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2012年2月16日 (木)

休眠預金

休眠預金使いたい 政府「復興にも役立つ」

<休眠口座> 銀行などで長期間にわたりお金の預け入れや引き出しがない預金口座。全国銀行協会のルールでは、10年以上放置された預金のうち、残高が1万円以上で預金者と連絡できない場合と、残高1万円未満の場合を休眠口座としている。法律上は5~10年取引が無いと預金者の権利は失われるが、金融機関は10年以上経過しても、引き出しの請求があれば応じている。

最初ニュースを見たときはひでぇ話だな、と思ったんだけど、「法律上は5~10年取引が無いと預金者の権利は失われる」のね。商法の消滅時効が援用されるらしい。なるほど。

請求書出さずに10年経つと時効が成立して、それ以降に請求しても請求された側は支払わなくても良い。何故かというと請求する側の権利が消滅しているから。別に10年支払わずに頑張れば払わなくて良くなる訳では無い。相手が請求してきたら時効はupdateされるから。

おそらく貯金に関しても、請求する権利が消滅するんだろう。郵貯のサイトを見ると5年って書いてあるから短期消滅時効なのかしら。

ゆうちょ銀行の貯金(ゆうちょ銀行に承継された通常郵便貯金等の貯金を含む)には、他の銀行と同様に商法の「消滅時効」(5年間)が適用されます。

貯金商品のご利用について-ゆうちょ銀行

で、時効成立するとお金はどうなるかというと、銀行の収入になるそうだ。

金融機関が休眠預金を収益に計上していることについて「好きでやっているわけではない。(法人税を徴収したい)税務当局の指導でそうなった」と話す。

金融機関は休眠預金でも預金者の求めがあれば払い戻しに応じている。親族の死亡後、しばらくたってから通帳が見つかり、お金が引き出されることもあり、年間の払戻額は休眠口座全体に眠るお金の約四割にあたる約三百五十億円に上る。

休眠口座の金額の大きさがクローズアップされてるけど払い戻し4割あるんじゃないか。
法的に時効が成立するので預金口座は消滅するけど、銀行としてはその後払い戻さないとは言えないから対応してるっぽい。けど税務当局の指導で収入として計上していると。

ただ、時効を理由にして支払を拒もうとした事例もあるようなので、気をつけるべきですな。
自動継続定期預金の時効をめぐる最高裁判決について
まぁ事情(言い訳?)のようなのを書いてはいるけど、時効を盾に支払拒否しようとして失敗したそうなので。

で、最初の話に戻ると、だからって銀行に預けたお金を国が召し上げるってのは道理が通らないと思うわけですよ。オイラは銀行と契約したんであって国と契約したわけじゃ無いんだから。やるなら今後開設される口座に適用するのが筋だと思う。

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