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2011年8月19日 (金)

甲州街道Z -番外編- 大菩薩峠

0834 塩山駅から青梅街道を上った先、裂石という場所の少し先の駐車場に到着。

誰もいねぇ。

お盆は混むんじゃ無かったのか、と思ったけど空いてるに越したことは無い。当初はこの駐車場を出て車道沿いに歩いてロッヂ長兵衛からぐるっと回って写真中央の道から出てくる予定だったのだけど、何か気分で逆回りにすることに。その場でコースを変えてしまう柔軟な発想、これが素人である。

少し入ったところで鉄塔。つーか青空。素晴らしい青空。空気もひんやりとしていて涼しい。

なんてのは幻想に過ぎなかった。ずっと急坂、つづら折りの坂が続く。丁度、大神神社の裏の三輪山を登ったときを思い出させる感じ。延々、淡々と登る。背中から汗が噴き出す。
誰だよ、暑いから夏の間の諏訪行きはやめましょうなんて言ったのは。

それでも頑張って30分ほど歩いて休憩。その後登り始めたら、最初ほど暑くなく、風もひんやりとしてきた。少しは楽に。しかし道の両側は見通しが悪く、スタート地点近くの川の流れの音が遠ざかるので登っていることが分かる程度。ほとんど人とはすれ違わない。

と、

1030 登り始めて2時間弱、急に視界が開けました。なんだろこの Sound of Music な感じ、っつーかアブとかハチとかブンブン五月蠅い。ここが丸川峠というところ。山小屋丸川荘の軒先を借りてまずは一息。

雲間には色気の無い無骨な夏富士が垣間見えた。

11時前に再び出発、更に登る。


塩山市街を見下ろす

前方が開けていて「ついに頂上が!」と足を速めると、つづら折りの途中で道が鋭角に曲がっているだけ、ってのを何度も繰り返してやっとこさ1210 大菩薩嶺に到着。

標高2057m、日本百名山の一つらしいですが鬱蒼としていて周りは何も見えません。

どれぐらい鬱蒼かというと

鹿がいるぐらい。どうもこの界隈、鹿は多いらしくて、何か鹿の食性を調べるとかいうので囲われてるゾーンがあったり。

この頂上では3家族(?)ぐらいが昼餉をしたためていたのだけど、雷岩ってとこが見晴らしいいらしいのでそこまでいきますか、と。

この辺り、東京都水道局の水源林(中国人が買い漁ってるとかいう奴ね)らしい。んでフラフラ抜けると光が。光の中に人影が見えるのは気のせいです。


(クリックで拡大)

肝心の雷岩の写真をあまり撮らなかったけどグワっと開けてて眺めの良いところ。塩山市街から上日川ダムなど見える。今気づいたけど、このダムから流れ出てるのが日川なんだな。

で、灌木の日陰を探して昼飯。日陰を探したのは暑いからじゃ無くて日焼けが怖くて。実際風が冷たくて涼しく、飯食い終わる頃には肌寒いぐらいだった。
旋回する C-130 見たりMさんが湯を沸かしてカップヌードル食ったりして1時間弱の休憩を終え、大菩薩峠へ向かう。横に来たおっちゃん2人組はどうもここを頂上と勘違いしてたっぽいんだけどちゃんと大菩薩嶺行ったのかなぁ。

今度は開けすぎてて直射日光バリバリの尾根道を少し上って下って。

1330 賽の河原という素敵な名前の避難小屋。そもそもの江戸時代の裏甲州街道(青梅街道)の難所として知られた大菩薩峠はここのことなんだとか。それにしても凄い名前だが、霧が出て迷い込むと戻れないという噂があるとかないとか。

この賽の河原から一山越えた先に見えるのが(今の)大菩薩峠。左の谷間から霧のような雲が上ってきてます。このたってる場所は「親不知の頭」というところらしい。おどろおどろしい名前好きね。

1345 大菩薩峠。ここは1897mだそうです。この辺で、E-P2のバッテリ残量が怪しくなる。おかしいな、こないだ充電しておいたのに、と思ったけど、どうも PowerShot の方だったっぽい。ミス。
小屋にあるビール400円の表示に引かれるが我慢。少し小屋で休むもスズメバチやデッカイ虻が飛び回ってあまり落ち着かない。10分ほど休憩して再開。後は上日川峠を目指して下るだけ。

1428 福ちゃん荘。なんかBBQやる場所があったり小さな駐車場があったりして、なるほどタクシーでここまで上がれるのか、と。で、どっちが上日川峠かちょっと迷ったんだけど、山荘の庭先をかすめて進むと山道が。またズンズン降りる。

1451 ロッヂ長兵衛。なるほど大きな駐車場がある。1泊2食で7000円は安いな。

ここまで車で来て、長兵衛~福ちゃん~大菩薩峠~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~福ちゃん~長兵衛ってのがメジャーなコースらしい。それは普通のハイキングぐらいだな。正直高尾山より楽かもしれん。

で、こっからの下りがキツかった。標高が下がって気温と湿度がどんどん上がるし、足下は岩が多くて歩きにくいし、膝はワラってブレーキ効かないし。これを1時間ほど頑張って車道にでて GPS 見ながら「こっちですよね、確か」なんてやってると呆気なく駐車場へ。

1604 へたり込むお父さん。結局車は1台増えてただけだった。こっち側まで来る人は少ないのね。だとすると丸川荘は商売成り立ってるんだろうか?とか要らぬ心配をしてみる。


着替えたりして少し下の大菩薩の湯へ。汗だくの体をサッパリさせて帰路を考える。高速バスか中央線か。iPhone で調べようとしたんだけど軟体銀行の電波が良すぎていいところで切れる。仕方が無いのでまず高速バスの予約センターに電話。ところが甲府も新宿も通話中で中々繋がらない。やっとのことで新宿に繋がったのでバスの遅れを聞いてみると小仏から13kmの渋滞でもう遅れが出てると。お盆だけど上りだったら大丈夫かと思ったら混むのね。

諦めて塩山駅に着けて貰って「かいじ」の指定を予約。自由でも大丈夫だろうけど万一座れなかったら死ぬ。

その後、山梨名物の暴力中華へ。巨大な唐揚げやら食って、運転するAさんには申し訳無いが生を2杯飲んで少し早めに塩山駅へ戻る。1本早い特急に変更して新宿まで爆睡。新宿についたら、鹿が飛び込んだとかで塩山~大月に遅れが出てた。流石中央線クオリティ。のんびりしてたら危なかったな。

そんなこんなで結論としては「言うほど山ガールはいない」ってことだな。そんな格好のオバチャンは結構いたけど。マムートの花柄タイツなんてあるんだねぇ。

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コメント

谷底にオレンジ色の塊が見えた時「まさか!」と思ったのは内緒ですね。

投稿: 青木@蔵 | 2011年8月22日 (月) 14:29

ずっとオレンジ色の人のことを思いながら歩いていましたよ。皆で口々に賞賛しながら。

投稿: しげお | 2011年8月22日 (月) 13:32

いいなー、いきたかったなー。
仕事なんて(以下略

投稿: tindharia | 2011年8月22日 (月) 02:42

C-130をF-3とか言ってましたね。何その戦闘機。
親子だとしたら随分とむごい。友達の間での息子のポジションが心配です。

投稿: しげお | 2011年8月20日 (土) 07:06

お疲れさまでした。
雷岩の2人組は親子じゃないですかね。父親(と思しき側)が「ここが山頂だ」とか「あれはF何とかという飛行機だ」というガセ情報を息子(と思しき側)に垂れ流していたのが印象的でした。

投稿: 青木@蔵 | 2011年8月19日 (金) 13:25

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