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2010年10月 1日 (金)

UCI Worlds ITT

ということで今年の世界選手権は豪州はジーロングという街で。やっぱ注目はロードレースだが、その前に個人タイムトライアル。
例によって怪獣カンチェラーラがどれぐらい暴れるかが注目の的だったが、今年は直近のVueltaでTTを落としたこともあり、力に対して懐疑的な報道もあったり。そもそも、チームを離れるかどうかということで世界戦には出ないかもという話もあった。

結局、Saxobank を離れることが決定し(Vuelta の終盤でのリタイアもチームとの摩擦が理由という噂も)、オーストラリア入りすることとなった。来年のチームは未定とのことだが、ルクセンブルグの新聞などではシュレクの新しいチームに入ると言われているそうな。

その Saxobank の新たなエースになるコンタドールにドーピング検査陽性との報道。TdF の2回目の休養日に取られた尿サンプルから検出されたそうだ。クレンブテロールという気管支拡張剤であり、筋肉増強の効果もあるが検出手段が確立されておりドーピングに使うには向いていないと。コンタドールは食物汚染(食べ物に含まれていた)と主張しているそうだがマイヨジョンヌに影を射す報道である。当然否定してB検体の検査を経て争うのであろう。何だかな。
ちなみにクレンブテロールは家畜飼料に混ぜると赤身が増えるらしく、各国で使用が禁止されていて中国でも禁止されているけど、それでも豚の飼料に混ぜられて時々中毒患者が出るらしい。素敵。
Alberto Contador Tests Positive For Clenbuterol
同じ日にVueltaでニーバリを追い詰めたモスケーラもドーピング検査で陽性との地元報道。こっちはまだ噂か。
Mosquera Positive At The Vuelta?


世界ランク順なんだろうか、下位からスタートするITTは相撲と同じようなもので序盤は聞いたことのない国の聞いたことのない選手が走っていって最後に真打ち登場となる。

地元の雄、ロジャースが好タイムを出した後にミラーが奇跡的なスタートダッシュで第1チェックポイントのタイムを叩き出す。その後にカンチェラーラが数秒遅れ。下りではバイクカメラのメータが100km/h 弱を表示していた。怪獣健在か。ドイツのマルティン、オーストラリア期待の若手ポートも頑張っているが。
と思ったらマルティンがまさかの前輪パンクでハイ消えた。
1週目、ミラーが平均時速47.1km で駆け抜ける。暫定トップ。ミラー復活か。
続いてポートが暫定2位。と、カンチェラーラがミラーを11秒上回って淡々とラップを刻む。47.4km/h。
次のポイントで24秒差。これで勝負あったか。こうなると3位争いだな。

ミラー 46.2km/hでゴール。ゴール後倒れて道路に横になる。消えてなかったマルティンが10秒差。パンクが無ければミラーより速かったのは確実だなぁ。残念。ポートはマルティンに届かず。ミラーと16秒差。と、カンチェラーラが300m後ろに。何だよこの人。ってか人なのか?
最後、4度目のチャンピオンを表す4本指を立て、ガッツポーズでペダルを緩めて平均時速47km/h でカンチェラーラゴール。ミラーと1分2秒の差を付けた。来年もアルカンシエルはカンチェラーラでございます。誰だよカンチェラーラの力が落ちてるとか今年のコースはカンチェラーラに不向きだとか言った奴。

そういや栗村さん、ザブリスキーの髭には突っ込むのにファビアンの髭はスルーだな、と表彰式見ながら思った。あれ剃るともっと速くなるんだろうか。

尚、序盤の注目はニュージーランド代表の Jack Bauer である。どうやらNZのロードチャンピオンらしい。
Jack Bauer – New Zealand’s new Elite Road Champion | VeloResults
Vuelta で注目を集めた Johnnie Walker と並んでネタ的には素敵だ。暗いニュースがあっただけに。

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