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2014年10月10日 (金)

桂吉弥独演会

上方成分補給のお一人様落語。

今回は国立劇場小劇場なのだけど18時開場の18時半開演というなんとも平日にしてはせっかちなスケジュール。少し早めにオフィスを出て向かったら間に合った。急いで行ったのと空調の具合もあって暑い。長袖を脱いでそのまま半袖で通した。

落ち着く間もなく出囃子が鳴って桂鯛蔵で「二人癖」。ざこばの孫弟子に当たるんだな。枕は少しグダっとしかけたけど、噺は何とも良いテンポでよろしかったですね。何というか目つき顔つきがオイラの中の噺家っぽい人でした。
続いて吉弥で「高津の富」。流石に落ち着いた感じで入ったのだけど、この人、しつこいぐらいの繰り返しと声の良さがウリ(?)なのだな。境内のシーンも長くやってて、サゲに持って行く勢いも良くて面白かったですよ。

んで、結構しっかりやった後に喬太郎師匠。のっけから喋りのリズムが速くて米朝一門2人に慣れていた耳が付いていけない感じ。枕からノリノリな感じで「いやー他人(ひと)の会っていいね。責任がないから」などと言いつつ結構喋ってた。吉弥との縁は平成10年のNHK新人演芸大賞でお互いペーペーの時に出会ったのだという。
後で吉弥が話していたところによると、吉弥は師匠につけてもらった古典の「軽業」を稽古通りに必死にやって新人賞だったが、その時の大賞が喬太郎で「午後の保健室」で取ったらしくカルチャーショックで唖然としたとのこと。

漫談のような枕から「ってことは今日は古典じゃねーなぁ」と入ったのが、一人コントのような「ハンバーグができるまで」。人情話になるのかなぁ。でも本当にコントみたいで、まぁ良く笑った。ミスをアドリブで取り返したり、本当に頭の良く回る人だと爆笑しつつ感心。

ここで中入り。この時点で30分押していた。なるほど、開演を早めに設定した理由も分かるような。

少し休憩して戻ると舞台には見台がセットされていて、メインの「地獄八景亡者戯」という米朝一門の大ネタ。
一応最後にオチがあるのだけど、大ネタ独特の色んな話がつなぎ合わされたような感じで、隣のオネーサンは良く笑ってたけどオイラはまぁまぁだったかな。時事ネタとか放り込むんですがね、個人的に時事ネタって短いセンテンスでズバッと落とさないと面白くない気がするのですよね。なので、何とも演芸然とした長いネタ振りで入れられるとオチも見えるしイマイチなぁ、と思うのだけど、結構周りでは受けていたのでアリなんでしょう。閻魔の前での一芸披露では高座降りて変装(?)してという無茶をやってたけど、アレはあれで面白かったかな。まぁでもハメモノも豪華な感じで上方っぽくて良かったのでせう。

9時前終わりの予定が終わってみれば9時半過ぎ。結局3時間やってたのですねぇ。
家に帰ったらこちらも疲れてました。

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