« UCI Worlds Elite Men Road Race | トップページ | 腰痛 »

2010年10月 5日 (火)

甲州街道 第8話

8末の笹子越えから1ヶ月。笹子を熊の出ない内に通過できたので、もう暑い間に歩く必要はない、ということで10月になってからの再開となった。決して勝沼ワインぶどう祭に合わせたわけではない。

土曜日 8時前に家を出ていつものように、新宿~高尾~大月へ。高尾でM さんと合流。今回は東京組3人、山梨組4人の予定である。ちなみにM というイニシャルが4人いるのだけど面倒なのでそのままにする。ついでに言うと写真の選別も面倒なのでダラダラ載せる。

高尾発の各停の終点が大月。ここで甲府行きに乗り換えるのだけどホームには人が一杯。葡萄狩りの季節というわけか。結局家を出てから2時間半ほどで甲斐大和へ。あれだけ人が乗っていたのにホームに降りたのはオイラ達2人とオネーチャン1人の3人だけである。

この日も良い天気。本当に甲州街道歩きは天気には恵まれた。
山梨組は20分早くついている筈なので待ち合わせのセブンイレブンへ向かい、必要なものを調達…って水以外に買うものを思いつかない。30度越えな訳でもないし、そこらに自販機あるだろうし、山登りするわけでもないし…何だろうこの虚無感。


山梨の7/11の一押しは鳥もつ煮らしいです

ということで6人で前回の終着点まで行って、そこからスタートです。


1048 左に行けば笹子峠

ひたすらユルユルと20号を降りていきます。歩道が有ったり無かったり。交通量が多くてちょっとツラい。


1109 116km道標

「長垣の吊り橋」という名勝らしいですが藪の向こうです。さらに手前に大きな穴が空いてます。この辺りから葡萄畑が増えてくる。


何となく気持ちよかったので


路肩に放置された収穫済みのぶどう。扱いが雑。


1126 117km道標 歩道がない

1133 柏尾。江戸に戻った新撰組が甲州鎮撫隊と名を変えて甲府城を取りに行くも、まんまと板垣退助に先を越されて甲府城は新政府軍のものに。結局甲州鎮撫隊は新政府軍とここで衝突、敗走して千葉まで戻ってもう一暴れしようとしたところで諦めて近藤勇は出頭するのであった。そういえば、西調布に甲州鎮撫隊が休憩したという寺があったな。第2回か?

ほどなく大善寺なる寺。別に大したこと無い建物なのに妙に大きく出てるなぁと思っていたら

しばらく行ってから中を覗いたら中々の山門でした。が、やたら拝観料払えみたいな看板があって金儲け主義っぽいのがイマイチ気に入らない。拝観料取ることを否定はしませんが、何かギトギトしてる気がして。もちろん拝観せずにスルー。行基が開祖とも伝えられる随分と古い寺らしいですが武田勝頼が大月へ向かう前に戦勝祈願したという中々に御利益のありそうな寺でもあります。


1140 118km 道標

1143 (旧)勝沼町に入ってすぐのところで国道20号とはお別れ。これで最後です。さいなら。今までありがとう。でもこれからは別々の道を行くのがお互いのためだと思うの。
写真を縮小すると分かりにくいけど、奥に煙ったように街が見えます。甲府盆地。何故かクリスタルキングの大都会が脳内再生されるが、あれは「大都会」福岡を歌ったものって知ってた?

というわけでそこかしこに葡萄。ブドウ園じゃなくてもガレージの上とかに葡萄。


「店 あっち」

1204 勝沼ぶどう祭会場到着。予定では11時半過ぎだったので思ったより時間がかかった。昼間に上がる花火(?)って映画とかRPGの中でしか見たこと無かったのだけどポンポンいいながら景気よく上がってました。

で、まあ出店があってイベントやってたりして祭りなんですが、何と言っても勝沼ということで500円でワイン飲み放題。500円払うとグラスをもらえるのでそれを持って各ワイナリのテントを回ります。全部で20ぐらいあったかなぁ。

グラス持ってテント回って注いでもらって匂い嗅いで口に含んで一気に飲み干す!というのを延々繰り返す。いつもの酒蔵イベントと違って普通の祭りなので試飲に慣れてない(最前列に張り付いたまま飲むとか)人が多かったり、直売もしてるのでワイナリの人が2人とも販売に入ってしまうと誰も注ぐ人がいなくなったりと、普段の酒イベントよりは少しgdgd だったけど、とりあえず30分強でメルシャンとマンズワイン以外は全部回りました。注がれた分は全部飲んだよ、って話したら皆に驚かれた。

味はなぁ、国産ワイン殆ど飲まないんで他と比較できないんだけど全体的に薄い感じかなぁ。重口って書いてあってもすっごくライトだったり。こういうイベントだから余り良いのは出してないんだろうな。もしかしたら甲州ワインは白の方がいいのかな?よくわからん。とりあえず暑くてスパークリングは全部美味かった。って口当たりの問題。あと、10年古酒があってそれはデザートワインっぽくて美味かったな。安かったし。1979年古酒ってのもあって、それは醤油の匂いのするブランデーって感じで不味くはないんだけど、ツマミを何にすればいいのか分からない。

で、ここで東京組のMさんが合流して7人パーティに。本来の目的を忘れかけたところで歩き再開。


これでもか、と葡萄


1314 山梨市に入る

前回、ほったらかし温泉に行くときに通った道にもあったのだけど、所謂「アレなビデオ」の自販機。「にんげんだもの」という"あいだみつお"テイストがナイスなんだけど

すぐ脇にこんな看板があるのが更に良い。

この辺りで天下のシャトレーゼでアイスを買って食い、1320 通りかかった中華料理「大連」で麻婆麺を食った。値段の割にはまぁ美味かったんじゃないかな。中華なのに「鳥もつ煮」を出すらしく、もう全世界の鳥モツは山梨に集中してるんじゃないだろうか。先ほどの祭り会場でも屋台が出てた。

正直この辺までアルコールが回っていたんだけど、昼飯食ったら回復した。又歩く。

なんだか新しい感じの素敵な日本家屋だなぁと思ったら

大戸屋の研修センターだったり。びっくりです。

1430 日川を渡る。花園の高校ラグビーマニアにはお馴染み、山梨の日川です。

西に進んでいる筈なんだけど正面から太陽が照りつける。暑い。そして何もなくて景色が変わらない。

先ほどの日川に何本かの川が合流して笛吹川に。1458 渡る。所謂一つの石和温泉郷に入ります。

写真真ん中辺り、山と山の隙間の辺りが甲斐大和の筈。あそこから歩いてきました。よーやるわ。

川沿いにしばらく歩くと笛吹権三郎の像。笛吹川は昔は暴れ川だったらしく、しばしば洪水を起こしたんだそうな。で、この子のオカンが流されて行方不明になったもんで笛を吹きながら川沿いを探している内に疲労コンパイルして自らも川にはまってしまったんだと。で、どこぞに流れ着いて手厚く葬られたらしいのだけど、それから水の中から笛の音がするとやら。ということで笛吹川というようになったんだそうな。

ま、そんなこんなで石和を抜けて行くんですが、素晴らしき昭和の香りと場末感。テアトル石和は二本立てで900円だそうです。その他味わい深いというか大丈夫?って感じのお店が並ぶ。

1530 頃に休憩しようということで、氷の看板に引かれてかき氷。喫茶店だと思って入って、どうやってもこぼれるように盛られた氷を食ってから外に出たら実はパン屋だった。道理で7人入ってきてかき氷頼んだら少々パニクってたのか。少し涼んだところで再開。

1600 ついにやってきました甲府市。夢にまで見た甲府市。甲府だよおっかさん。

雲に太陽が隠れて歩きやすい。が、何も無い道が続く。脚だけが痛む。

見所?としては連歌発祥の地らしい酒折宮と甲斐善光寺ぐらいですかな。後は両サイドに山梨学院大学のグラウンドやら球場やらキャンパスやら寮やら。まぁすごいですよ山梨学院大。


1656 善光寺駅

で、城東通りというこの通り、城下町ということで真っ直ぐで退屈なのですが、善光寺駅と金手(かねんて)駅のところで90度のシケインになる。武田信玄が甲府の街を作るときに、敵が攻め込んで来たときに一気に突進出来ないように作らせたのだとかなんとかが今でも残ってるんだと。おかげで渋滞が起こると。ま、それが狙いな訳ですが。

この善光寺辺りからがかつての城下町、宿場町になるっぽい。

んで1720 NTT甲府支店西交差点。ここが終点。え?と思う向きもあろうが、甲府宿というのが存在しないというか舞鶴城の城下町で範囲でかすぎなのと、甲州街道が諏訪まで延長されたために終点が無い、というので適当に止めざるを得ないのである。というわけで、「お疲れ様でした」と中途半端な達成感を感じつつ終了。いやー長かった。まじで。


この後店に移動して打ち上げ。山梨県民が葡萄、桃、サクランボを dis るのを延々聞いた。「ぶどう食いきれない」「特に桃はもらっても大きいしすぐ傷むし邪魔だ」みたいな。


途中にあった店?。甲斐路 1kg 500円。ゴーヤ無料。雑。

結構東京に近いのになぁ、桃も葡萄も運ぶのにコストかかりすぎっつーか傷みやすいんだろうなぁ。で、脳味噌と口が直結してしまったMさんに爆笑したりしながら20:45に店を出て甲府駅へ。

見送りに来てくれた山梨組の方に挨拶をして改札を通ろうとしたら「人身事故のためスーパーあずさは1時間以上遅れます。高尾行き各停を使った方が早く新宿に到着します」みたいなアナウンス。後4分ほどしかない、ということで慌てて改札を通ってトイレに寄って出て来たら遅れが30分になってた。なんだそりゃ。だったら特急の方が早いべ。
仕方が無いのでベンチで3人でぼーっと待ち、やってきたスーパーあずさで新宿まで。笹子トンネル、小仏トンネルを通過しながら「よーあるいたなー」と思いを馳せていたのでした。同時にこんなトンネルだとどこにどう行ってるか全く分からんけど、少なくとも日本橋から甲府までが続いていることは自分の脚で確認できたなぁ、と。言い出しっぺのAさんに感謝。

帰宅して風呂に入って首に日焼け止めを忘れていたのを思い出す。ヒリヒリ。上がってから Man.U - Sunderland を見てたんだけど余りに退屈な試合運びだったので途中で寝た。ちゃんちゃん♪


Aさんが計算してくれた踏破距離。頑張りました。精神的には第3回が、肉体的には第5回が辛かった。
昔のシューティングゲーム的にはもう1周しないと真のラスボスが出てこないんだろうな。グラ2なら甲府から日本橋まで戻ったところでヴェノムと闘うわけだ。絶対ヤダ。

第1話(日本橋~明大前) :13.54km
第2話(明大前~東府中) :15.30km
第3話(東府中~高尾)   :23.03km
第4話(高尾~藤野)   :17.52km
第5話(藤野~鳥沢)   :20.77km
第6話 (鳥沢~笹子):20.30km
第7話(笹子~甲斐大和) :10.98km
第8話(甲斐大和~甲府) :20.53km
----------------------------------------------------------
計            141.97km

|

« UCI Worlds Elite Men Road Race | トップページ | 腰痛 »

」カテゴリの記事

甲州街道」カテゴリの記事

コメント

> marie-san
すみません、電波が弱くてよく聞こえないっす :-p
まぁ、諏訪だけ参加ってのも楽しそうではあります(ぇ

投稿: しげお | 2010年10月 8日 (金) 11:24

ゴールの甲府交差点はなんにもないなー、
でしたが、写真で見ると空の感じと電線が
四方に伸びてていいですね。
諏訪まで足を延ばすとまた酒蔵とかありそ…

投稿: marie | 2010年10月 7日 (木) 13:35

> KEi-san
すみません、電波が弱くてよく聞こえないっす :-p

投稿: しげお | 2010年10月 6日 (水) 22:49

甲州街道の旅おしまい?
終点は吹田じゃなかったっけね?
あれは中央道か。

検索してみたら、諏訪のあたりが終点なんだね。
楽しみにしてるんで、がんばってくださいw

投稿: ケイ | 2010年10月 6日 (水) 13:59

> 青木さん
違います。「高尾までは日が合えば行きます、小仏は行ってみたいな」でした。まぁ、青木さんも「1回10kmぐらいで月1ペースで」とか言ってた筈なのでアイコです。(何が?

諏訪まで60kmなら3連休使えば行けそうですね(えっ?
そういえば七賢って旧甲州街道沿いだったようっ(ゲフンゲフン

> まなびーさん
甲州種っつー山梨の独自品種があるんですが、それが白ワイン用ってことを言いたかったのかしら。

そか。「テアトル石和」は一周回って新しかったのか。

投稿: しげお | 2010年10月 6日 (水) 09:02

ぶどう祭り会場で地元らしきおじさんが「勝沼(甲州?)ワインてのは白ワインなんだよー」とお姉ちゃんにうんちくたれてるのを見掛けました。聞き流したので詳細は分りません。

映画館のサイトを見たら「まったく新しい郊外型ニューコンセプトシアターです」って書いてありました。

投稿: まなびー | 2010年10月 5日 (火) 20:35

最初「高尾まで」と仰ってた気もしますが、甲府までお付き合い頂きありがとうございました。こう言ってはなんですが、相当な物好きですね。

甲州ワインは、だいたいあんな感じです。どっしりとした感じは無いものの、どんな食べ物と併せてもケンカしないそうです。刺身といっしょに楽しめる、世界で唯一のワインなのだとか。以上、美味しんぼからの情報でした。

諏訪までの残り60km、今はまだ何も考えておりませんが、開催の暁にはぜひ。移動だけでかなり大変とは思いますが。

何はともあれ、お疲れさまでした。

投稿: 青木@蔵 | 2010年10月 5日 (火) 10:29

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/37750550

この記事へのトラックバック一覧です: 甲州街道 第8話:

« UCI Worlds Elite Men Road Race | トップページ | 腰痛 »