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2012年2月 7日 (火)

こんたどーるどーぴんぐ

CAS sanction Contador with two year ban in clenbuterol case

2010年のTour de France のレース中にコンタドールの血液から禁止薬物が検出された件。本人は休息日に摂取した肉に含まれていたんだ、と主張していたけど、この度正式にCASから2年間の資格停止が発表された。CAS的にクロということ。コンタドールは30日以内に争う構えを見せなければこのまま確定となる。
ただ、資格停止は2010年8月5日からということらしく、2012年8月6日つまり今年の8月からは選手としてレースに出ることが出来る。代わりに2010年のTdF優勝を含む資格停止期間中の成績が全て剥奪されることになり、2010年TdFチャンピオンはアンディ=シュレクになるそうな。

これに対する選手のコメントはスペイン人を除いて僅かだ。twitter を見ていても積極的にコメントする選手はあまりいないし、インタビューを受けても「コンタドールが可哀相だ」「時間が経ちすぎている」といった要旨が目立つ。2011年のレース主催者側もたまったものじゃないだろう。UCI がOkだと言っている選手を走らせたら後から成績剥奪とかで面倒なことに。
繰り上がって優勝になる選手も複雑だ。そもそも投擲競技のように純粋に記録を競うものでは無く、相手があって駆け引きがあるのがロードレース。1位がいなくなったので2位のあなたが優勝です、という単純なものでは無い。
Andy Schleck reacts to Contador's doping ban
Scarponi responds to Contador verdict
Cancellara reacts to Contador's doping ban

スペイン選手は同じスペイン人として抗議する姿勢を見せている。
Spanish champions spring to Contador’s defence

そもそも、ちょうど1年ほど前、コンタドールに1年間の資格停止という話があった。
Contador to receive one-year ban: 戯言

その後インタビューの日程がズルズルと延期され、今回の発表も2週間ほど後ろ倒しになったという背景には何があるのか。レース主催者やスポンサーの利益と連盟との駆け引きがあるとしか思えない。
CASも決定的な証拠を元にクロと判断したわけでは無く、抗弁の中でどっちにした方が良いかな、じゃぁクロで、ということのように見える。

本当にシロかクロかが全く分からない事件だけど、グランツールを3つとも制した偉大な王者、間違いなく歴史に名を残す選手が資格停止処分になったというのは余りに重たい。サッカーで言えばメッシ、MLBだと該当する選手がいないんじゃ無いかと思うぐらいの選手だ。
裁定に時間がかかりすぎるし、その割に何だか中途半端な結論しか出ないのではスポーツとしての未来が思いやられるなぁ。

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