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2014年11月12日 (水)

別府

宇佐から次の目的地への中継点として別府へ向かう。特急ソニックは振り子式の885系だったのだけど随分と揺れた気がする。
別府温泉と一口に言うが実際は8つの温泉郷の集合体らしい。行って初めて知った。その内の1つ、鉄輪温泉へバスで向かう。なんか良く分からない遊園地の様なものが山の手に見えたり、妙なタワーが見えたり、景観としては微妙なのだけど、そうこうするうちに鉄輪の停留所に到着。

降りると硫黄臭い。が、少し歩くとそうでもなくなった。鼻が慣れたのかと思ったのだけど、このあたりは色んな泉質の温泉が湧いているらしい。

あー、こういうのテレビで見たことあります。そこらの家屋や排水溝から湯気がモクモクと立ち上る。源泉が80度とかいうのでこうなるのかしらねぇ。
折角の別府なのでビジネスホテルは勿体ないというか、そもそもそんなものあるのか分からないけど、湯治場のような宿にチェックインして荷物を置く。家族経営で全6部屋といったところだが温泉は良かった。部屋は昔親父と良く行った栂池の民宿と、学生の時に友人Hが住んでいた代田橋の四畳半を思い出させる感じ。

夜の街をフラフラ歩いていると衝撃的なものが。

でもタクシー横付けで館内に入っていくオバチャンとか居るので今でも経営成り立ってるのかねぇ。調べると昭和28年からの老舗らしい。

翌日は移動が昼なので、ベタだが時間つぶしに地獄めぐりをすることに。所謂「地獄めぐり」というのは地獄組合を組んでいる8つの地獄の事を言うらしいのだけど、少し上の方にある「坊主地獄」という組合外の地獄が良いというので行ってみることに。

再び鉄輪のバス停に戻り、バスに乗る。目指すのは本坊主というバス停、ということで結構混んでるバスに乗っていたら、突然「ガシャガシャガシャ」と激しい音が。バスが止まる。「轢いた?」「自転車巻き込んだ?」など観光客が口々に憶測を述べるが、急ブレーキも急ハンドルも無かったので衝突事故とは思えないんだよなぁ。でも、確かに自転車を巻き込んだような音がした。
しばらくして、バスの運ちゃんが「皆様お怪我はございませんか?」と確認して降りていった。隙間から後方を見ると乗用車が止まっている。

結局、何をとち狂ったのか乗用車が脇道からバスの土手っ腹に突っ込んで鼻先全部もげたらしい。一旦停止とか左右確認以前に、正面を横切ってるバスに突っ込むってのは中々すごいな。バスの方はというと、後方ドアの横の小さな扉が凹んで、後輪の泥よけのようなところが少し引きちぎれた以外はかすり傷だった。バス強い。

この後パトカーが来て乗客は全員降ろされて、そのまま海地獄とかに行く人が大半だったのだけど、オイラは本坊主に行きたいので待っていたら10分ほどで代車到着。何とも珍しい経験をしました。

で、本坊主バス停から坊主地獄へ。ボコボコと熱泥がわき出しているのが間近で見られてちょっと怖い。なんでもオイラが生まれた2週間後ぐらいには10mだか20mだか泥が噴きだしたらしく生きてる感じがヒシヒシと伝わる。後、デッカイ穴があって、元はここには寺があったのだけど、室町時代に地震があって、直後に寺の床下が大爆発して泥が噴きだし、坊主が地面の割れ目に吸い込まれていったとかいう話。まさに地獄行き。ま、そんなに広いところでは無かったけど面白いですね。

んで、こっからは地獄組合の地獄めぐりに。元は徒歩予定だったけど、さっきの事故で遅れたのでバスで戻る。海地獄前で降りて海地獄駐車場を通って海地獄に入ったつもりが山地獄だったというジョジョ並の謎に巻き込まれつつ観光。「山と海、(鬼石)坊主地獄は繋がってますから」と入り口でオバチャンに言われたのだけど、海と鬼石坊主は繋がってなかったのでちょっとハマった。騙しやがって。

鉄輪にある6つの地獄は、なんだろーなー、ショボイ動物園があったりワニ飼ってたり、何故か土産屋がくまモン押しだったり、なんというか昭和の娯楽って感じだったんだけど、温泉の熱を利用してるという海地獄の睡蓮は綺麗だったな。香りもいいのよね。

見た目もやっぱり海地獄。

で、ダラダラと見終わったら再び鉄輪バス停に戻ってバスに乗る。残り2つはバスで10分弱。

最初に龍巻地獄に行く。何故ならこっちは30〜40分に1回の間欠泉だというので。
入り口のもぎりのネーチャンに「次いつ頃ですか?」と聞くと「そろそろですよー」というので入ると、なんか円形劇場みたいに穴を囲んで座席があって、すでに先客が50人ぐらいは座っていたか。場所を探して待つ事暫し。間欠泉が吹き上げてきたんですがね、上に蓋をしているんですよ。蓋がないと30mぐらいは吹き上がるらしく、危ないから蓋してるとか。

もっとイエローストーンみたいなの見たかったなぁ、とガッカリしてお隣の血の池地獄へ。

想像通りですね。裏切らない。が、これだけです。

外に出てバス停へ。殆どの人は鉄輪へ戻るようだけど、オイラは別府駅方面のバスを待つ。

結局、まぁまぁ楽しめますかね。逆に別府行って他にやることもないでしょうから。
所要時間は本坊主行かなければ鉄輪で1時間、その他2つで20分、バス移動や待ちを入れて全部で2時間ぐらいなんでしょうか。

結構、別府の地獄組合が優しいのが面白かったです。

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