« 方言 | トップページ | 外資系 »

2013年8月29日 (木)

三重郡

昨日は国立競技場で塩っぱいJの試合を見た後、知人宅で酒盛り。何が塩っぱいって、東京の攻めのバラバラさ加減と、観客からのブーイングで思い出したようにファウル取る審判と、鳥栖の見苦しい時間稼ぎと、何もかも皆塩っぱかった。神宮球場の花火が綺麗だったな。

で、知人宅で酔いが回ってきた頃に出して来た特別純米の酒。神の穂という三重の酒米で作ったものだそうだが、特純の割にはすっきりとして美味い。と思ってクイクイ飲んでると口の中が甘くなってくるという不思議な酒。

田光と書いて「たびか」と読むらしいこの酒、ラベルを見ると蔵の所在地が「三重県三重郡」となっている。何か気持ち悪いなと思って、何が気持ち悪いのかと思ったら「三重市」じゃないところだ。というか、三重郡があるんだったら三重郡を三重市にして県庁所在地にするのが筋じゃないのか。

調べるとそもそも伊勢国の国府は今の鈴鹿辺りらしい。これが江戸時代には藤堂高虎の伊勢津藩32万石になり、津城が居城となった。ということで、津が中心。
津ってのは古称が安濃津(あのつ)っていう港の名前だそうで、明治に入って廃藩置県の後、統合で安濃津県が出来て県庁所在地が津になったと。この時、南部の鳥羽の辺りは度会県という別の県だった。

ここまでは良かったんだけど、安濃津県の中でも不満分子の多い南部を避けようということで、県庁を北の四日市に移し四日市のあった三重郡の名前をとって三重県と県名を変更した。これが明治5年。

ところがやっぱり四日市は手狭だということと、南部の度会県と合併することになりそうだってんで、県庁所在地を翌年末に津に戻してしまったのだけど、この時は県名を変えなかった。
かくして、三重県なのに津市が県庁所在地で、別に三重郡が存在するという不思議なことに。

ちなみに津はギネスブックに世界一短い地名&駅名として登録されているそうだが「Z」として登録されているんだそうな。何かセコい。

|

« 方言 | トップページ | 外資系 »

智慧袋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/53073360

この記事へのトラックバック一覧です: 三重郡:

« 方言 | トップページ | 外資系 »