« TOBE | トップページ | Google Calendar API v3 »

2014年11月18日 (火)

松山

道後というと、今は市電の終着駅、道後温泉やその1つ前の道後公園辺りを指すのだけど、もとは伊予国を2つに割って東側を道前、西側を道後と称したらしい。越後、備後、筑後に近い感覚の地名。そのうち、戦国時代には河野氏の居城があり、温泉の出る道後温泉辺りのことを「道後」と称するようになったようだ。

オイラの泊まった宿は敷地が狭くて大浴場が無いということで、宿が道後温泉本館の神の湯という一番安いチケットをくれた。410円相当なので通常の銭湯と同じだ。他には煎餅やお茶が付いたり皇室専用の湯殿見学が出来るチケットがあるそうだが、そちらはパス。

平日夕方に行ったら地元のオッサンというか爺ちゃん寄りな人がほとんどで、ちらほらと若めの観光客がいた。おそらく観光客は休憩付きのハイグレードなチケットを買うんじゃないかな。

更衣室のロッカーは大きめで鍵が出来るのでそこそこ安心。所謂秘湯系だとカゴだけだったりするので、スマホや貴重品は宿に置いていったんだけど、あれなら大丈夫かな。ドライヤーは有料だった。
男湯は西と東に分かれているが、少し湯の出口や彫刻が違う以外はほぼ同じだった。天蓋から入る光などなんとも良い感じである。湯は然程熱く無いが、深い。いちばん底にお尻を付けるとおぼれそうなので中腰で入るか、縁の一段高くなったところに腰掛けるしかないようだ。そうそう、一番安いチケットでも3階の「坊ちゃんの間」というところには行けるので、2階と3階がどうなってるかの雰囲気は掴めるし、3階から外を見渡すことは出来る。案外なんでもないけど。

ここまで古ぼけると逆に価値になるんだなぁ、単に古くさいのとの境界はどこなんだろう、など思いつつ後にした。

最終日、道後温泉の横にスロープがあり、駐車場になっているようだったのだけど、調べると湯神社というのがあるそうなので登ってみたら綺麗に道後温泉を見下ろすことが出来た。夜見下ろせば綺麗だったかも知れない。

湯神社。こざっぱりとして綺麗な神社だった。式内社だそうで。オオムナチとスクナビコナが旅行中にスクナビコナが旅の疲れで倒れたので、オオムナチが別府の湯をここまで引いて治してやったとかいう伝承から、この2柱を祀っているそうな。

道後温泉と逆の階段を降り、少し歩いたところに伊佐爾波神社。「いさにわ」と読むそうな。八幡さんだが、戦国時代から江戸時代を通じて松山の人の崇敬を集めたのだとか。思ったより凄い階段だった。

宇佐では工事中で見られなかった八幡造の本殿。宇佐と石清水とここの3例しか残ってないそうで、はからずも制覇。

んで、元来た道を降りて脇の坂道を登って国宝の山門があるという石手寺を目指したのだけど…

どうも当代の住職が残念な感じ、かつ少し左に傾いているようで非常にモヤモヤしてました。鐘の下に「パワースポットです」とか張り紙してあったり、近くには、やってみたものの上手く運営できなかったらしいショボイテーマパークっぽいのが放置されてたり。思いつくけどやり切らなくて片付けも苦手って感じかしら。どっちかというと、ナイトスクープで小枝師匠に来て欲しい感じのところですね。

んで、こっからテクテクと道後公園を突っ切って松山城を目指します。

道後公園は河野氏の湯築城という城跡に作られた公園で、土塁の跡などが残ってて復元武家屋敷とかあったんだけど、特に見るモノはなかったかなぁ。河野通直と長宗我部元親とか小早川隆景が闘ったらしいですけどねぇ。

そのまま歩いてロープウェイ乗り場へ。松山城は平山城なのでロープウェイかリフトで登るのです。片道チケットもあったから歩いても登れるはず。どちらかというと上品そうな部類の中国人観光客軍団と一緒にロープウェイで登った。しかしこんなとこまで来るんですなぁ。

ロープウェイを降りると広場の向こうに城が見えます。元は五重だったのを三重に造り直したとかで、ずっしりと安定感のある感じ。最初は加藤嘉明が建てたのだけど出来上がる前に会津行き、代わって入ってきた蒲生氏は一代で断絶ということで松平家に。松平さんの代に建て替えられた3代目が今の天守閣だとか。

この日も良い天気で暑かったです。

中は現存天守独特の急勾配の階段。

この天守から眺める山城感、いいですね。

天守閣を抜ける風で涼んだら降ります。帰りのロープウェイで画期的な扇風機を発見。

で、降りたところから大街道という商店街を歩きます。なんか今治タオルの店とか色々あったのだけど、目的地は大通りを渡った向こう側。

蔵元屋という店で、愛媛の30弱の蔵の酒を揃える立ち飲みです。1杯100円からと書いてあるけど、100円で飲めるのは本醸1種だったので、実際は200円〜という感じで、大体300円がコアな価格帯でしょうかね。300円でもグラスに4〜5cmは入れてくれるのでCP高いし、飲み比べセットとかだと700円ぐらいで3種飲めたりもする。ツマミはもろきゅう程度のものなら200円〜300円程度でいただける。

平日昼過ぎなので客はオイラだけでしたが、後から観光の夫婦連れが2組ぐらい入ってきましたか。

大通りに面しているので窓の外を市電が走るのを見ながら昼間から飲むという、とても良いところでした。一定の蔵数を制覇すると段位が貰えるらしく、壁には大塚の某地酒屋の店主の名前もありましたよ。
愛媛県の地酒アンテナショップ 蔵元屋

良い加減に酔って宿に戻り、預けていた荷物を引き取って松山空港から帰りました。

|

« TOBE | トップページ | Google Calendar API v3 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/58013154

この記事へのトラックバック一覧です: 松山:

« TOBE | トップページ | Google Calendar API v3 »