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2013年3月28日 (木)

Tawaraya

旅行から帰ってきて、1週間ほどしてからネット上で故スティーブ=ジョブズの定宿だと知った。ま、知ったところでどうということもないけど。

 

記録を見返したところ、以前泊まったのが2003年の12月らしい。ということは30歳であった。年末に泊まったらまだ庭の楓が赤く色づいていたのを覚えている。

当時は何となく「素晴らしい宿がある」という話だけで泊まりに行ったのだけど、無謀だった。全く以て申し分ないもてなしを受けながら、というか受けきれずに空回りして帰ってきた感じだった。若すぎた。

今回のお大尽旅行は10年越しのリベンジでもある。

入口をくぐって名前を告げると、坂本冬美を若くしたような仲居さんに案内される。前回は新館の2階だったが、今回は旧館を希望していたところ1階であった。

居間と庭の間には三和土があり、三和土と庭の間には良く磨かれた一枚ガラスが。

居間の脇に掘りごたつの小さなスペースもある。布団や料理の用意の際はこちらで待つ。

居間の掛け軸は呉春の書だったか。前に来たときはなんだっけなぁ。

通されて暫くしてお茶と蕨餅を頂く。掛け値無しに美味い蕨餅だった。こちらで作っているそうな。
で、風呂に入って疲れを癒やす。例によって狭めの風呂だけど庭の緑を見ながら入るのは良いものだ。そういえば、熱いお湯をつぎ足すことが出来るようになっていた。前は蛇口なかったような。

お昼をガッツリ頂いたので夕食は遅めにしていただく。こちらの料理長は30前に来て、20年以上いるんだっけな、そんな話だった。

決して派手ではないし、どこどこ産の素晴らしいものです、みたいな押しも強くない。美味しい食事です。お酒は一種類で選べないけど、ここでは言うまい。

食後は腹パンパン。カメラをもってふらりと出る。

どこを切り取っても隙の無い感じは流石。

旧暦に合わせて、ということで雛人形を飾ってあった。

2階には随分前に亡くなった当主のご主人の書斎を再現したという部屋が。10年ほど前に物置だった部屋を改装して作ったと聞いたが、前回訪れたときには無かったと思う。

この写真の逆側に Bear Chair のオリジナルが置いてあって、素晴らしい座り心地だった。

翌朝、食事をとってゆっくり目にチェックアウト。例によって路地まで見送りに出て下さるのを、今回は鷹揚に受け流して姉小路へ曲がるときに振り返って会釈をして終了。
今回は対等に遣り合えたんじゃ無いだろうか、って何の勝負だよ。

ゆったりとした心持ちで先斗町から梅の咲く祇園へ。良い滞在でした。

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コメント

写真集は書斎と、それからオイラの居室にも置いてありました。
正直、素晴らしい写真もありながら、「白黒やったら何でもええんかい」と思うものもあったり。

書斎のセンスは素晴らしいですよ。というか私好みでした。

投稿: しげお | 2013年4月23日 (火) 09:52

アーネスト・サトウさんの書斎ですか。見たいですね。
この人の写真はすばらしいですよ。学生の頃京都で写真展がやっていたのでわざわざ見に行ったくらいです。

投稿: tindharia | 2013年4月22日 (月) 21:05

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