乗ってきたが立川で降りた。この日は八王子、立川とも花火大会が有ったようだが、立川の方がいいんだろうか?少なからずカポーもいたけど、個人的には浴衣の彼女と花火大会というのはZ軸の無い世界の話でしかない。え?ううん、何でもないの。

そのまま1時間ほど揺られると今度は新宿からいかにもアフォ頭の良さそうな女子4人が浴衣で乗ってきた。揃って茶髪にシルクドソレイユばりの目力メイク。なんか八王子からの浴衣女子の方がずっと魅力的だったなぁ。今度は隅田川花火か。ご苦労なこって。
いつからか花火の魅力を人混みの鬱陶しさが上回るようになってしまった。着席出来ても帰り道がすごい混雑だったり。どうせならコミゴミして小さい玉しか上げられない都心のものより、大玉の上がる地方のに行きたいかなぁ。
そんなことを思いながら19時過ぎに帰宅。風呂にゆっくり入ってから新政の生酒かっくらって寝たのでした。

何となく一番つまらなそうに思っていた藤野~笹子をクリアしたので先が見えて来た気がする。元々小仏と笹子は越えてみたかったから。今考えると東府中~高尾が一番面白くなかったかなぁ。

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2010年8月 2日 (月)

甲州街道 第6話(前)

今回は鳥沢から笹子までの約20km。何もこんな暑い時に歩かんでもええやないか、という話もあるが笹子峠は秋になると熊が出る、という笑えない話があるので強行。が、暑いのみならず、今回抜ける大月市はこの時期毎晩のように雷雲が発生し大雨が降る。道路が通行止めになり、中央線が止まるレベル。
それは困るということで、いつも10時出発だったのを9時出発にして早めに終わりましょう、と。今思えば11時半出発の明大前って何だったんだろう…(遠い目

今回も写真多め、かつネタ多めで長くなると思う。

7時に家を出て例の如く中央線で向かう。今回は大月行きなんて素敵なものをツモれなかったので高尾行き。ほとんどのハイキング姿の客が高尾で消えるのを横目に中央線各停に乗り換える。なんか急に女性の化粧っ気がなくなった気がするが、こんな朝早くに中央線下り方面って何なんだろ?部活の学生っぽくもないし。
高尾以降、正確には相模湖以降の沿線の景色には妙に愛着がある。ああ、あそこを歩いたな、あの坂を下ってきてここに出たな、など。

0849 鳥沢着。まだ山梨組は到着していないようだ。

駅前でラジオ体操するハイキング姿のオッサン達を見ながらぼーっとするが9時になっても誰も来ない。「あれ?鳥沢だったよな?違ったっけ?」と妙に不安になってAさんにメール。すぐに電話があって高速が事故渋滞で1本遅れるとのこと(車で大月まで来て電車で来ると)。0912無事に合流。スタートです。


道の向こう側をパンケーキで撮ったのを拡大したので…


今回もNさんの編み笠でお届けします
道標に勝沼までの距離が登場

1008猿橋。なんのこっちゃない橋に見えるんだけど日本三奇橋の1つなんだそうで。

下から見るとなるほど変わっている。何でも急流とか高いところにかけるために刎橋(はねばし)と言って、両岸の崖に穴をあけ、そこに材木(刎ね木)を突っ込んで、その上にさらに刎ね木を出して、と繰り返して架ける構造なんだと。刎ね木に屋根がかかってるのは下の木が腐らないように雨避けだとか。
江戸時代から名勝らしく、この近所だけは栄えていた。

ここで満を持して New Item 冷えピタボディ用を取り出す。首筋(頸動脈)、脇の下、股関節辺りがお勧めとパッケージに書いてあるのだけど迷わずキワモノの股関節へ。少し内股辺り、大腿動脈の辺りに貼ります。「うほっ」と声が出るほど冷えるけど、動脈に貼ったからどっか他の部分まで涼しくなるかというと謎。涼しいのかな。涼しい気もする。何せ少なくとも局所的には涼しいけど、歩いている途中にはがれてきてズボンにくっつこうとする。まぁ動く部分だから仕方ないけど。

前回ぐらいから頻発する馬頭観世音の碑。何となくヴィシュヌ関係だったよなー、とうろ覚えだったのだけど、調べてみると街道筋にある馬頭観音の碑は、昔街道を通っていて斃れた馬の供養塔なんだそうで。なるほど。この後も何カ所か立っていた。
ちなみにそもそもの馬頭観音は密教に於ける観音菩薩の化身で畜生道担当なんだそうな。畜生道に迷う衆生に教えを授けて助けるんだとかなんだとか。


1039 桂川。今日も良い天気。


夏っぽい。いかにも。

1050 東京電力駒橋発電所。右に見える穴は嘗て水圧鉄管が通っていた跡なんだそうで。実は明治40年に東京電燈がここで水力発電を行い、早稲田で変電して麹町に送電するのに成功したんだとか。気の遠くなるような話です。東京電燈は後の東京電力、この頃電球作ってたのが今の東芝な。

1055 第五甲州街道踏切で足止めを食らう。中央線86K260Mとのこと。新宿からの距離かな。
踏切が鳴り始めてから2分ぐらいたって通過したのは3両編成の各停。何とものんびり。

1109 岩殿山が真横に見えてくる。ここは鎌倉時代以降この辺りを治めた小山田氏の居城で遺構が山頂にあるそうな。同行したMさん(Mさん2人いるんだけど面倒なのでMさんにする)は登ったことがあると。なるほど要害といった感じの岩が剥き出しの山。
ちなみに武田勝頼は新府を捨てた後、真田昌幸が群馬方面に迎えようとしたのを断って、小山田信茂の岩殿山城を目指したのだが信茂の裏切りにあって已むなく天目山を目指すことになるのである。勝頼は信茂の迎えを待って笹子峠の向こう駒飼で1週間待っていたけど迎えが来なかったとか、一説には笹子峠を越えて小山田の軍勢が攻め寄せたとか。
まぁ、デレツンです。「うちに来ない?」って誘っといてホイホイ行こうとしたら「あんたなんか入れてあげないわよ!」というヒドイ仕打ち。


1119 大月駅。富士急行の車輌がいます

ちょっと休憩しましょうか、ということで大月駅をちょっと過ぎた路地っぽいところの日陰で休憩。これが料亭の前だったんだけど「昼飯どうしますかね」なんて話をしていたら、すーっと車が来てオッチャンが降りてきた。どうやら料亭の人なのかな?「ちょっと車に水掛けるんで、そっちに撥ねたらごめんね」なんてところから会話スタート。

この向かいの菓子屋はね、まだ主人は60ぐらいだけど山梨じゃトップクラスの腕前でね、京都に修行に行ってたんだよ、ここに有職って書いてあるだろ、有職ってのは京都で認められた菓子屋しか付けられないんだよ(実は微妙に間違ってる)、だとかなんだとかやたらと菓子屋の紹介をしてくれる。あんた料亭の人だろ?料亭の自慢じゃなくて菓子屋の自慢してどうすんの?って感じ(カオスその1)

そこの入口入って右側にね、姫路の博覧会に出したときの菓子で作った造花みたいなのがあるからね、ちょっと入って声かけて見せて貰えばいいよ、ほら、とやたら勧めるというか、見に行かないとオッチャン許してくれそうにないので付き合いの良いAさんが暖簾をくぐる。オイラは外で待ってたんだけど、なんだか今度は菓子屋の中でAさんがトラクタービームにキャプチャされたっぽいので救助に。ギャラガ的なことね。ほら、助ければデュアルファイターになれるでしょ(分からない人はお爺ちゃんに聞いてみよう)

なるほど見事な細工です。造花だって言われたら信じるね。

こう言っちゃ何だけど、外から見るとちょっと古そうだけど何でもない町の菓子屋だし、パンとか書いてあって和菓子っぽくもないし、中に入ってもヨーグレットやら袋菓子やら置いてて至って普通。ただよく見るとそこかしこに賞状があったりして。
で、今年62だという主人が出て来てAさんと話してる。で、またこのご主人、話の着地点が見えないままボルテージが上がって来て何だかんだと話を。大月市の扱いがヒドイ、小川宏ショーって知ってる?(知ってるけど知ってると言ったら面倒そうなのでスルー)露木茂がアシスタントだったんだよ、渡辺謙がペーペーの時に菓子職人役の指導した、葵祭の話、花押の話、とらやの話、その他諸々。結局これが落ち着くのに30分近くかかった(カオスその2)。いや、話自体は興味深かったんだけどね。話の内容は割愛。聞きたい人は行って下さい。大月駅からすぐ。
大月木村屋(山梨県|和菓子店)のスクロール地図・詳細ページ - goo タウンページ

ちなみに上の写真のものは姫路の菓子博に出したもので2年前に作ったんだとか。ほとんど砂糖なので腐ったりはしないけど色は着色料なので褪せてくるんだと。曰く、紀宮様が4つの時に東宮御所に呼ばれて細工をこさえたんだけど、こういうものは壊れやすいってのは宮内庁の方でも知ってて2つ作るわけ、片方壊れても大丈夫なようにね、その時納めたのと同じのがまだ上にあるよ。もう40年近いけどまだ大丈夫だね。少しだけカビが生えてるけど。でもどれぐらい持つかっていうと、これは作ったときの気合いの入りよう次第みたいなもんなんだよ、いや笑うけどね、そんなもんだよ。

話が落ち着いたところでMさんが、ドーナツ下さい、と。まぁ手ぶらで出るわけにもいかんだろうと。そしたらご主人、「いや、それ実は金曜(昨日)作ったままなんだよな、今日は暑くて仕事する気にならないし、お金取れないからどうしてもっていうならあげるよ」、と。意地でも金を取らないっぽいので、Mさん負けじと「じゃあきんつばください」というと「それは疲れてるから売れない」。どうも作って時間が経ってるからダメなんだそうな。本当に売ってくれなかった。

結局、ドーナツだけ袋に入れて頂いて「お茶も出さないで悪かったね。また話聞きたけりゃ来てくれよ」と言われて退散。もうね、カオスその3ですよ。確かな腕の持ち主なのは間違いなさそうだけど、あのご主人に本気を出させるにはどうすればいいんだろう?暑くない季節ならいいのかな。非常に不思議な菓子屋でした。いや、いい人でしたよ(急場の凌ぎ的フォロー)。

菓子屋で30分、料亭のオッチャン入れると40分以上費やして移動再開。
とりあえず昼餉をしたためねば、街道沿いのガストと藍屋、どっちにしますか?ということで涼しそうなメニューのある藍屋へ。でも結局オイラは朝食をまともに食べてないのでハンバーグ定食にビール。ビールを頼んだら店員が少し驚いた感じで「お車ではないですか?」と。あぁ、ここまで歩いてくる馬鹿いねーか。「いや、歩いてきたので大丈夫です」ということでオイラだけ生ビール(小)を頂く。最高。

すっかり涼んで外を見ると妙に風が強く吹いている。これは危ないかも知れないねぇ、というところで13時すぎに店を出たのでした。(菓子屋に時間を割いたので続く)

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