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2014年10月16日 (木)

葡萄の旅

うどんの後は酒ということで、河口湖近くの酒蔵へ。

甲斐の開運という言い訳っぽい銘柄の蔵なのだけど、実は掛川の開運より歴史が古そうだ。

カーナビで行ったら見過ごしたのだけど車1台通るのがやっとという細道を入ると蔵があった。仕込み直前ということもあってか人気の無い蔵だけど、ショップ入り口のインターホンを押すと暫くして女性が現れた。
日本酒2種と梅酒を試飲させていただきながら色々とお話を聞く。酒はスッキリ目の辛口だ。佐久の酒に似てるかなぁ。
2月には蔵開きがあるそうな。石高は700石ほどということで、失礼ながら結構あるんだなぁ、という感じ。富士山に因んだ酒も多く、地元に密着した感じではある。いくつか土産を買って失礼した。
富士山の恵み 清酒 甲斐の開運へようこそ

その後もAさんに連れられるまま山道を登る。三つ峠への登山口へ向かう道は曲がりくねっているのにカーブミラーが無くてちょっと怖い。

随分登ったところから眺める河口湖越しの富士山。逆光でシルエットになり、少し霞がかっているのもよろしい。天気がどうなるかと言われていたけど、この日は良い塩梅の雲が出て、日向は暑いぐらいだった。

坂をずんずん下りていくと水音が聞こえて滝。高さは無いけど中々の水量だと思ったら、先週の台風の影響か水量が多くなっていたようだ。結構良い滝だった。

この滝は「母の白滝」というらしいが、昔は富士詣でする人々が水垢離をしたとかで、横に小さな社が。祭神はコノハナサクヤヒメの姑さんだそうで、この辺りも富士山との絡みですな。

もう一度坂を上る。日向は暑いが日射しは秋の日射しである。

再び車で盆地方面へ向かう。Aさん以外みんな寝た。

リニアの実験線をくぐって暫く行くと葡萄多発地帯。そこかしこに葡萄棚。民家のガレージの上にも葡萄。

しばらく行って車を停めたところが小さなワイナリ。

「ジュン」と書かれた何とも可愛いケースに葡萄が一杯に入っていた。手前は甲州、その向こうにカベルネとプチ何とかというカベルネそっくりさんが入っていた。

建物に入ると先客が2人。が店の人がいない。建物内は試飲用のカウンタと壁際にはシャツなどアパレルが。後で知ったけど、これジュングループのワイナリなのね。
Chateau Jun - シャトージュン -

しばらくして、外で立ち話してたヒゲのオッチャンというには若いかな、が帰って来て「すみません」ということで4種試飲。外の葡萄の事を聞いたら、遠い目をして「あれねぇ。仕入れすぎちゃってどうしよう」と。前年から色々と声をかけて葡萄を分けてもらうようにしていたところ、今年の年初の大雪で生食用を見切って加工用に回す農家が多かったとかで、予想していたより大量の葡萄が持ち込まれているんだそうな。
「あの葡萄使うには奥のタンク空けなきゃいけないんだけど…やることは分かってるんだけど時間がねぇ…」とずっとボヤキ節でちょっと面白かった。作りから業者の対応から一般客の試飲や購買の対応まで一人でやってるっぽくて、手伝いに来てもらえば良いのに、と言ったら「いや、そうすると教えるのにまた時間がかかるし…」と。

人に任せられない気持ちは良く分かりますよ。任せるって我慢ですからね。良くも悪くも拘りの強い方なんだろうなぁ、と思ったけど頑張って欲しい。とてもいい人で、葡萄の種類や剪定などでワインに適した葡萄を作る方法など色々と勉強になった(半分ぐらい忘れたけど)。ここでも土産を購入して車に乗り込む。リュックがパンパンです。

さてどうしましょうか、と言っていたらMさんが「葡萄直売所には寄らないんですか?」と言うので寄る。正直、オイラは持って帰るの面倒だしどーでもいーや、と思っていたのだけど、

太っ腹な試食コーナーがありました。房から植木ばさみみたいなのでパチパチと実のところを落として好きなだけどうぞ、と。で、試しに食ってみたら甘いの。なんか東京のスーパーで買うのとクオリティが違うよ。いやまぁ色々種類があってどれも美味いもんだねぇ、と。買うのは房単位だけじゃなくて、この実だけを100g200円とかで売ってくれる。なので、好きなだけ色んな種類を袋に詰めて量り売りもしてくれる。後で東京に帰ってみたら100g200円は決して安い訳でもないけど、でも味は間違いなく山梨だなぁ(当たり前か)。

気になったのは横にあった葡萄の盆栽。成りは小さいのに果実は普通の葡萄の大きさのがついてる。ちゃんと育てれば2年目以降も実がつくと書いてあった。

さらにそこから坂を上ったところに如何にも観光地といった「ぶどうの丘」。甲府盆地に来る度に道路標識では見かけていたけど来たのは初めてだ。

"Welcome to BUDO NO OKA"ってのはどうなんでしょうね。

ここは地下にカーヴがあって1100円で専用のなんつったっけ、変な器を買うと無制限に試飲が出来る。

試飲出来る種類も100種類近いんじゃ無いだろうか。流石に全部は試さなかったけど、こういうときはジャケ買いですね。やっぱラベルが目を惹くと手が伸びる。あと、逆に「これMSゴシックだろ」みたいなのも気になって飲んでみたり。

概して赤は好みでは無く、ロゼは甘く、やっぱ甲州ワインを飲むなら白でしょうかね。でも、白もシュール・リーが流行ってるのか結構な種類が出てて、上手じゃ無いところは癖が強くなっててイマイチな感じでしたよ。

もう17時か、ご飯どうしましょう、ということで勝沼市街を走るも店が無く。結局塩山方面でお決まりのコース。

開店直後の暴力中華に入る。12品で4980円のファミリーセットを頼もうとMさんが言ったものの、前回惨敗したオイラ達が全力で止める。結局、一人1品ずつ+αぐらいで丁度良く食べられた。もう何度目か分からないが暴力中華で丁度良く食べられたのは初めてだと思う。

今回のピックアップはこれですね。

結構食べて幸せな気分で外に出たら18時半過ぎ。まだ早いが外は暗い。そのまま塩山駅に送って頂き、Aさんが収穫したサツマイモまで貰ってお別れ。新宿についても8時半だった。全く予定を立てなかったのに非常に充実した1日だった。反省すべき点があるとしたら、結局吉田うどんは腹持ちが良いのかどうか良く分からないまま試飲して暴力中華行ってしまったことだな。

Aさんには世話になりすぎて申し訳ないので、こんど中銀スタで武藤のハットトリックぐらいで恩返ししたいと思う。

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コメント

正直、紅葉はあったらラッキーぐらいで、昇仙峡に行ってみたいという方が強いので大丈夫です。問題は天気ですね。
仙台と大宮戦の事は申し訳なく思ってるのですよ…ほんとに。

投稿: しげお | 2014年10月22日 (水) 10:45

「昇仙峡に」という話が出ていましたが、紅葉には少し遅いかも知れませんね。とは言えハイシーズンはバカみたいに混雑しますので、渓谷目当てでしたら時期を外す方がよい気もします。

ということで、また一週間前くらいに。それまでに降格決定していないことを祈るばかりです。

投稿: 青木 | 2014年10月21日 (火) 17:22

いやほんとにありがとうございました。
貧乏性なので銀スタ行く前にどっか行きたいなと思っています。またどこかに。

投稿: しげお | 2014年10月20日 (月) 12:54

伏字にして頂いてるのに本名晒す青木です。先日はお疲れ様でした。
緻密に組まれた完璧なプランにより、分単位のスケジュールも完璧にこなせたと自負しております。本心は「思ってたほどグダグダにならなかったな」という感じですが。

またどこかに。

投稿: 青木 | 2014年10月17日 (金) 20:10

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