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2013年11月21日 (木)

桂雀松改メ 三代目 桂文之助襲名披露

久しぶりに上方成分を補給しようと。
上方の大名跡「桂文之助」復活 桂雀松さんが襲名へ

8月末か9月ぐらいに見かけて勢いで取ったチケット。正直、桂雀松という噺家については知らないのだけど、枝雀一門の兄弟子として南光、米朝一門ということでざこば、笑福亭から鶴瓶、江戸ということで円楽が名を連ねているので久々に関西弁の落語も聞いてみたいな、と。

落語が流行りと言われるも、やはり上方落語、平日の18:30から(多分会場の関係)でそこそこのお値段となると厳しいのかしら、オイラの席は真ん中の2列目という(3ヶ月前に取ったからだろうけど)まぁ良い場所でした。客は何人ぐらいでしたかねぇ、700席以上というホールの後ろの方は空いていたなぁ。

最初の口上は兄弟子南光からで、オイラの中では「べかこ」なんだけど襲名してからもう20年になるそうな。通るのか通らないのか良く分からない濁声で淀みなく口上を述べるのが何とも見事なもんだなぁと思った。口上も決まり切ったものじゃなくて、アドリブを入れながら話していくものである。

この後のざこばが凄くて、「文之助は実力あるんやからもっと前へ出ればええのに皆に譲って控えめで、一方で東京でタレントの真似やドラマ出たりして俺が俺がと出しゃばるような奴も居りますが」と文之助の襲名やっちゅうのに途中からは鶴瓶の悪口ばかり。
隣の鶴瓶の顔を見てニヤニヤ笑う円楽、堪らず「誰のことやねん!」と口を挟む鶴瓶に応戦して膝で立ち上がるざこば、笑う南光、背筋を伸ばしたまま正面を向いて耐える司会の雀喜(米朝の孫弟子)、真ん中で手を束ねたままヒクヒクと笑いを堪える文之助と、襲名披露の口上ってこんなんでええのかというぐらい面白かった。「らくごのご」が懐かしい。やっぱ声だして笑うっちゅうのは良いもんです。

後は皆が短い噺をかけて、最後が文之助(片棒)という段取り。前見たときに酷かった円楽は「猫の皿」だったんだけど気持ちいいテンポで良かったですね。後は、ざこばの枕で六代目松鶴の話を聴けたのが個人的に珍しかったのと、案外ざこば(上燗屋)がああ見えて細かい芸というか技はちゃんとしてるんだな、と。サゲは不器用というか照れた感じであやふやだったけど。

しかしやっぱり上方の噺家は口上にしろ枕にしろ喋くりが面白いと再認識。江戸にも橘家圓蔵みたいにテレビやラジオで鍛えられた(?)噺家さんもいるけど、どっちかというと客席と1本線があって上手で綺麗な感じですな。あぁ凄い、と感心する感じ。翻って上方は素の部分が面白くて客を巻き込んで笑いを取っていく。
円楽なんかは洒落とか盛り込んだマジメな感じの枕だったんだけど、南光は漫談、鶴瓶はフリートークって感じで笑いをどんどん取っていくのが見事でした。

やっぱ笑うのは良いし、また機会あれば落語行かねば。バーの常連さんに誘われたりとかしてるんだけど、何だかバタバタしてるんだよなぁ。

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