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2014年9月10日 (水)

雲助一門集結

気が向いたらお一人様落語。

五街道雲助は何年か前から何度かTVで観ていて、綺麗な落語をする人だなぁ、と思っていた。そしたら渋谷で一門会をやるというので行ってみた次第。お弟子は3人、桃月庵白酒、隅田川馬石、蜃気楼龍玉という適当に付けた名前のようで、各々3代目、4代目なのだな。白酒も何度かTVで観たことがある。

最悪だった。というのは両隣がブーデーでして。左はデブというか半分はガタイが良いんでしょうが、席が狭いのか半身になるのよね。半身になってこっちに体を向けるので何だか変な緊張感が漂う。右隣は正真正銘のデブのオッサンで、着席するなり汗を拭く。別に太ってるのはいいんだけど、何か噺家さんが出てきても拍手は1つか2つしかしないし感じ悪いな、と思っていたら帰るときにチラシやら自分が持ってきたペットボトルやらを足元に放置して行きやがった。最悪。

噺は最初が雲助師匠と弟子3人で20分ほどトーク。何か変な緊張感だったけど、ちょいちょい笑えてまぁ面白かった。ベッタリとした仲ではない師弟や兄弟子弟弟子の関係の一門らしい。それはそれで師匠も面倒くさくなくて良い、といったところのようだ。

最初が龍玉で「夏どろ」。繰り返しの多い噺だけど、途中で眠くなってしまって左の半身のオッサンを見たら寝てた。次に白酒で「死神」。有名な噺だけどテンポ良くて面白かったですね。この人、ちょっと遠目にはべかこ(南光)っぽくて、少し口が悪いところも似てて、枕が面白い。枕で思い出したけど、皆さん結構早めに羽織を後ろへ落としてだけど、あんなもんだっけ?そのまま枕続けるのよね。

中入りを挟んで馬石で「臆病源兵衛」。根津(の遊郭)は地獄だ、というのだけ覚えてるな。オチも思い出せない…ちなみに左の半身のオッサンは中入りで出て行って帰ってこなかった。龍玉の間は寝てたし、白酒だけ観に来たのかなぁ。

で、最後が雲助師匠で「妾馬」。これ「八五郎出世」で誰かの聞いたな。忘れた。
雲助師匠、出てきて上がって座ってから上下切り始めるまで背景に張り付いた陰のように肩から上が動かない。すっと伸びた背筋と小柄な体、少し笑ったような顔が、池波正太郎の描く大物の盗賊のお頭のような感じだ。
声量といい、べらんめぇ口調、流れるような台詞、都々逸など声も素晴らしいのだけど、この人役者になっても上手かったんじゃないかな、というような演技力だった。あれだけ動いたように見えて正座した膝の位置は最後まで動かないまま、最後深々と礼をして緞帳が下がりお仕舞い。

腹抱えて笑うことは無かったけど良いものというか芸能を見ました。

そうそう、雲助師匠は今の3人以外に弟子は取らないと公言しているらしく、3人とも真打ちなので、高座を返している若い人はバイト?まさか、どっかから借りてるの?と思ってたら白酒の弟子なんだそうな。

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