« Side Effects | トップページ | ダイエット »

2011年6月 8日 (水)

無尽

前々回だったか、甲州街道を歩いている途中の居酒屋のようなところに「大小宴会・無尽会」と書いてあった。「無尽会って何ですかね?」と同行の人に聞いたところ、山梨ではポピュラーなものらしい。
要は、沖縄の模合(もあい)の様な感じで、みんなでお金を出し合ってプールしておいて、順番に纏まったお金を手にする仕組みで、冠婚葬祭などで急に入り用になった人がいれば、順番をスキップして渡したりしたらしい。

過去形で書いたのは銀行等が発達した現在では余り本来の無尽が行われておらず、仲間内の旅行資金の積立だったり、更に形骸化してただの毎月の飲み会の名目になっていたりするそうだから。この仲間が集まって定期的(毎月)開く飲み会が「無尽会」なんだそうだ。年配の人の間では今でもあるらしい。

「無尽」というのも不思議な名前だと思ったら語源は「無尽蔵」なんだそうで。無尽蔵っていうのは、実際に合った無尽蔵院という建物のことで、長安にあって信徒の寄付を貯め込んで、寺院の修復などに使っていたそうな。ただ、余りに信徒を増やしすぎて危険視されたために無尽蔵院は唐の玄宗皇帝に破壊されてしまう。
この「皆から集めて公の為に使う」というのが無尽蔵の役目であって、そこから転じて無尽講というものが生まれたんだそうで、国内では鎌倉時代にその記述があると。戦前は無尽の胴元のような企業も多数あったようだが、GHQに睨まれて(ギャンブル性が高い)ほとんどが相互銀行になったんだそうな。そういえばガキの頃にはXX相互銀行って一杯あったな。それも1992年に普通銀行に移行してしまったと。

無尽を法人がやるに当たっては当然利益が出なければいけないので、集めたお金を全部渡していたら成り立たない。そう言うわけで、纏まったお金を貰った人は、次からの支払に利息が乗っかる形になっていたのだとか。この辺り金融に詳しい訳じゃないからよく分からないけど、相互銀行にならずに残った唯一の無尽会社に説明(?)がある。
日本住宅無尽株式会社

建売プロジェクトは、建売事業をする場合の土地の買取(仕入)に対応できる給付です。たとえば買い取る土地が50百万円の場合、100万円会の無尽に50口加入し、一定の掛込後、落札の上50百万円の給付がうけられます。建築に関わることもご相談ください。

  無尽独自の返済システム
  事業期間中、給付掛金(元金+利息)を毎月履行。  事業完了(物件売却)の決済の時に給付額から給付を受けるまでの掛金、および給付を受けたあとの元金が差し引かれます。これは給付後の掛金の元金部分は実質返済していることと同様となります。よって計画どうり事業が終了しますと手持資金が残ります。

イマイチよく分からん。結局5000万の融資を受けて毎月元本+利息を支払うってのと同じなのかな?むぅ。ま、とりあえず無尽ってそういうことだ(逃げた

|

« Side Effects | トップページ | ダイエット »

智慧袋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/39469795

この記事へのトラックバック一覧です: 無尽:

« Side Effects | トップページ | ダイエット »