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2013年2月 4日 (月)

ブラック・ジャック創作秘話

何か忘れたけどテレビか雑誌かネットか何かで「オススメ」みたいになってたので、購入した本。
でも買ったまま放置してた。本当に近頃本を読まないな。旅行に行くとき以外。本っつーか漫画だけど。

中身は手塚治虫がブラックジャックを執筆していた頃の様子を編集者やアシスタントなどにインタビューして漫画に起こしたもの。なので、手塚治虫に思い入れの無い人には別に何とも面白くないと思う。

うちは手塚治虫全集があるような実家だったので、なるほどなぁ、と興味深く読んだ。手塚治虫は作品の中に自分を登場させたり、自叙伝的な作品があったりするのだけど、それとも符合する話があって。後、オイラと愚弟は見出しぐらいでブラックジャックのストーリーを全部言えるぐらい読み込んだので(子供の頃手塚治虫以外の漫画はドラえもんしか読めなかった)、ああ、あの話の背景はこうだったのか、なんてのもあったり。

で、この中に出てくる秋田書店の名物編集長がまぁメチャクチャな男として出てくるのだけど、色んな人の証言が無茶な方で一致していて、本当にそういう人だったっぽいのだよな。
壁村 耐三 - Google 検索

時代、なのかなぁ。そもそもこの本を積ん読状態から救ったのもネット上でこれ読んだからなんだよな。
昔の少年チャンピオン(秋田書店)の編集は武闘派だったんだよ。

そういえば、年末っても11月上旬ぐらいかな、知人が実家に帰るというので送別会をやったのだけど、諸事情によりそこに漫画家さんが2人いて。まぁ面白い人だったのだけど(当たり前?)、2人口を揃えて「原稿書いてないだけで幸せ!」と言っていたのが印象的だった。片方の人は、近頃週刊を始めたとかで、もう取材と打ち合わせと原稿書きとが4週分ぐらい並行してやらなきゃいけないので発狂しそうと言っていて想像するだに大変そうだ。「ずっと(週刊描かないかって)言われてたんだけど断り続けてたんだよね。なのに受けちゃって。やっぱ止めときゃよかったー」なんて言いながらビール飲んでた。もう片方の人も「俺、本当はここにいちゃいけないんだけどな」なんて良いながらグビグビ。戻って描かなきゃって言ってたのにグビグビ。で、二人で健康ヤバイ話、他の漫画家さんの持病とか死因ばなし。
そんときはすごいなー、と思ったんだけど(今でも凄いことに変わりは無いんだけど)、この手塚治虫の進行の様子を見るとなんか超人だったんだなぁ、と思う。

それにしても手塚治虫という人、才能に溢れていたのだなぁ。そしてガウディのように死ぬまで漫画とアニメを寸暇を惜しんでやりたかった人なのだなぁ。

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