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2014年4月 4日 (金)

27年ぶり2度目

先日、昼の会食の後オフィスに戻って仕事をしていたら腹が痒い。なんだかなぁ、と思って仕事を続けていたのだけどどうにも痒いし、心なしか股関節の周りも痒い気がしてきた。
トイレに行って確認するとポツポツと虫刺されが。なんだ?あの店は壁蝨でも、うわ、ダニってこんな漢字なのか、ダニでも居たのか?と思いながらしゃーねーなー、と仕事をして帰宅。

帰宅してテレビ観ながら飯。何か腕の方まで痒くなってきたなぁ、これ明日起きても痒かったら皮膚科いってから出社するか、面倒だなー、と思ってしばらくしたら右肘の内側にボッコリと盛り上がりが。わ、左の脇の下も真っ赤。と思ってる内にみるみる手先の方に小さな丸い斑点が増えていく。わー、これは死ぬなー、とは思わなかったけど面倒なことになったな、と思った。

とりあえず、近場で夜間救急やってるA病院に電話。なんか弱々しい気だるい感じの看護師さんが「今日は皮膚科の先生いないんでー」と必死に断ってくる。余りに来るなオーラを出すので「わかりました、検討してお伺いするときは再度電話させていただきます」と。で、都の方で近所の救急を案内しますって番号があるので、そっちに電話したら別のB病院を紹介。
東京都医療機関案内サービス“ひまわり”|東京都内の医療機関をさがせます。

ここなー、あんま評判良くないけど皮膚科で殺されることはないか、と電話。でもやっぱり皮膚科は居ないって。後、緊急受付だから診察料に1万円弱上乗せするよ、いい?と確認された。まぁ、こうやってハードル上げておかないと本当に救急じゃ無い人もくるんだろうなぁ、とそこは理解。でも、どっちにせよ内科の受診しか出来ないんだったら家に近いAの方がいいや、ということで、A病院に再度電話してタクシーでGo。ワンメーターで申し訳ないけど。

受付後に薄暗い廊下のソファーで待たされる。端っこにデカい白人と日本人のカップル、後はオイラだけだ。たまに看護師がパタパタと行き来する。持参した本を読みながら時間を潰す。普段小説など読まないけど、読んでない小説をストックしておくとこういうとき助かる。病院で殺人モノってのも乙なもんよ。
暫くしたら、ズングリした所謂ヲタクっぽい兄ちゃんが座って iPad で何かし出して、その後に点滴のスタンドを持った女性が来て夫婦喧嘩を始めた。早くしろだのなんだの、どうやら嫁が救急にかかる羽目になったのが、オタッキー旦那は気にくわないらしい。こんなとこまできて喧嘩かよ、と思ったけどさっさと入院病棟の方に移動していった。

その後、白人が呼ばれて、暫くしてオイラも呼ばれたので入る。若いシュッとしたニーチャンで、胸には「内科」とある。服脱いで見せて、既往症聞かれて(無い)、食べ物のアレルギー聞かれて(トニックウォーター以外無い)、昼飯と晩飯を聞かれて(昼の会食がちょっとしたコースだったので思い出すの面倒だった)、先生いなくなった。絶賛放置プレーで5分ぐらい立ったときに、更にシュッとした別のニーチャンが来て、同じようなこと聞かれて、「とりあえず内科的処置しかできないんで炎症を治める薬出しますけど、明日改めて皮膚科行って下さい」と言われる。うむ、電話で問い合わせたときから覚悟の上よ。「折角だからH1ブロッカー打っておこう」と看護師に声をかける。「折角だから」が気になるけど、とりあえず腕を出して観念。

点滴受けるのは大学入試直前に謎の胃炎(おそらくストレス性)を起こして気分は悪くないのに吐きまくって栄養失調寸前ってのを起こして以来22年ぶりである。この点滴、20分ぐらいだったんだけど、本の続きを読みながら受けてたら、みるみる腕の腫れが引いていくし痒くも何ともない。すげーなー、やっぱ経口と違って静注はすげーや、と感動しつつ、化学調味料ガーとか言う人はこういうの拒否するんかしら?とどうでもいい疑問が過ぎる。

「さっきの患者、吐いてないって行ってたけど、改めて聞いたら昨日吐いてたんだって、ノロかも」「院内感染すると大変よねぇ、どうする?」とか「え、2人部屋ってこんなに高かったっけ?」なんていう看護師トークをカーテン越しに聞きつつ点滴が終わる頃には、すっかり何ともなくなってしまった。元より気分も悪くないし、腹が痛い訳でも無いし、すっかり健康体だ。礼を言って少しばかりの薬を処方してもらい(救急では薬の処方は最小限らしい)、歩いて桜を愛でながら帰宅。

翌日、オフィスに通院してから出社する旨を伝え、ネットで口コミの良かった皮膚科に向かったんだけど、ついたらガランドウで内装業者が作業してた。なにこのベタなどっきりカメラ、と思いつつ電話すると鳴るけど出ない。夜逃げ?と思ったところで仕方が無いのでプランBの皮膚科へ徒歩20分。

先生にすっかり腫れの跡形もない腹と腕を見せる。変なの。昨晩の治療明細を見せて説明すると「蕁麻疹ですね」と。2000ほどある皮膚病の中で蕁麻疹は原因の特定が難しく、血液検査をしても分からないことが多いと。要は臨床的というか人体実験的にどれがツボなのか見つけるしかないようだ。ストレスかもしれんし。

だったら検査はいいです、ということでヤクだけ出してもらって会社へ向かった。全身腫れたので通院してから行きますって言った割にピンピンして到着したので、ちょっと懐疑的な眼で観られるのがつらかった。

とりあえず、中2の時に食堂で買ったクリームパンに当たって以来、27年ぶり2度目の蕁麻疹でした。

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