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2011年4月 4日 (月)

甲州街道Z 第1話 -前編-

甲州街道の冒険を終えたアドルは、海辺に一人たたずみ、長かった戦いの日々を思い返していた。東府中~高尾の最後。悪の元凶となった笹子峠。古代王国木村屋の店主…。様々な出来事を思いながら砂浜に目を移すと、一つの小瓶が打ち上げられていた。中には手紙が入っている。

「勇者よ、下諏訪の樹海を救ってください…。」
再び、アドルの新しい旅が始まろうとしていた…。


朝5時半に起きる。前日急に挑まれた4時間半の飲みで少しアルコールが残っているので入浴。準備は飲みに行く前にしておいたので大丈夫なはずだ。
午前7時過ぎ、新宿高速バスターミナル。思ったほど寒くない。

計画停電の影響で中央線がどうなるかわからなかったので、今回は高速バス。甲府へ行くから甲府線を選びそうになるが、彼の地の方によると諏訪岡谷線で中央道昭和で降りた方が安くて早いんだそうな。美味いかどうかは知らない(100円ほど安くて15分ほど早い)。

0720出発予定だが、2号車まで出したのに運転手がチケット確認をミスっていたらしくダブルブッキング数件で少し遅れて出発。隣の客が体から強烈なヤニの臭いを発していて顔を背けていたら降りる頃には首が痛くなっていた。あの人種は鼻おかしいんだろうなぁ。勘弁して欲しい。
中央線に比べて懐かしい場所は無いなぁ、なんて思ってたけど小仏トンネルを抜けた辺りから「あぁこの鉄橋の下通ったな」とか「談合坂SAで飯喰ったな」などの記憶が蘇る。やっぱ経験は物事の見方を変えるよね。

0905着予定であったが、5分ほど早く着いた。高速道路のバス停に降りるのは初めてだ。階段の上に立つと、下のグラウンド前に懐かしい顔があった。ドギ、フィーナ・・・(違

新年のご挨拶をしてNさんの車で出発地、NTT甲府支店西交差点へ。0926スタート。

甲府駅へと通じる平和通り(?)を渡る。10時前なのでほとんど歩く人はいない。

道沿いに法輪寺かんかん地蔵。

武田有義の墓(首塚?)らしい。武田有義は平重盛配下であったが、頼朝挙兵(2回目)以後は源氏に従った。が、頼朝が死んだ後に弟の伊沢信光に嵌められて逐電。ここの説明によると、なんと九州五島列島まで落ちていったという。その後、五島で死んだ首がこの寺に運ばれて埋葬されたんだそうだ。もちろん、甲斐源氏の武田氏で信玄の先祖に当たる。
今回の道は特に見所がないのでこれぐらいでも拾っておかないと。

0957 貢川を渡る。「くがわ」と読むが、地元では川の名前というより地名のイメージが強いようだ。

堤沿いに桜がきれいに見えるのだけど、残念ながらそっちには行けない。

1017芸術の森公園。この辺りで家に車を置いてきたNさんと再会。合流。

程なく甲斐市に入り、竜王駅の西で中央本線を渡る。1047

線路の先に見えるのが南アルプス(の筈)。この辺りまで車が多かったのだけど、一転して交通量が減る。そして暑い。愛宕山の反省から調節しやすい服装にしたんだけど、半袖のTシャツでも良かったかも。翌日見たら最高気温は21度だったそうな。

1137 泣石。

武田信玄の親父の代に築かれた甲府の躑躅ヶ崎館はその名の通り城らしい城ではなく、勝頼の代になって韮崎の新府に築城を始めた。軍事と城下町発展の2つの意味があったとされる。まぁ甲府が攻められるなんて考えもしなかったのに、そういう時代になっちゃったってことだな。で、作り始めてすぐに移り住むんだけど、翌年には攻められちゃって岩殿城へ逃げる事に。逃げる時に新府城に火を掛けた。それをここから返り見て奥方が涙を流したという。その後の武田氏は甲斐大和の会でご存じの通り。


電話番号4桁…

1210 E351系を横目に塩川橋を渡る。


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渡りきったら韮崎市。

ほどなく鰍沢横町の碑。鰍沢は山梨に行くまで知らなかったが「かじかざわ」と読む。甲府から南方の富士川沿いの町。ここから鰍沢の河岸まで道があったそうだ。海のない甲斐国では駿河との交通は非常に重要であって、韮崎方面からはこの道を通じて鰍沢まで運び、富士川を下って駿河へ運んだんだそうな。また、身延山への参詣でも賑わったことから「みのぶみち」とも言われる。

七里岩の上に韮崎の観音が見える。まぁ、別にでかいだけで何という事もない。一応町中なんだけどほとんど飲食店が無く。あってもやってなかったり(土曜のお昼ですよ!)。
んで、この辺で有名だという「うさぎや」という和菓子屋に寄るも、すでに在庫僅少。かつ、オイラは上着等々鞄に突っ込んでパンパンだったので何も購入せず。他の皆様はおやつをご購入。お店のご主人に「この辺でお昼食べるとこありませんか?」と聞くと、少し戻ったところにラーメン屋があると言われてすごすご戻る。

1249 大衆食堂 中華そば 松葉屋に入店。

中はかなり混んでいた。地元の名店なのか、単に飲食店が少ないから人口密度が上がっているのか。入って座るも注文取られず。「ごめんなさいね、ちょっと注文待ってね、他の人のがあるから」みたいなことを平野レミみたいなオバチャンに全く誠意のない雰囲気で言われる。別に嫌な感じではなく、この後も「お決まりの台詞」のような心のこもってない「ごめんなさい」を連発された。
注文を取ってもらうのを待つ間に、500円のラーメンに半チャーハン(350円)を付けるかどうか迷う。腹は減ってるんだよな。羊肉丼というのも気になるな。羊肉が名物なんだろうか?

平野レミはラーメン出したり、食器下げたり、客に駐車場の指示したりバタバタしてる。10分ほどしてからだろうか注文を取りに来た。3人がラーメンのみ、オイラが半チャーハンラーメン、Nさんが半肉丼とラーメンを注文したところで、「ひつじにくどん」じゃなくて「はんにくどん」だったことに気づいた。
で、出てきてビックリ。500円とは思えないボリュームにサラダと冷や奴までついている。これだったら普通にラーメンで良かったなぁ。味は普通。客の扱いが妙に親しくて、待たされて、少々雑なので短気な人とか俺様は客だ、みたいな人には向かない店だろうけど、別に嫌な感じはしない。休憩するにはちょうど良かったかな。

何せ半チャーハンを後悔して腹パンパンで店を出たのでした。
「待たせちゃってごめんなさいね」(続く)

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