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2012年1月19日 (木)

設備産業

「ちょっと見積もり見て貰えませんか?」と言われた。出す方じゃなくて受け取った方。
急に言われて面食らったけど、某サイトの検索システムの見直しらしい。妥当性を見て欲しいと。

一緒に渡された要求仕様はA4ペラ1枚。それもPPTの図だけだ。RFPもクソも無い。営業さんがサボった訳でもなく、クライアントから出てきた情報がそれらしい。「サーバどうするんですか?」と聞いても「既存のを使います」ってだけで、「既存」のスペックもOSもミドルウェアも分からない。

それでも、その会社は見積もりを出してきた。それも随分安い。オイラならリスク込み込みの数字を出すところだけど、感覚的に半値ぐらいだ。3倍で出てきてもおかしくない。
もう1つ、保守の提案も見積もりも無い。どうするんだろう?オイラにチェックを依頼した紙出身の営業さんはその辺の感覚が無いみたいだしな。

で、色々聞いて何となく納得。受ける会社も紙出身、でも少しプログラムが出来る人がいるらしく、総勢100名弱なんだと。

制作とかで人数抱えてしまうと、オイラも経験あるんだけど辛い。調子の良いときは案件がどんどん入ってきて抱えてる人数がリミットになってチャンスロス。調子が悪くなると仕事が無くなって暇そうな社員が出てきてしまう。当然給料は払わなきゃなんない。
そうなると、言い方は悪いけど不良在庫の叩き売りみたいなもので、キャッシュを産まないんなら0じゃ無いだけマシ、みたいな仕事を受けてきた方が良いわけで。長距離トラックが帰り道の荷台が空よりは格安で何か運びます、みたいな。捨てる在庫なら原価割っても売れればキャッシュになる、みたいな。

こういう会社って運用フェーズに入っても、契約無しでメンテナンスしてくれちゃったりするのよな。客にしてみれば便利なんだろうけど、マクロに見ると業界全体をブラックな方向へ押しやってる気がする。


「安いと思いますよ、いいんじゃないですか」と言った。
その後夜中になって「しげおさんにも一応見積もって貰うこと出来ますか?」とメールが来ていたので「取りあえず A社よりは高くなります。それでも良ければ明日詳細見積もりますけど」と返事したら「じゃ、いいです」との返事。ま、そうやって世の中回っていくのですね。

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