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2012年4月 3日 (火)

Tokyo Sevens 2012

4月1日、エイプリルフールには秩父宮ラグビー場にいた。

ワラビー、修道士、セーラー服、新撰組、シマウマ、全身タイツ、キティちゃん、力士など謎な仮装が横行し、サモア人とケニヤ人とフィジー人が歌い踊り、ラ・マルセイエーズやスイング・ロー・スウィート・チャリオットの歌声が響くカオスな空間だった。


仮装同士で記念撮影する異人の方々

7人制ラグビー、HSBC Sevens World Series が今年初めて東京に上陸したのである。本当は昨年にも世界レベルの大会が企画されていたが直前の震災で無くなった。土曜日が予選、日曜日が決勝ラウンドであったが、土曜は凄まじい風でパスすら曲がるという大変な状況だったようだ。

日曜は9時から試合開始。そんな朝からは行けないので11時ぐらいに現地着。少し階段を上がればバックスタンド真ん中に座れるぐらいの混み具合だった。午後になると随分混んで売店にも長蛇の列が出来ていたけど。

観客は半分以上、と言っては言い過ぎかもしれないけど外国人が目に付いた。日本在住の人も多そうだけど、珍しそうにビールの売り子のオネーチャンを撮影する人とか嬉しそうにプラスチックの日本刀を持ってる人なんかもいて、わざわざこれを目当てに来ている人も居るのだろう。オイラ、ケニヤ人を初めて見たけども、日本語がメチャクチャ上手かった。大使館か何かの人なのかな?その割にはノリが良すぎたけど。
まぁ何せ去年のオークランド空港みたいに色んな国のサポータが集まっていてお祭りでした。後前に座ってた4人組のオージーかな、アメリカ人かな、交代で売店行ってやたらポテトやホットドッグやら買ってきてて、でも缶チューハイを大量に持ち込んでて、ビールじゃ無くてチューハイが余程気に入ったのかしら?

7人制ラグビーは15人制と全く同じピッチで1チーム7人で行う。当然、メチャクチャ機動力が必要なのでハーフは7分。ハーフタイムを入れても20分もあれば1試合が終わる。これを計何試合見たかなぁ、15人制と違って運の要素も強く、ダイナミックかつスピード感に溢れていて面白かった。

真面目に見ると

  • ディフェンスの一人当たりのカバーゾーンが圧倒的に広いので飛び出すディフェンスは危険。ドリフトして追い込みながらがセオリーのようだ。
  • 15人制と違って陣地を取るのは余り重要では無い。ディフェンスラインを破りさえすれば端から端まで行ってトライというのもままあるので。
  • キックは余り使われない。上述の理由で陣地を取るよりカウンターが怖い。逆にカウンターの時はキックして敵を背走させるのは有効な場合も。
  • アタックの基本はステップ・スワーブとアングルチェンジ。ラックは多くて4人までしか参加しない。じゃないとアタックの人員が確保できない。
  • 1対1の局面が多いので、如何にタックルのポイントをずらすかが重要。ものすごい加速力を見せる選手が何人も居た。

凄く細かい歩幅で摺り足のように走るのにメチャクチャ早かったスコットランドの11番、バランス感覚がおかしいような謎ステップを踏む南アのデュプレアという選手、圧倒的に早いAUSのウォーカー、アンクルタックルをくらっても2歩目でカバーする足の長いケニヤの選手など驚異的なスピードスターが多かった。
日本は18歳にして代表に選ばれた藤田(東福岡→早稲田大)が注目を浴びていたが不発。挙げ句にケニヤ戦では同点の局面で遅延行為のシンビンを取られ、チームの負けを招いてしまった。7人制で1人退場は大きい。それも7分ハーフの内の2分間である。日本は2日で1勝も出来なかったそうな。まぁレベルが違うね。

カップ優勝はオーストラリア。準決勝でイングランドを寄せ付けずに圧倒して決勝へ。相手はニュージーランドを下して上がってきたサモア。Kiwiの応援も多かったのだけど、サモアにやられて沈黙。一方のサモアサポーターはメインスタンドに陣取って試合中はずっと独特のリズムで踊りながら大きなかけ声をかけていた。何だかいいなぁ、と思いながらサモアを応援していたのだけど、最終的には脚に来てたかなぁ。

終わったのは17時前。天気も良く、異人さんのバカ騒ぎがお祭りのようで楽しかったですよ。もちろん試合もね。
Official HSBC Sevens World Series(ハイライト)

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