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2010年9月27日 (月)

サントリー参り

もう先週のことだけど。神戸からの帰りはちょろっと京都に寄るのがここのところの常ですが。今回は長岡京と山崎に立ち寄ることに。

儂も詳しく知らなかったが、平城京と平安京の間の10年間、桓武天皇が都を置いたのが京都から大阪よりの長岡京。JR は長岡京駅、阪急は長岡天神駅がある。
朝早めに親と一緒に家を出て、阪急電車で十三へ。小学生の頃は何度となく利用した十三駅だが神戸線から京都線への乗り換えがイメージできず。着いてみると「ああ、こんなだっけな?」と朧気ながら記憶が蘇る。十三から特急河原町行きで20分強、長岡天神駅から歩く。

10分ほどで長岡天満宮。1025着。

菅原道真が左遷される途中に立ち寄ったらしい。京に居るときによくこの辺で遊んだとも。サイズ的には大したこと無い天神さんですが、ここの社殿は昭和16年に平安神宮のものを持って来たんだそうな。多分、皇紀2600年に平安神宮の方は新しくしたんだろう。その後平安神宮は放火で燃えるんだけど。

30分ほどウロウロして、鳥居の脇のバス停から1058発のバスに乗ります。「サントリー京都ビール工場」行き。
乗ったのはオイラ達3人だけだったので、がら空きかと思ったら、長岡天神駅、長岡京駅でわんさか乗ってきてほぼ満員に。


曇ってるのと、この日はズームレンズなので少々暗め

中々綺麗な感じの工場です。札幌で行ったサッポロビールの工場は時代と伝統を感じさせる雰囲気だったけど。
で、通り一遍の工場見学。11時半からのを予約していったのだけど、予約の無い人は12時以降の見学に回されているようだった。
サッポロはフリーだったけど、ここサントリーはオネーサンがついてガイドしてくれます。中々プレゼン能力が高くて感心した。


ラガーって「貯蔵」って意味なんだな。知らなかった。
(独: Lagern; Lagerung)


運良く? 瓶詰めマッシーンが動いてました

んで、お決まりの試飲コーナー。ツマミを渡され、最初の一杯はプレミアムモルツ。あ、定冠詞つけなきゃダメなんだよな。「ざ、プレミアムモルツ」。ビアサーバ担当のオネーチャンが3人ぐらい居て注いでくれる。流石にお上手。

んでもって、グラスに残るリングが凄い。グラスの管理も流石。
他に普通のモルツも飲めるんですが、お代わりは3杯まで。と言っても試飲タイムは10分強なので2杯しか飲みませんでした。そんな飲めるもんじゃないよ。
試飲のグラス1杯はバーで出てくるグラス1杯ぐらいはあるので、これで無料見学はお得な感じ。「電車代ぐらい浮くんじゃね?」と貧乏くさい話をして退出。

実は11時からの見学を予約出来たら歩いて山崎駅に向かおうと思っていたのだけど満員ということで11時半にした経緯があり。タクシーを呼んでもらって山崎駅まで。やたら裏道っぽいところを抜けてくれる運ちゃんで、2メーターぐらいでした。


淀の競馬場近いのか

山崎駅でタクシーを降りると目の前に「国宝」の看板。なんじゃこれ?と思ったが、秀吉が利休に作らせた茶室がぽつんと残っているんだそうな。門まで行ったが「拝観謝絶」。見学には1ヶ月前までに予約が必要なんだと。

ま、いいや、予約した天麩羅屋に向かおうと角を曲がったら八幡様。離宮八幡宮とのこと。
清和天皇の時代に宇佐八幡から勧請しに行った坊さんが山崎の土地に光が落ちるのを見たので掘ったら清水が湧き出したと。で、ここを石清水八幡宮と名づけたそうだが、いつしか男山に分祀された方が石清水八幡宮になり、ここは嵯峨天皇の離宮があったことから離宮八幡宮と言うらしい。

また、ここの神主が灯火に使うために荏胡麻を絞って油を取ることを発明したので製油発祥の地とされ、鎌倉時代から戦国時代には大山崎油座の中心となった。斎藤道三が油売りをしていたと言われる話の中では(話の信憑性は置いておいて)、この大山崎の油を売っていたとされる。

で、13時にこの八幡の裏の「三笑亭」で天麩羅御膳を頂く。普段あまり天麩羅食べないから何とも言えないがカラリと揚がって美味かった。メニューの地酒っぽいのが気になったけど、ビール飲んできたし、これからを考えて自重。お茶を頂きます。
店員の方も良い感じで、店の自慢は筍なんだそうな。時期になれば。

その後西国街道を下り踏切を渡ると見えてきます。


やまさき、ではなくて「やまざき」

余裕を持って1350に受付へ。14時からのツアーを予約しているのだが、何か受付に列が。結局14時過ぎて受付が終わり少し遅れての参加になった。「シングルモルト匠の技講座」っつー有料のツアーを申し込んだのだ。
基本的には白州の時と同じように見学。ただ、蒸留釜の数は圧倒的に多い気がする。


蒸留されたのが迸ってます

この山崎蒸溜所は山崎の戦いで有名な山崎に有るわけで、裏には光秀が陣を敷いた天王山があります。水が綺麗で湿度が高いことからここに工場を造ったそうだが、元は西観音寺という寺の敷地だったと。神仏分離で廃されてから残ったのが上の椎尾神社という神社。この鳥居がサントリーローヤルの瓶のモデルになったんだと。そう言われれば似ている気がする。

んで見学が終了してからサントリーのチーフブレンダーがビデオ内でテイスティングするのと合わせてこちらもテイスティングするという企画。中々面白かった。

手前に、ニューポットと言われる蒸留したてで樽に入れていない透明の液体から4年、12年ものの原酒、奥にはホワイトオーク、シェリー樽、ミズナラの12年以上の原酒と右端が商品の山崎12年。
これを色、香り、味で見ていく。また、原酒は50~60度だったりするので、ブレンダーは加水して20前後にしてから香りや味を見るらしい。
確かに水を加えると香りが全く違ってくるのには驚いた。この時のビデオの中のブレンダーの決め台詞が、一瞬間を置いた後の「これも加水してみましょうか」というので、中々良い味出している。

その後は氷と炭酸が配られて、別に用意されていた山崎10年と山崎12年を飲むコーナー。サントリー一押しのハイボールの作り方をオネーチャンが実演したりしてグビグビ飲んで終了。ちなみに10年はホワイトオーク樽ベースにシェリー樽少々、12年には更にミズナラ樽のものが含まれるそうです。

少し予定時刻を押して終わったので帰りを急がなければいけなくなり(新幹線の指定席を取っている)、ライブラリなどをざっと通過したのだけど、樽毎の原酒?を並べてあったりで良い雰囲気でした。テイスティングコーナー(有料)もあるらしい。

急ぎ足で辿り着いた山崎駅で親と別れて京都駅へ。本当は東寺の特別公開も行きたかったんだけどな、ツアーが14時からしかなかったので時間的に無理だったのよな。

N700系でうつらうつらしながら品川へ。蒸し暑い日だったけど帰路も充実でした。

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