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2011年3月30日 (水)

泉涌寺

以前、何かのきっかけで四条天皇の事を読んだ。別に歴史上に残るような大事を起こした人ではない。2歳で皇位に就いて12歳で亡くなった。

天皇の崩御については、近習の人や女房たちを転ばせて楽しもうと試みて御所の廊下に滑石を撒いたところ、誤って自ら転倒したことが直接の原因になったという。

ちょいとばかりこの死因が気になっていて、調べたところ泉涌寺という寺に墓所があると。


梅小路の機関車を見終わってバス停へ急ぐもバスは遅れてきた。そんなもんだ。
京都駅、三十三間堂を通過して泉涌寺道で降りる。このバスは定額で220円だったのだけど、後払い。ICOCAで降りられると思っていた両親がはまっていた。スルッと関西では降りられるけど ICOCA はダメなんだと。

バス停から東側へ細い道を入っていくとしばらくして総門が見えてくる。

正直あまり上手な字じゃ無いと思うんだけどな。その総門の手前に即成院。ここの裏手には屋島の合戦の鏑矢で有名な那須与一の墓がある。

何か商売っ気バリバリな感じなんだけど、墓自体は大きく立派だった。一応那須与一は伏見で死んだらしく、本物の墓はここ。ただ、栃木や神戸の須磨にも墓所があるそうな。

さて、総門を入ると鬱蒼としている。雨が上がって何とも言えない雰囲気。途中で戒光寺の馬鹿でかい釈迦如来像を見たりしながら進む。んで、左に折れて今熊野観音寺へ。

もうこれだけでもかなりの広さなんだけど、まだまだあります。

坂道をずんずん登って後堀河天皇陵の前から泉涌寺境内を見下ろす。中々鳥瞰で寺を見ることないね。

更に途中からの分かれ道を上ると孝明天皇の陵。明治天皇の父、和宮の兄。維新の嵐ファンにはたまらない。この陵はぐるりと山を囲むようにフェンスが作ってあって全容はよく分からなかった。
この辺りで日が差し始め、気温がぐんと上がる。

んでもって、いよいよ本丸へ。拝観料を払おうと親父が5000円出したら何故かオッチャンがパニクって「まず両替」とか言いながら千円札5枚出してきたのには驚いた。どこの外国ですか?ここは。

中々にどっしりとした仏殿、奥に見えるのが舎利殿。非常に重心が低い。本殿の奥に四条天皇の陵があるというので行ってみる。

何かソウルで見た世界遺産を彷彿とさせる感じ。さっきの拝観料支払いのところのオッチャンが親父に語ったところによると、ここがパワーポイントなんだそうだ。それを言うならパワースポットだよ、親父。

で、12歳で崩御した幼帝にしてはごつい墓だな、と思ったら

25人前なんだそうです。参道に「四條天皇外二十四方御陵」って書いてあって、「外二十四方」って何かと思ってたら「他に24人」ってことだったのね。天皇陵のコンビナートは初めて見た。

その後、御座所や庭をぐるっと見て終了。見終わったぐらいから急に冷え込んできた。これが京都の盆地クオリティ。
地図を見るとここから南下すると東福寺の裏に出るようだ。伏見稲荷、東福寺は有名だが、ここはちょっとした穴場だな。派手なものはないけど、緑が多く、だだっ広くて中々気に入りました。

御寺 泉涌寺|公式サイト| (ちなみに御陵は宮内庁管轄なので寺のサイトには出てない)

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