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2011年2月17日 (木)

りかるど・りっこ

2008年 Tour de France, ピエポリの献身的なアシストを受け、山岳で強い勝利を見せた後で CERA によるドーピングが発覚して2年間の追放を受けていたリカルド・リッコ。当時24歳のイタリア期待の若手であったが、これにより所属チームのサウニエル=デュバルはリッコを解雇してレースから撤退、そのままチームスポンサーも降りてしまった。

チームは、2009年フジ=セルヴェット、2010年フットン=セルヴェットと名前を変えて活動を継続するも、2009年は TdF に参加出来ず、チームも弱体化していた。TdF 主催のASOはドーピングを嫌う、って当たり前だけど、ドーピングのイメージで放映権料が入らなくなったりしてしまうので。特にドイツでは圧倒的エースのヤン=ウルリッヒがドーピング疑惑で引退してから自転車アレルギーのようになってしまっていたり(確か2012年から中継やめるとか)

んで、今年からチームは都内でも見かけるようになった靴屋(?)のGEOXと大型契約。2008年ツールチャンピオンのサストレ、2005/2007ブエルタ、2009年ジロチャンピオンのメンショフを迎えて心機一転頑張るかと思ったのだけど、UCIプロツールライセンスを取れず、今年のツールにも呼ばれないという感じで、未だにリッコの呪いが続いているようである。ま、サウニエル=デュバルはチームとしてドーピングの管理に甘いという話があったので、自業自得と言えばそれまでなんだけど。

前置きが長いがリッコは昨年からヴァカンソレイユと契約して復帰。ところが、今度は同じく自転車選手のパートナー(子供がいるので実質嫁)にドーピング疑惑があり、これはシロだったのだけど、最終的に嫁の兄貴がドーピング違反で逮捕されるというゴタゴタぶり。とはいえ本人の事ではないので今年から本格復帰と思われてました。

でもって詰みました。
Tests prove Riccò had blood transfusion, Dutch newspaper says

先週だか、急にリッコがイタリアの病院に駆け込んだというニュースが。腎不全ということで敗血症の症状だと。で、リッコ本人が医者に「血液ドーピングに失敗した」と話したとか話してないとか。何にせよ、かなりの重体で、一命を取り留めた、という状態らしい。
一旦抜いた自分の血を期間が経ってから戻すことで血中ヘモグロビンを増加させる狙いでやるのが血液ドーピングだが、まぁちゃんとした医療機関ではやってくれないのでね。ちゃんとやんないと細菌が入って敗血症とかね。現在イタリアの警察が調査中らしいですが、詰みでしょうな。

元々プロ契約するときに、血中の赤血球の数が異常値を示したという話があるリッコ(この時は再検査でOkだった)、最初から怪しかったのかなぁと思ってしまう。そしてCERAで2年間レースに出られなくてもまたやってしまうっていうのを見ると、大麻とか覚醒剤で繰り返し捕まる芸能人を見ているような感じだな。弱さって奴か。
コンタドールの件と言い、年明けから暗雲立ちこめるロードレース界。いつも書くけど、あらゆるスポーツの中で一番厳格に検査してるからこそ見つかるわけで、某国相撲協会みたいに協会自身がユルユルなら何も起こらないんだけどね。スポーツのイメージ保つ為にはユルユルがいいのかねぇ。相撲に限らず。

そんなサイクルロードレースも、Tour down under, Tour of Qatar と暖かい(暑い)地域で2011年シーズンが開始している。また楽しいクラシック、ステージレースが見られますように。

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